楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

熟慮して新しいゴルフクラブを買ってみたら・・・

2013-10-27 23:47:41 | タイのゴルフ

ついこの間、息子に中古クラブをあてがったばかりです。新品のクラブを買ったということは、もちろん私自身のものです。今日はゴルフクラブの話ですから、興味のない方は当然のようにパスしてくださいね。

2~3か月ほど前から、新しいアイアンクラブを手に入れようと考えていました。これまで使ってきたのは、2000年に買ったヨネックスの「サイバースター2000」というアイアンです。ゴルフを始めて2年目くらいに買ったクラブで、結構な値段がしました。テニスラケットの老舗メーカーなので、当時はカーボンシャフトの開発に力を入れていて、とっても打ちやすいものが出来たと東京新橋にあるお店の店員さんが言うので買ったクラブです。

ヨネックスのクラブには特に問題がなく、もう10年以上使い込んできたので、まるで古女房のような存在でした。昨年日本からタイに移住するときは、もうゴルフなんてやることはないだろうと考えていたので、危うくゴミとして処分するところでした。

今回13年ぶりに購入したアイアンはアメリカのPingというメーカーの製品で、今年発売された「G25」というクラブです。なぜ新しいクラブを手にしようと考えたのかというと、最近ゴルフを始めたばかりの12歳の息子のアイアンの飛距離が伸びて来て、私を追い越してきたのを見て、これではいかんと思ったことが一番の理由です。浅はかにも、新しいクラブに買いかえれば飛距離が伸びるかもしれないと錯覚してしまったのです。

実は、これまで使ってきたサイバースター2000というアイアンはフェース面はチタンで出来ているうえに、シャフトはよくしなる柔らかいものです。本来、力のない人でも飛距離が出るクラブとして設計されています。それで飛距離が足りないとすれば、それはクラブの問題ではなく、打つ人の問題なのです。それくらいのことは分かっていたのですが、ついつい道具に頼ろうとしてしまいました。

では、なぜPingのクラブなのか。私のように左利きの場合は、日本ですらいろいろなクラブを実際に打ってみて決めることは容易でないのです。ましてやタイのチェンマイです。試し打ちできるお店はなさそうでした。ですから、ネットでいろいろなクラブの評判を調べたうえで、お店へ行って右利き用の実物を手に取ってみました。たまたま立ち寄った店で、左利き用の「ダンロップ・ゼクシオ7」という、打ちやすく飛距離が出ることで有名なクラブが置いてあり、お店の人も「これは柔らかくてよく飛びますよ~」と薦めてくれたのですが、何となくこれまで使ってきたヨネックスのサイバースターと振った感じが似ているのでパスしました。

もう1軒覗いたお店で、キャロウエーというアメリカのメーカーのクラブを手に取っていたら、店員さんが、「Pingのアイアンはどうですか?今年すごく打ちやすいクラブが出たんですよ」と言って、「G25」というクラブを見せてくれました。何が気に入ったかと言うと、ちょっとゴルフの専門的な話ですが、シャフトをいろいろ選べるのと、クラブのライ角などを自分に合ったものに調整できるのです。つまりその人に合ったクラブに無料でカスタマイズできるという点が、Pingというメーカーの最大の特徴だったのです。それに飛びつきました。

値段は日本で買う方がかなり安いので、海外発送してくれるお店を探して問い合わせました。でも気になったのは関税です。日本のお店からは「関税はかなりかかるらしいです」という返事しか来ませんでしたが、調べてみると、本当に結構かかるみたいなのです。30%かかるという話もありました。それなら、タイで買うのと同じになってしまうので、いっそのことタイで買うことにしたのです。

買うまでのいきさつが長くなりました。で、買ったクラブはどうだったか。昨日と今日の2日間、それぞれ100球づつくらい練習場で打ってみました。13年ぶりの新しいアイアンクラブなので、わくわくしながら打ってみたのは言うまでもありません。最初はピッチングウエッジでショートスイングを繰り返してみました。なかなか良い感触です。そしてだんだんスイングを大きくしていったのですが・・・

あれっ?ヨネックスのクラブより飛ばないぞ。だんだん焦ってきて、それならばと、9番、8番、7番と打っていきましたが、どのクラブも今までのクラブより飛びません。無理して打っているうちに、だんだんだんだんスイングが崩れてきて、ミスショットを連発するようになりました。これはいかん。

確かにボールの方向性は良いのです。私の持ち球はドローなのに、ライ角を調整したおかげでしょうか、ほとんど真っすぐ真っすぐ飛んでいきます。でも距離が出ません。ヨネックスのサイバースターより、5~10ヤードくらい飛ばないのです。2回練習して、妻に「だめだこりゃ、失敗した。」と言ったら、「まだ慣れてないからでしょ」と言われてしまいました。果たしてそうなのでしょうか?

ちょっと表現は不適切ですが、もし女房に飽きたからといって取り替えてしまったら、また元に戻すのは大変です。というか、ほとんど不可能ですよね。それに対してゴルフクラブの場合は、古いのと新しいのと両方持つことはできます。でもどっちを使うかものすごく迷いそうです。余計な悩みを抱え込んでしまったようです。かなり贅沢な悩みではありますが・・・

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
嫁は新しい方が良いでしょう (ribon)
2013-10-28 11:57:02
私の知る限りでは、ゴルフメーカーは、パソコンと同じで組み立てだけでしょう、素材は全て外部委託ではないでしょうか?カーボンシャフト、チタンフエースも含め鍛造部品の製造元はほぼ同じ、よつて硬度や反撥係数に大きな違いは無い。身長やシャフトの硬さでチョイスされたクラブから試打し自分のクラブが見つかります。外国製はどうなんでしょうか、慣れて居ないのでは無くクラブ自体の特性が違うのではないでしょうか?外国製購入の際は良く試打された方が良かったですね。私も国産から外国製に切り替えましたが、使い勝手の悪いこと、残念ながら嫁の試打は出来ませんでした。試打出来るお店があれば紹介してください、嫁は新しい方が良いでしょう(笑)
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ribonさんへ (うさぎ)
2013-10-28 16:36:03
コメントありがとうございます。
タイトルが少々筋違いの観がなきにしもあらずですが(笑)。嫁は、新しい方がいい時と、いわゆる古女房のほうがいい時があるみたいですが、どうでしょう?外国製の嫁だから、よく試打してから決めればよかったですか?ゴルフクラブも、車も家もそうですが、外見だけで判断すると間違うこともありますよね。

私の場合は、自分に合うようにカスタマイズしたんですから、いいと思ったんですけどね。妻の言うように、慣れればよくなるのかもしれません。もちろんゴルフクラブのことです。

Pingのアイアンは、カーボンシャフトのフレックスRでも、軽量スチールシャフト並みの硬さがあるみたいですね。トルク(シャフトのねじれを測った数字?)も、スチールの柔らか目のものとほとんど同じです。ですから、私の振り方では、あまりしなりません。その代り、真っすぐ飛びますね。アイアンは飛距離ではなく、方向性と距離の安定です。だからアイアンとしては間違った選択ではないのです。でも、買い替えるなら、やっぱりゼクシオか・・・それともマル〇にしとけばよかったかも。
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Unknown (juri)
2014-02-01 19:20:04
こんにちは。楽しく読ませてもらいました。このブログを今後も参考にさせてもらいます。ありがとうございました。
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juriさんへ (うさぎ)
2014-02-03 21:11:25
コメントありがとうございます。
記事の中に、何かひとつでも参考になることがあったとすれば、私としても嬉しいです。めったに更新しない癖がつきましたが、今後ともよろしくお願いします。
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