趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

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民謡の話 Vol.66 「長崎ぶらぶら節」

2008-12-16 00:39:18 | 民謡の話

 民謡ファンの皆様こんにちは。・・・・・・・違うって?そんなことありません。このブログを見に来てくれたと言うことが、既に民謡ファンになっている証拠なんです。あとは「CDを一枚買ってみようかな?」なんて考えて頂ければ立派な民謡ファンです。そして「清野明子ってどんな娘なんだろう?」なんて思っていただいたなら、当ブログ管理者としてはこの上もなく幸せに思います。

 直江兼継の生誕の地、新潟からはるばる九州は異国情緒豊かな長崎県にやってきました。長崎では「長崎のんのこ節」と「長崎ぶらぶら節」が全国的に有名ですが、今日は「長崎ぶらぶら節」を紹介したいと思います。

 江戸時代の長崎は幕府直轄領で代官所が置かれ、外国との通商が許された数少ない港町でした。その長崎にはオランダ人から学んだ学者が全国から集まった向学心旺盛な若者に蘭学を教授していたのです。夜になり、その人達が集まる場所、それが遊郭(妓楼)の花月、仲の茶屋、梅園などであった訳です。今でも思案橋、丸山、銅座などは形を変えて賑やかさをを残しています。筆者は若い時分に長崎で暮らした事があって懐かしさがこみ上げて参りました。

   

長崎名物 紙鳶揚げ盆祭り      ※紙鳶(ハタ)揚げ=凧揚げ
秋はお諏訪の シャギリで       ※シャギリ=笛と太鼓のおくんち音楽
氏子がぶうらぶら ぶらりぶらりと
言うたもんだい ちゅう         ※ちゅう=と言う

遊びに行くなら 花月中の茶屋  ※花月、仲の茶屋、梅園=当時の妓楼
梅園裏門 叩いて
丸山ぶうらぶら ぶらりぶらりと
言うたもんだい ちゅう

梅園太鼓に びっくり目をさまし
必ず忘れぬ 様に
また来て下しゃんせ しゃんせしゃんせと
言うたもんだい ちゅう

紙鳶揚げするなら 金比羅風頭(かざがしら)
帰りは一杯 機嫌で
瓢箪(ひょうたん)ぶうらぶら ぶらりぶらりと
言うたもんだい ちゅう


シャギリと呼ばれる「おくんち」の邦楽演奏

江戸時代から長崎の遊郭「丸山」界隈で唄われている「お座敷唄」、長崎の三大祭と言えば「春の凧揚げ」、「夏の鐘楼流し」、「秋のおくんち」(諏訪神社の御九日)です。その祭りの風情を唄ったものです。

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