住まい・あ・ら・か・る・と

建築士・インテリアコーディネーター・そして介護福祉士として、生きるための器としての住まいへの想い

秋来ぬと…

2019-09-12 16:22:45 | 日記
「暑さ寒さも彼岸まで」と念仏のように唱えて涼しくなるのを指折り数え、そろそろ秋がちらほら・・・というカンジでしょうか。

アサガオの種を植えたのは5月の終わりの頃で、7月、8月には毎朝「おはよう」の代わりに花が拝めるかなと思って水やりをしたものの、一回目の種まきの種は発芽せず、2回目の種まきを挙行し、やっと芽がでたもののたった3本。生えない土の上に再度種を植えるものの発芽せず。とりあえず、来年のために種を取りたいと思うので、伸びてきた3本を枯れないように水やりするものの7月、8月と過ぎ、茎は伸びるも花は咲かず。それで今年でもう種は取れないのかなぁとあきらめていたところ!!9月になってどんどん花が咲くではありませんか

何でも時期が来ないとダメなんだなぁと、こちらの都合ばかり考える身勝手さに反省。花が咲かないんじゃ、水やりやめようかなと思った自分のオゴリに反省。

植物の世話って子育てに似てるなぁと思うことしばし。



夏の入り

2019-06-25 15:01:34 | 日記
夏至も過ぎ、暦の上では夏真っ盛りという時季ですが、記録的な梅雨入りの遅い年ということで、雨も降らず、蒸し暑さもなく風は爽やかでとても過ごしやすい毎日です。窓を開けて外の風を招き入れるととても気持ちよく過ごせています。

とはいえこのまま雨が降らずでは田んぼが干上がってしまいますし、飲み水にも事欠く事態になってしまってそれはそれで生活に支障が出てしまいます。暑い夏はうんざりですが、その夏のおかげで生きていけていることに感謝しなければなりませんね。でも、少しでもそのうんざり暑さをやり過ごす方法はないかなと思ったりします。

私はグリーンを適度に生活空間に取り入れています。観葉植物です。植物は春先からこの時期にかけて緑が生き生きと綺麗になってきます。新しい葉や花が咲きだし生命の躍動感も感じたりします。そういう「生きてる」感が好きです。

部屋の中はポトスが簡単に育てられて思うように造形もできて重宝しています。増やすのも簡単です。ベランダでは四季咲きのベゴニアが春から秋までは次々に花を咲かせ、楽しませてくれます。

外のプランターには宇宙朝顔と言ってかつて宇宙ステーションに滞在した山崎尚子氏がステーションから持ち帰った種を各地に配布したものをいただいて毎年種を取って植えているのですが、それが本葉をだしています。緑も圧倒的に多いと疲れてしまいますが、遠くに新緑の山並み、近くに早苗の田んぼ、身の回りにスポットな観葉植物という配置だと、気持ちよく過ごせるようです。

涼しさを視覚や聴覚、肌感覚で取り入れて、冷房漬けにならないように心がけています。


令和一か月

2019-06-03 13:59:26 | 日記
 平成最後と謳ったので令和最初と応えるものかなと思って一か月経ってしまいました。

 4月から息子が高校に進学して、劇的に変わったことは、スーパーに行く回数が格段に多くなったことです。もともとあまり買い物が好きではなく、食材もまとめて買って冷蔵庫が空っぽになるまでは行かないという生活をしていましたが、義務教育の給食が終了して毎日弁当持参になったら、食材が要るわ要るわ。

 結婚前の一人暮らしの時代から弁当を作り続けてきましたが、冷凍食品などの加工品は高いのと味がイマイチなのとで夫と息子と時々自分の弁当のおかずも休みの時にまとめて作って小分けにして冷凍して使っています。が、その頻度が今までの比ではないことに驚いています。

 冷凍にしても食味の落ちない食材、調理方法とそうでないものと試行錯誤しながら作り置きしています。数十年前娘と息子が保育園や学童保育を利用していた時は、夫と私と4個作っていたこともありますが、弁当箱の大きさが雲泥の差で、作っても作っても消費していきます。

 学食に頼ることも可能ですが、まぁ、高校を卒業すれば二度と弁当なぞ作ってやることもなくなるハズなので、最後の子育てと思ってOFFの日は毎度、おかず作りに励んでいます。

 息子は一人暮らしになって自分で作るかなぁ?娘は作っているとは言ってましたが…

 医食同源。これから厳しい季節がやってきます。食事に気を付けて乗りきりましょう



いよいよ平成最後!

2019-04-23 15:57:54 | 日記
新学舎 まろびつすすめ 八十八夜   筆者

 いよいよ平成最後の週がやってきました。ウチに一人残った息子も高校に進学して3年後にはどこかへ旅立っていくのだろうと思うとちょっと寂しい気持ちになります。子育てはここまで来るのはすっごい!!大変でしたが、来てみると早いなぁと、後ろ髪をひかれます。

 この30年間は波乱万丈の年代でした。平成が始まる頃は所謂バブルの時代で、「宅地建物取引主任者」という国家資格があればどこにでも転職できます状態の世の中でした。私もその波に乗って、資格を取り、建築の海に漕ぎ出した一人です。

 でもその海は、セクハラ、パワハラはフツー。産前産後休暇も育児休暇もなし。もちろん今は整備されて女性でも働きやすくなっていると思います。でもそんな中でも得るものは多かったと思っています。

 恋愛して結婚して子どもにも恵まれ、病気にも見舞われましたが、かつがつ生活ができ子どもたちも平穏無事に育って私も夫も今では健康に過ごせていることに大変感謝しています。そうやって思うと、私にとっての平成はいい時代だったのかなぁ…?

 この中で一番感謝していることは、人とのご縁です。病気をした時に肉体的にも精神的にももうダメだと、暗澹たる心境でしたが、立ち直らせて下さったのは30年前からの趣味のクラブの人たちでした。結婚してすっかり疎遠になっていたのですが、病を得たことで再会することとなって心の支えとなってくださいました。

 それともう一つは、このブログを作るきっかけにもなった、周南市の徳本工務店の徳本社長です。社長とは32、33歳の頃に共通の知人に紹介されたのがご縁の始まりです。が、病気になって建築の仕事が一切できなくなって、ご心配いただいたにもかかわらずそのまま失礼していたのですが、ようやっと回復できた頃にご連絡差し上げたら、快く会って下さって、また一緒にやろうと仰っていただいて、ご縁が続いています。

 禍福はあざなえる縄のごとしと言いますが、半世紀生きてきて今思うと、本当にそうだなぁと実感します。

 来る令和の時代は何が起こるのか想像だにできませんが、健康に気をつけて人に迷惑をかけず、その上で自分が少しでも成長できるようなことにチャレンジできたらいいな、と思っています。

 なかなかこの年になって「成長」と書くのには勇気がいるものだと「今」実感しました(笑)



日々是好日

2018-11-12 13:39:39 | 介護
今年は娘のイベントイヤーで始まって、娘は片付いたけれど、4月からは息子のイベントイヤーが始まりこのブログの更新もほったらかしで、あれこれしていたら今年も最終コーナーを回ってしまいました。

この「日々是好日」というタイトルは現在公開中の映画のものでもありますが、私がこのブログを最初に投稿した時のものでもあるので、新規一転と思って今回このタイトルにしました。

この言葉は茶道の掛物に使われることが多く、若いころ茶道のお稽古にいそしんでいた頃にはよく目にしました。禅語のひとつで、唐の禅僧の言葉だそうです。毎日が素晴らしいという意味ですが、毎日が良い日になるよう努めるとする解釈や、良し悪しを考えず今この時が大切なのだとする説などあるようです。

とりあえず無事に大過なく過ごせていることが「日々是好日」かなと私自身は思っております。

私の生活は相変わらずで、家庭とパート仕事の介護と、住宅設計の依頼があればご提案を、という毎日です。

そんな中で介護予防のボランティアも依頼があればお受けしています。明日は脳卒中患者さんの会の介護予防体操ということでお話しをいただいています。脳卒中の患者さんというと片麻痺の方もいらっしゃるようですが、在宅でいらしゃる方々なので、私の方が元気をいただくようになるかもと思っています。

私自身が若い頃右下肢麻痺を経験しているので麻痺という感覚は少しは解るのでお力になればと思っています。

昨日、介護施設で仕事をしていて利用者の方から素敵な言葉をいただいたので紹介します。「苦は楽の種」

「苦楽」を表した諺はいくつか知っていましたが、この言葉はなぜだか、心がホッとするような響きがあるなと思って、私のお気に入りのひとつになりました。