清野明子さん情報 1 当ブログに来て頂いた証に「清野明子」と言う民謡歌手を知って 2 ブックマークにも有りますが、清野明子さんのブログはここです。 3 清野明子さんの唄を聴いてみたい方は是非NHKへのリクエストをお願い致します。下記のリクエストフォーマットからお願い致します。 |
本日の投稿
お早うございます。
経済は何となく安心が得られない中国からインド、タイ、ベトナムなど政治的に安心な国へのシフトが静かに進行しているようです。正常な流れだと思います。
さて今日は本来の目的に戻り、民謡の紹介をしたいと思います。坂本龍馬なども使用したと思われる京都伏見、大阪八軒家間で船頭衆によって唄われた舟歌で「淀川三十石船舟歌」です。
三十石船は長さ15m、幅2mと言いますから重さは1.5トン定員は30名未満ほどであったと推測されます。下りは流れに任せて進みますが、登りは船頭たちが綱で引きながら登ったらしいです。ですから暢気に唄などは唄えず。唄は下り専用であったとも言われます。登りは陸上を歩いて引くわけですが、「ボルガの舟唄」を連想します。「エイコーラ、エイコーラ もひとつ エイコーラ」と唄いながらロープで繋がれた船を引く悲しそうな唄です。
船頭達は瀬戸内海の船乗りが多く「音戸の舟歌」などの影響もあるようです。
ヤレサー 伏見下ればナー
淀とはいやじゃエ
ヤレ いやな小橋を 艫(とも)下げにエ
ヤレサー ヨイヨイーヨー
ヤレサーここはどこじゃトナー
船頭衆に 問えばエー
ヤレここは枚方(ひらかた)鍵屋浦エ
ヤレサー ヨイヨイーヨー
ヤレサー 淀の川瀬のナー
あの水車エ
ヤレ誰を待つやら くるくるとエ
ヤレサー ヨイヨイーヨー
※「いやな小橋を艫下げに」は橋げたが低く危険なので艫、即ち船尾を川下にして後ろ向きに下る方法です。船首の高い所をぶつけないようにとの配慮です。
「枚方」は伏見、大阪間の中間点にある盛り場で「鍵屋」は大きな船宿でした。「川瀬」とは川の浅い場所を言います。枚方に着くと小さな船で蕎麦などを売りに来たそうです。「食らわんか船」と言ったそうで、中には無理やり食わせる、ひどい売り方もあったようです。
※読者からの報告によれば、現在でも「くらわんか茶碗」と言うブランドがあり、当時の名残を感じることが出来るそうです。
ちりめんのように皺のあり、ベゴニア属の中では際立って大きなシュウカイドウ科の「球根ベゴニア」です。アンデス原産のベゴニアを園芸品種に改良した植物です。八重で大きな花が特徴です。色も咲き方(アネモネ、牡丹咲きなど)も豊富です。