人に歴史あり

ミーハーが友達から電話があって急遽出掛けた♪ので

普段はミーハーに付き合って見てる民放テレビを止め

ＮＨＫを見る

「アーカイブス」

古いランドセルをミニに作り変えてる人の話

麿がガキの頃は田舎でランドセルを背負っている奴は殆ど居ず、みんな肩から腰へ掛ける布製のカバンを付けて居た

麿にはそれの記憶がなく、ミーハーに

「俺はランドセルだったのかな～？」って訊くと

「そうよ♪同級生では１人か２人だったんじゃない？」

お坊っちゃまだったんだな～♪（んな事より勉強しなかった事を反省せい！


小学までは父親にべったりだった１５の娘が父親と碌に口も聞かなくなったのを心配した母親が何かのきっかけになればと頼んでいる
娘が年頃になると「うざい」「汚い」「臭い」とかで父親嫌いになる話は珍らしくもないが、男の悲哀ではある
でもこのミニランドセルのお陰で昔話に花が咲き、いつまでもつかは判らんが、娘も笑顔で父親と話をして仄々とさせられる


小学だか中学の息子と山登りしてる時、脳内出血を起こし、治療の甲斐なく亡くなった子供のランドセルを１２年振りにミニしてもらった両親
返送されたランドセルを開けると両親も知らなかったという通信簿とか入院中に書いたと思われる両親への感謝の手紙が入っている
見るのも辛くてずっとそのまま手を付けずしまっていたんだろう
過去に散々泣いただろうせいか、感慨には耽っているが淡々と手紙を読んでいる両親を見て
麿の方が大泣き（ハハハ

その他にも色々な家族模様を見て、ほほ笑んだり涙ぐんだり．．．

バカな人間を見ては侘しくなったり、こんな番組を見ては人間好きになったり、
そんな事を繰り返して麿も少しは優しくなって来てんのかな～


明日には忘れてるんだろうが．．．