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主夫の徒然なるままに

軽の中古車購入顛末記

 バイク乗りとしては12月までは、バイクに乗れるが、さすがに、1月2月は厳しい。年齢のことも考えて、やはり、足となる軽自動車を探すことにしてみた。
 ねらいは、黄色のホンダN-ONE。昔乗っていた黄色のアルテッツアが、大満足の車だったので、今回も黄色に固執してみた。(だめなら「赤」、それもだめなら他の中古車もさがしてみよう!)
 
 中古車の売れ行きが絶好調とのこと。コロナによる半導体不足のため、新車の購入に時間がかかり、1年待ち、半年待ちなどが普通となってしまっているそうだ。そこで、即座に購入できる中古車が大人気となっている。自家用車の購入の4割を占めているのが現在の軽自動車である。その相乗効果により、中古の軽自動車は、かなりの人気となっている。ただし、新車の軽自動車が100万円くらいで買える時代はとうに終わっており、150万くらいが平均で、軽が200万といわれてもあまり驚かない時代になっている。

 さて購入資金を60万円で設定してみた。今まで購入した中古車の平均がこれくらいで4~5年ほど乗って買い替えるサイクルを繰り返してきたからだ。本体価格が50~60万で探すと8年落ち前後、走行距離7~8万キロが平均的だろうか。10万キロを超すとグッとお安くなるが、買ってからの心配もグッと増えそうでもある。グレードが一番上だったり、ターボが付くと8年落ちでも90万以上する。N-oneの人気はかなり高いが、中古の難点は安全運転のサポートが遅れている点にある。

 ある日、ネットで黄色のN-oneを探してみた。1時間ほど離れた場所(飯塚)のホンダディラーの中古車がヒット。車体価格 55万 乗り出し価格 64万 8年落ち。こちらの条件にぴったりで足を運んでみた。ディラー系らしく、丁寧に状態の弱点を説明してくれた。ボンネット交換や小傷多数ということであった。乗り出し価格の最小はと尋ねると64万ということ。修復歴無しであったが、事故車であるらしいことはたしかなので諦めた。これが、1台目。
 2台目もネットで見つけた。これも家から小一時間の距離(門司)だが、妻の実家の近くということで2日後に訪問の予定と電話をしようと思った。車体価格68万ターボ、乗り出し価格76万。全国チェーン中古車販売店(ネクステージ)で、初めての訪問。訪問しようと思ってホームページで再度確認すると、既に売却済みとなっていた。
 とにかくちょっとそのお店に寄ってみようと思った。黄色のホンダN-ONEを探していると伝えるとその日のうちに電話があり、静岡県に条件ぴったりの車があると伝えてきた。40万円。ただし、輸送費7万円。そこに費用はかけられない。3台目は、これでで却下。
 すぐ近くの全国チェーン中古車販売店(ビッグモーター)にも70万程度で条件にあう車があった。ただし、以前友人が見積もりをとったところ、私も聞いたことのない手数料が書いてあり、手数料の多さに不信感を抱いていたので、却下。しかし、数日後には、売却済みとなっていた。よく売れている。4台目も消える。ちなみにネクステージの口コミも同じく手数料の高さに不平不満ばかりが蔓延していた。手数料で80万も取られて新車よりも高くなったとう投稿もあった。
 5台目。軽中心の安売り販売店(39.8スマイル)に45万の黄色を見つけた。早速見に行ってみた。乗り出し価格が54万とネットにあったが、いくら必要か尋ねてみると65万と即答が返ってきた。後ろのバンパーなどに大きなへこみあり、そこは部品交換するとのこと。でも、なぜプラス20万なのか、ネットの乗り出し価格からプラス10万との差はと尋ねると、現状販売ならプラス10万だと言われた。詐欺とはいわないが、恐ろしくて、このような店からは車は買えないと思った。
 6台目。黄色は諦めて、赤で探してみた。すぐ近くのカローラ系ディラーの中古車販売店にあった。条件もよかったが、車のグレードが一番下で、装備も貧弱ということでパス。
 もう、購入をあきらめようと思った時、いつも世話になっているマツダのディラー店の中古車部に黄色い軽があるのを垣間見た。帰って、ネットで調べてみた。フレア クロスオーバー、要するにハスラーのOEM版である。109万、2年半落ち。乗り出し価格115万。予算をかるくオーバーするが、ちょっと見に行ってみようと家族総出で出かけてみた。新しい車なので、安全装置もばっちりで、サポカー補助金(中古でも4万円の政府補助)もでるらしく、話だけ聞いてみようと妻の担当のセールスと話をしてみた。2日前に補助金が終了していた聞かされて、じゃ帰ろうと思ったら、その分は店が補助するとのこと。あれこれ話して乗り出し価格108万9千円となった。さらに認定U-carなので、バッテリー、タイヤも新品に交換とのこと。このあたり、中古車専門店との大きな違いを感じさせるところであった。7台目で購入決定。

 中古の軽自動車は、売れに売れているようで価格設定も高めで、8年落ちの車で、乗り出し価格が新車価格の7割程度必要というのは、どう考えても納得できない状態としか思えない。さらに、中古車専門販売店は、上乗せ手数料がブラックで、素人と見たらいくら取られるかわからない。例えば、車庫証明は、自分でやれば、軽の場合550円だが、販売店に頼むと8千円から2万円くらいかかる。ちなみに昔、ホンダディラーのセールスマンに車庫証明はお客自信で取りに行くことはできないと断言された。もちろん、その店には2度と足をはこんでいないが。

 中古車の購入は、コロナの影響もあり、今までと違った様相を呈しているようだ。車自体、中古車なので、「運」もあるが、人を乗せて走るので安全と信頼が一番だと思う。
 
 軽の中古車購入顛末、時間がかかったが、やっと苦労の末、黄色の車が手に入った、バンザイ!


<主夫の作る夕食>
酢牡蛎つくってみました。美味しかった。





<想い出の1枚>
この車でロスからNYまでアメリカ大陸横断しました。

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