最近になって父子2組でゴルフをすることが多くなりました。2組の父子とは、私と息子、プロを目指している優等生のP君とそのお父さんです。
昨日はP君のお父さんから誘われて遠出しました。チェンマイから南東へ120キロほど離れたランパンというところに「Mae Moh Golf Course(メーモーGC)」という、ちょっと変わったゴルフ場があります。何が変わっているかと言うと、ゴルフ場は石炭火力発電所の敷地内にあり、経営も電力公社が行っています。
ご覧のように、いかにも発電所らしく2本の煙突のようなものが見えますね。このあたり一帯は石炭の露天掘りが行われていて、ところどころにそれらしい岩盤が見えていました。
鉱山の中にあるというと、いかにも荒々しいゴルフ場のように思われますが、フェアウエーとグリーンの整備は実に行き届いており、とくにグリーンは、まるで絨毯のようにふわふわ感のある見事なグリーンでした。特別速いグリーンではないのですが、ボールの転がりがすばらしかったです。
チェンマイからは車で2時間近くかかりますので、プレーする人の数も少なく、昨日もガラガラでした。おかげで誰に気兼ねすることもなく何回も打ち直しして、みっちり練習することができました。と言っても、私たちはちょっと遠慮気味にプレーしましたが、プロを目指しているP君はお父さんの指導で、各ホールとも、納得のいくショットが出るまで打ち直していました。
P君は小学6年を今月終えたばかりですが、ご覧のとおり体格もよく、飛ばし屋です。ドライバーをフルスイングすると、280ヤードくらいは軽いでしょう。150ヤードの打ち下ろしの10番ショートホールでは、ピッチングウエッジを使ってました。ツアープロ並みですね。
眼下に広大な鉱山の風景が広がる打ち下ろしの10番ホール。
息子(右)の方がP君より年上なのですが、見た感じは逆です。
昨日は12時前に現地集合して、12時半ごろにスタートしました。ゆっくりプレーを楽しんだので、18ホールを終えるころは、もう日が暮れようとしていました。9ホール終えたところで、ラーメンやお菓子を食べたりしてゆっくり休憩したこともありますが、6時間近くかけてラウンドしました。息子も途中棄権の兆候もなく、最後まで楽しんでいました。
料金は格安です。グリーンフィー+キャディフィーが何と450バーツでした。ネットで調べると700バーツと書いてあるのですが、それよりも安かったので驚きました。クラブハウスも立派で、とても美味しいレストランがありました。終わったあともゴルフ場内の別のレストランで食事しましたが、価格も安く、味は格別でした。夜8時まで営業しているというのもありがたかったです。
メーモーゴルフコースは、チェンマイから車で2時間近くかかるというのが最大の難点ですが、とにかく安くて、空いているので気持ちよくプレーできます。いってみれば隠れ家的なゴルフ場でしょうか。
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