改札前の一番いい場所、ロータリー脇で、小柄なおばちゃんが応援演説で熱弁を振るっている。しかし、立ち止まる人は4-5人で寂しい限り。
このおばちゃん、背筋がピント伸び、体の切れがただ者でないように思えた。それに興味を持ち、足を止めた。
おばちゃんは自民党議員の応援演説をしている。話の内容を聞いていると、環境問題に造詣が深く、逗子海岸の砂量の低下まで指摘ている。人が興味を持ちそうなキーワードを演説の中にちりばめ、さりげなく候補者の名前を挟み込む。あれ？、こんな田舎町でこれだけの演説上手そうはいないぞ。
それにしても、このおばちゃん、どこかで見たことあるな。携帯を構えると、さりげなくカメラ目線。サービス精神旺盛。選挙にうんざりぎみの逗子市民は誰も足を止めないけど・・、この人、川口順子元環境大臣じゃない？
選挙ビラを配る若者をつかまえて聞くと、衆議院議員の川口元大臣とのこと、やっぱりそうか。ただ者でない人は、ひと目で分かるものだな。
