
柔道の練習は講話と稽古から構成されています。柔道の創始者、嘉納治五郎先生は講話を重視していたことが知られていますが、現代の柔道ではそれがやや軽くみられ省略されることも多いです。ですが、僕は講話から始め、その後弟子との会話をし、礼の後稽古に入ります。

柔道には多くの魅力が内包されているのですが、それを講話で語ることが多いです。今回は「柔よく剛を制す」の本質を語りました。驕った剛は、柔に負ける。そして儚い。柔の「力必達(ツトムレバカナラズタッス)」の理屈について話しました。
娘ちゃんもとーちゃんをだいぶ投げれるようになって来ました。柔道における「力(努ムル)」の本質は打ち込みの数にあると思っています。その大切さについて子供に伝えました。
アテネオリンピック決勝 あと1試合で終わりだ ウオーミングアップエリアから畳に上がるまでの歩き方であったり礼の仕方などそういう全ての部分 柔道の強さ 柔道の美しさを体現したいと思って 決勝に挑みました 野村忠宏