住まい・あ・ら・か・る・と

建築士・インテリアコーディネーター・そして介護福祉士として、生きるための器としての住まいへの想い

東京は寒い

2018-02-23 11:07:02 | 日記
昨日から東京に滞在しています。子どものイベントに付き合って予定では3月中旬まで滞在です。

身内の家に居候ですから幸せてはいますが、2,3日は勝手がわからず右往左往かな。

今年は山口も雪が多かったですが東京も雪が多かったと夕べ叔父と話しました。ここは都心ですが先日の大雪の日は20センチ積もったと。

昨年秋からずっとバタバタしていて花を観ることもままなりませんでした。東京に来る前に梅か椿か水仙を観ておきたいと思っていましたが、ついぞ叶わず。

昨日山口を出発前に土手に日本水仙が群生しているところに出くわしてその香りにハッとしました。「頑張っておいで」と背中を押されたように感じました。

毎日縮こまるような季節の中でも小さな温もりを感じさせてくれる自然の贈り物に安堵させられる日々でもあります。
もうすぐ春。春になったらまた素敵な出会いがあることを信じています



第4コーナー

2017-09-27 12:05:32 | 日記
九月になってなんだかぼぉっとしてたら月末になってしまいました

秋のお彼岸を過ぎると、夜明けが遅くなり日没が早くなり夜が長くなります。それがなんだか寂しく感じます。日照不足による気分の不安定というのは精神科の先生からもお話をお聞きしたことがあり、そういうカンジなのかなと思っています。寒くなるのも辛いですしね。

さて、「第4コーナー」という言葉は私にとって結構身近です。何が?というと、まだ26歳の頃だったと思いますが当時一緒に仕事をしていた2,3歳年下の営業マンから私は「第4コーナーを曲がり切ってるよね」とのたまわれたことがあります。

彼は「25歳はお肌の曲がり角」という化粧品のコピーをモジって言ったのですが、新卒の女性の中にいた私をオバサンと言いたかったのかなぁ

そんな経緯があって、何かが収束に向かう時季になると思い出す言葉になりました。秋のお彼岸を過ぎると今年もそろそろ第4コーナーを回ってきたかな。失速しないで今年を終えたいと思うのですが、ここにきてちょっと元気がない日が続いているので、自分の身体と気持ちに耳を傾けています。

更年期真っただ中なのでちょっと気をつけています






介護考11

2017-08-29 21:53:52 | 介護
秋虫と 夜更かし吾子と 季節(とき)は過ぐ       筆者

夏休みもやっと終わります。子ども2人が児童クラブに通う頃は毎日弁当4個と送迎で、とても長く感じたものですが、歳がゆけば其々に其々なので、楽になりました

行きがかり上施設介護の仕事を続けていますが、私が勤めている施設は特別養護老人ホームで、基本的には要介護3以上の方々が入れる施設となります。平均年齢は92歳と相談員が話していました。そういうところなので、必然的に入所者の看取りを希望されるご家族が圧倒的に多いです。

中には意思の疎通が難しい方もいらっしゃいます。業務は多忙です。そんな中での仕事はともすれば目の前の業務を片づけることに注力するだけに陥ったりします。エンドレスな業務にとても虚しさを覚えたこともあります。でもこの夏、「介護」に対して私に気持ちの転換をもたらした一冊の本があります。「神様のカルテ」(夏川草介著 小学館刊)という本です。

医師栗原一止と余命数ヶ月の癌患者安曇さんとのやりとりを通して、「死を前にしてそれでも生きる」「人生の最期を看取る」ということはどういうことかということを考えさせられました。そして生きている一瞬一瞬、その時々に少しでも「穏やかな気持ち」「心地よい気持ち」を感じることができるようになればいいのかもしれないなぁと思いました。

それから、利用者の方に少しでも「笑ってもらおう」と思うようになりました。表情の乏しい方に微笑んでいただけると自然と私自身も微笑んでいます。そうするとなんだか、「介護」という仕事に対してちょっとだけ肩の力が抜けたような気がします。

ちなみにこの本は息子が読書感想文を書くために図書館から借りてきていたものでした。

モノとこだわり

2017-08-22 16:29:09 | 日記
盆を過ぎて、日中の残暑は相変わらずですが、空気が替わったように感じます。朝晩は涼しいです。あとひと月もすれば秋のお彼岸です

電化製品が壊れる時には一気に次々に壊れていくという現象はこれまで何回か経験しましたが、ここ最近そのスパイラルに陥っているような気がしますノートパソコンの外付けモニターから煙が出て壊れ、1ヶ月前にテレビチューナー内蔵のデスクトップPCのモニターが壊れ、先日私の携帯のディスプレイが壊れ、音はするも何も見えない。

ハードは大丈夫なのに、画面が壊れて用を足さんようになって結局買い替えか。ハードの故障はちょっと知識と手の器用な知人に修理してもらえることもあるのですが、モニターは無理っぽい。

携帯はさすがに不便なので、買い替えるかなぁ、と思案。でも、私は携帯にはこだわりがあったのです。

スマホ全盛にあって、頑なにガラケーを持ち続けているのですが、携帯はいつも持って歩くので「持ち物としてのこだわり」があります。今持っているのは約6年前に買ったカシオのCA007というモデル。

カラーも個性的ですが、ペンギンのアプリケーションが入っていて受発信アニメがペンギン🐧サブディスプレイの点滅部分もペンギン🐧ペンギンのゲームアプリでディスプレイのアニメアイテムを増やすことができる🐧

ペンギンファンの私は一目で購入を決めました。それが再起不能になったので、どうするかと思案していたら、ネットの中古ショップで同型モデルを廉価で発見。購入してみました。状態は私が今まで使っていたものより綺麗でした。これは買得だったかも

持ち込み携帯の機種変更のため携帯ショップに行きましたが、当然ですが、いい顔はされず、機種代込みで今までの月々の支払代金と同額程度で新しいガラケーが買えると強力に勧められました。でも、すすめられたガラケーに食指は動きません。内心「つまらん」と一瞥。

自分が持って歩くものにはかなりこだわりがあります。ブランドや値段に左右されません。カラーと機能と遊び心+個性

特に、携帯なんて服に合わせるものでもなく、それ自体ではただの「モノ」でしかないので「遊び心」は大切です。

ハイスペックなスマホもいいところはたくさんありますが、所有するには画一的で私には「つまらん」と思ってしまいます。

ちなみにこのモデル、過去映画やドラマで小道具として使われているのを何度か発見しました

ガラケー全盛の時代には個性的で遊び心満載の機種がたくさんありましたけれどね・・・

秋を感じて・・・

2017-08-04 21:09:01 | 日記
7日は立秋です「秋を感じよう」と五感を研ぎ澄ますも、暑い・・・

でも、先週よりは少し空気が変わったような気がするのですが、どうでしょうか。「暑さ寒さも彼岸まで」を呪文になんとか耐え忍ぼうと思っています。

今年の夏はアサガオの「みどりのカーテン」を思い描いてネットにアサガオを這わせているのですが、今空に向かって一気にツルが伸びつつあり、毎日一輪ずつ咲いています。植木鉢によって成長がマチマチで、植物って条件が揃わないと思うようには大きくならないんだなぁ、と思いました。種から蒔いて毎日水やりをしてみると、いろいろと発見がありました。

例えば、双葉は本葉が出始めると枯れてしまうのだなぁ、とか。最初は、「アレ?水不足で枯れよるんかな?」と思ったりしましたが、息子からどうしてこうなるのかレクチャーしてもらい、双葉は本葉に命を託したら枯れるのだと納得。私も小学校の時に観察したハズですが、カレコレ40年以上前ですから・・・・

植物を育ててみると、子育てに似ているなぁ、と思ったりします。環境を整えてやらないと開花しない、とか、毎日表情をみて気にかけてやらないと気が付かない間に枯れたり、とか。子どもも衣食住を整えるのはもちろんですが、伸びるための環境とタイミングを計ってココだという時に必要なモノを注入し、その時々の顔色などなど観察しながら手を替え品を替え、世話をしないと気がつかないウチにどうにかなってしまう。そう思っていても気がつかない間に、思わぬ行動にでられたりしますが。

夏は試練でもありますが、それが成長に繋がれば幸いです。実りの秋に向けて彼岸まで耐え忍びましょう