趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

丹沢北尾根縦走報告 Part 1 (落ち葉) CMT APVL、NO JGG

2015-11-16 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。1月に17人の犠牲者を出したばかりのパリで、またもや犠牲者127名を超える同時多発テロが発生してしまいました。犠牲となった方々には深い哀悼の意を表したいと思います。アメリカ、EU諸国などがIS対策に苦慮する中、イラン、ロシアなどがシリアを援助するなど一枚岩でない隙間を狙ったようなISの軍事行動ですが同じイスラム教同士が戦い、一方に加担したフランス、ロシアなどがテロの脅威に晒されている様です。日本の軍事力は飽くまでも「自国の防衛に関してのみ」としたいものです。そうで無い場合は全世界が一致団結して目的を達成すべく行動を起こすべきです。今の国連には到底無理な話ではあります。

 12日、13日の両日を使用し丹沢山、蛭ヶ岳に登ってきました。丹沢山塊は丹沢山を中心に東西に縦走する事を「主稜縦走」(ヤビツ、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸)と言い、南北に縦走する場合を「主脈縦走」(大倉尾根、塔の岳、丹沢山、蛭ヶ岳、姫次、焼山)と言います。今回は北から登り北に下る変則的なルートになります。ここでは「丹沢北尾根縦走」と言う事にします。W
 第一日目は08:36出発、15::36登頂、標高差1217m、所要時間:7時間、行程11.0kmでした。コースは急登は無いものの距離が長く疲れました。紅葉の盛りは過ぎていましたが、落ち葉を踏みしめての山歩きは最高でした。


蛭ヶ岳マップ

スタートは宮ケ瀬三叉路、ピンクのルートを登り、丹沢山で1泊、二日目に蛭ヶ岳に登って同志道にある青根地区に下ります。一般道を歩いて「いやしの湯」で疲れを取る行程です。

宮ケ瀬湖バス停

08:36 (標高350m)宮ケ瀬三叉路バス停で下車し、準備体操の後出発、突き当りの信号を左折し、ヤビツ峠方面に向かいます。

登山道入り口

08:42 県道70号線に架かる橋の手前に登山道入り口が有ります。標識が電柱の陰になって見にくい。

登山開始

08:55 登山道に踏み込みます。ホウの木の落ち葉を踏むとカサカサと音がします。神社らしい階段が有りました。丹沢名物鹿除け柵の残骸、敗れて全く役に立っていません。

御殿森の頭

09:52 (標高653m)左に10mほど登った場所が「御殿森の頭」、ですがスルーします。

尾根道へ

10:29 高畑山(766m)への分岐です。スルーして先を急ぎます。


右にシフト

10:46 ()東側の尾根道が多かったが時には西側に変わります。急な傾斜地などは避けて登山道を整備しているようですが、こんな狭い岩場のトラバースも有りました。

金冷やし

11:04 尾根筋に多少の岩が有りハシゴ、クサリ場が有る場所ですが、金冷やしと呼んでいる様です。

昼食

12:17 登山者に合う事もないので登山道の真ん中で食事を始めました。登山中の食事場所としては落ち葉の上は濡れ、土の上は汚れるので岩の上が最適なのですが、低山だと適当な場所が少ないです。

キノコ

13:08 大きい猿の腰掛を見かけました。人間でも十分な大きさでした。霧が発生し、肌寒くなってきました。

丹沢規則

13:11 丹沢は国が指定し神奈川県が管理する国定公園です。全山域でテント泊などが禁止されています。

本間の頭

13:23 丹沢三峰山の北峰、本間の頭(1345m)に到着、本日初めての登山者(下山中)に遭遇しました。おじさんとおばさん二人の三人パーティでした。

本間の頭

13:24 本間の頭(1345m)、道標です。前出のテーブルが有ります。

無名の頭

13:44 誰が描いたのか、手書きで「無名の頭」と書いてあります。W 確かにここはピークです。本間の頭より高く1350mです。

円山木の頭

14:04 丹沢三峰の真ん中に位置する中峰(丸山木ノ頭)1360mです。

太礼の頭

14:35 丹沢山に一番近いピークである西峰(太礼の頭)1352mです。

直下のベンチ

14:55 山頂と太礼の頭との間に位置するなだらかなピーク(瀬戸沢の頭1375m)、最後の坂に挑戦する前の”ちょっと一息”と言った場所に設置されたベンチです。

直下の木道

15:30 直下の緩やかな登りには木道が設置されています。

堂平分岐

15:32 山頂直下にある「堂平分岐」(1540m)です。左に折れて1時間ほど下ったところにありますが、国交省が管轄するテレメーター雨量観測所が有ります。
丹沢山山頂

15:39 日本百名山、丹沢山山頂(1567.1m)到着です。蛭ヶ岳の方が高いのですが丹沢山塊を代表してここに百名山の標識を設置したようです。生憎の視界不良、眺望は望めません。

みやま山荘

15:41 みやま山荘玄関です。付近に洗面所が有りますが水が冷たくて歯磨きがきつい。

二人部屋

16:16 3日前に予約したせいか、二人部屋でラッキーでした。先着順で2部屋が個室モドキになっています。

夕食

17:50 みやま山荘の夕食です。この山小屋は車が入れる林道からボッカさんの脚で2時間の距離にあるので、他の小屋に比べると恵まれています。左下は生卵ではなく、桃です。右上はわかめの酢の物、メインは牛肉の煮込みです。

クラシックランタン

20:56 20:30に消灯となり、クラシックランタンに変わりました。山小屋の雰囲気満点です。W

夜景

00:30 夜中に窓の外に見えた海老名方面の夜景ですが、夜景モードでもデジカメではこれが限界です。

落ち葉
 
 花の写真が無いので丹沢で見つけた落ち葉を載せておきます。 今回も写真の質が良くありません。原因は歩きながら撮影するからです。一眼レフを使用したいのですが重くて体力が持ちません。トホホホ


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
百名山満喫 (inaka)
2015-11-16 02:41:12
二人部屋 ラッキーでしたね
仲間 いつもより一人少ないようですが
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山小屋 (sapphire)
2015-11-16 08:32:09
一泊だと、登山も体力的に楽でしょうね。

お天気があいにくで、お写真が見れなくて残念です。

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1名ダウン (issei)
2015-11-16 18:22:32
To:inakaさん
1名は残念ながら腰痛のためリタイヤに近いダウンとなってしまいました。暫くは二人登山です。W今回は一泊二日で22kmほど歩いたので二人とも脚が痛いです。このところ走っていないのも原因になっています。取り敢えずジョギング頑張ります。
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普段見ている (issei)
2015-11-16 18:28:36
To:sapphireさん
距離が有るだけに日帰りはきついコースでした。丹沢ではテント泊が出来ないので山小屋泊まりになりますが料金は二食付きで8000円です。風呂が無いのが残念です。富士山は家からでも見えるのですが、やはり高い所から見る富士は一味違います。
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落ち葉の絨毯がふかふか・・・ (玉茶丸)
2015-11-16 21:10:56
本格的な登山という感じですがまだまだ初心者向けなのでしょうか・・・
落ち葉の上を歩くのは本当に気持ちが良いですよね!
最高の喜び・・・うらやましい・・・
雪の上も新雪ならふかふかですが体力を消耗します。
山小屋の二人部屋すごいですねぇぇぇ
こんな狭くても一応他からは隔離されているのですね!
でも楽しそう~~私も泊まってみたいです~~
夕食もごちそうだし、ランタンも素敵
満点の星空も両手でつかめそうでしたか?

同時テロは許せませんね!野蛮で卑劣すぎます・・・
フランスで十分な準備ができるというのがこわいです。
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Unknown (れおピー母)
2015-11-16 21:59:20
アップダウンのある山道で
一眼レフ撮影…それは無理というものですよね^^;
木から出ているきのこは
猿の腰掛?でしょうか(・∀・)!
手の平サイズはありそうですね
ぼぅと灯るランタンは
レトロな感じがして素敵です(*^_^*)
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Unknown (タヌ子)
2015-11-16 23:57:54
こうしてみると、東京から日帰りで行ける山も沢山あるし、やはり日本は山国なのだなぁとつくづく感じます。
ノルマンディに住む私が山登りをしようと思ったら、一泊ぐらいでは無理。
山荘の部屋、全く無駄のないスペースですね!
沢山歩いた後の食事は美味しいですよね。
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Unknown (カノッチ)
2015-11-17 13:52:51
日本だけがテロと無縁であれば良いとは思いませんが、中東での武力行使は流血の災禍を広げるばかり。日本にはそこに加担する国になってほしくありません。平和的で即効性のある解決方法はないものでしょうか?
山の上は下界とちがい平和そのものですね。紅葉には落葉してからの踏みしめる楽しみがあるとは目からうろこでした。
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中級者 (issei)
2015-11-17 17:54:09
To:玉茶丸さん
丹沢山塊は岩場も多く神奈川県(と言うより南関東)では登山のメッカと言っても良いと思います。最高峰は蛭ヶ岳ですが1673mと大山(だいせん)より低いですが変化に富んで楽しい山です。あの部屋は偶然でした。女性も3人いましたが一人旅なので大部屋でした。満天の星空は21:00ごろ一瞬だけ見えましたが直ぐに夜霧が出てしまいました。同時テロ、宗教、政治と欲望が絡み合って複雑です。
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みやま山荘 (issei)
2015-11-17 18:07:57
To:れおピー母さん
一眼レフを携えて登る女性もおられますが、ザックが軽そうでした。「猿の腰掛」は掌どころか大人のお尻も載せてくれそうな大きさでした。ランタンはガスではなく完全な灯油なのでぼーっとした雰囲気が良かったです。みやま山荘のオーナーは登山家としては名のある方の様です。http://miyamasansou.com/
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