楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

お知らせ

2017年5月20日、私を世界で一番愛してくれたタイ人の妻が乳癌のため亡くなりました。 私が2012年に日本を去り、チェンマイに家を建てて移り住んだ理由は、そう長くは生きられないかも知れない妻が、バラバラに育った子供たちと一緒に暮らせるようにするためでした。そして5年。楽しかったことや辛かったこと、実にいろいろなことがありました。妻は最後に日本語で「シ・ア・ワ・セ」と言って息を引き取りました。44歳でした。

パヤオの果樹園

2013-05-17 10:32:46 | タイの地域紹介
昨日の続きです。パヤオにある妻の友達の家は広大な果樹園に囲まれていました。チェンマイの我が家の庭は一般的な日本の一軒家の庭よりは広めだと思いますが、こちらに比べたらマッチ箱みたいに感じられます。 泊めてもらった寝室から眺めたお庭です。見えているのはラムジャイの木ですが、はるか向こうまで続いています。 ラムジャイの果樹園を100メートルほど歩いていくと、ゴムの木の畑?が現れました。ずっと . . . 本文を読む

パヤオへの家族旅行

2013-05-16 17:40:54 | タイの地域紹介
少し日にちが経ちましたが、先月末から今月初めにかけてのパヤオへの家族旅行について書きます。 パヤオ県は単純化して言うと、チェンライ県の南側に接していて、県の北東端はラオスと接しています。チェンマイからはパヤオ県庁のあたりまでなら車で2時間半くらいです。パヤオはかつてはタイ王国の中で最も貧しい県と言われていて、農業以外の産業はいまもほとんどないようですが、風光明媚な湖などの観光資源には恵まれていま . . . 本文を読む

3泊4日チェンマイの旅

2012-11-26 22:30:09 | タイの地域紹介
ロイクラトーン・ウイークで、チェンマイは観光客で溢れています。私も日本から初めてチェンマイに観光にやってきた女性の旅のお手伝いをしました。まず1か月くらい前までに彼女の希望を聞いたうえで、訪問先とホテルを選定し、日程案を作成してあげました。先週金曜の夜から今日の午後までは、空港への送迎を含めて、まるで観光案内ボランティアのような4日間を過ごしました。妻もほとんどの行程に同行し、立派にガイド役を果た . . . 本文を読む

思ったより楽しめたシリキット王妃植物園

2012-10-12 00:58:06 | タイの地域紹介
学校が休みの間、勉強の嫌いな子供たちは毎日ゲーム三昧になるので、今日は外へ連れ出すことにしました。目的地はチェンマイ郊外のメーリムにある「シリキット王妃植物園」です。これまで行ったことのあるエレファントキャンプの近くです。一番上の娘はアルバイトしているので参加しませんでした。 植物園に行く前に、まだ行ったことのなかった「メーサーの滝」に立ち寄りました。 入場料は車が30バーツ、大人20バー . . . 本文を読む

魅惑のドイ・インタノン(その3)

2012-09-25 11:36:34 | タイの地域紹介
ドイ・インタノン国立公園の中にはいくつもの滝があります。帰り道に有名な「シリプーム滝」を訪ねました。 名前の由来は、現在のプミポン王とシリキット王妃の名前を合わせたものです。このあたりに住むモン族の人たちはもともとは「ラオリー滝」と呼んでいたそうです。 滝そのものの大きさとしては大したことないのですが、滝の近くは「シリプーム ロイヤルガーデン」として整備されていて、実に居心地のよい場所 . . . 本文を読む

タイの最高峰、ドイ・インタノン(その2)

2012-09-24 11:15:25 | タイの地域紹介
標高2,565メートルのドイ・インタノンの頂上付近から中腹にある滝を目指しました。その途中、地元の野菜などを販売している売店が7~8軒並んでいます。 売っているのは地元の山岳民族の女性たち。この焼き芋は3本で20バーツ。中身の色は黄色というより、山吹色です。写真を撮り忘れたので、想像してみてください。最初はあまり期待しないで口にしたところ、絶妙な甘さと粘り気があって感動しました。正直に言 . . . 本文を読む

ドイ・インタノンへ行ってきました

2012-09-23 23:25:17 | タイの地域紹介
久しぶりに家族5人そろって遠出しました。目指すは、タイで一番高い山、ドイ・インタノンです。チェンマイの南西にあり、自宅からは車で2時間ほどです。 (標高2300メートル付近) ドイ・インタノンは標高2,565メートルあります。珍しい高山植物が自生している場所として、また中腹にはアカ族、カレン族などの山岳民族が暮らしている地域としてよく知られています。 標高1,500メートルを過ぎたあたり . . . 本文を読む

ご近所探訪・超おいしいラーメン屋

2012-09-05 11:58:51 | タイの地域紹介
自宅から2キロ圏内をバイクで探訪するシリーズの再開です。今日はチェンマイのサラピー駅の近くのラーメン屋を2軒ご紹介します。2回に分けて書くと美味しいかとも思ったのですが、ケチらずにまとめます。 タイのラーメンに関しては、私はバンコクではいろんなお店を試してみました。チェンマイへ来てからは、それほどたくさんのお店で食べていません。でも、今日ご紹介するお店は太鼓判を押すことができます。ただし、一杯が . . . 本文を読む

ご近所探訪2~極上の散策路発見!

2012-08-23 10:20:11 | タイの地域紹介
バイクがあるからこそ発見した素敵な散策路があります。わが家からは直線距離で1.5キロです。すぐそばの幹線道路を車で走るたびに、何かありそうで行ってみたいと思っていたのですが、車を止める場所も、車が入れる道もありません。でもバイクなら不思議と冒険心が湧いてきます。 幅2メートルくらいの草ぼうぼうの道を50メートルほど奥に入ってバイクを降り、小さな水路の橋を徒歩で渡ると、眼前にご覧のような風景が . . . 本文を読む

バイクで行く ご近所探訪

2012-08-22 15:50:57 | タイの地域紹介
さっそく昨日買ったバイクでぶらりと出かけてみました。もちろん運転するのは妻で、私は後ろに座って、「真っ直ぐ行け」「左へ曲がれ」「ここで止めろ」と司令塔の役割をするだけです。 歩いて行くには遠すぎる、でも車だと通りすぎてしまう、そんな場所が家の近くに山ほどあります。バイクを手に入れた機会に、妻と2人で自宅から直線距離2キロ以内のご近所を散策してみようと思い立ちました。7月から放射線治療を続けていた . . . 本文を読む

木彫り職人とモトクロス

2011-09-22 11:52:20 | タイの地域紹介
チェンマイ市街から南へ10キロ。ハンドン郡・バーンタワイ地区は木工芸品の町として知られています。 先日、今では数少なくなった木彫り職人を訪ね歩きました。1時間歩き回って、ようやく出会えたのは、人間や鳥の木彫りを作っているブンソンさんでした。   ブンソンさんの6畳ほどの仕事場にあった、出来上がったばかりの作品です。    ブンソンさんが木彫りを始めたのは20年ほど前 . . . 本文を読む

チェンマイで見つけた、ちょっといい宿

2011-09-21 13:07:03 | タイの地域紹介
昨夜、チェンマイからバンコクに戻ってきました。いつものように2泊3日の旅でした。 前回の更新で、「次は木彫り職人の親子をご紹介します」と予告しました。でも、その前に、みなさんにぜひ紹介しておきたい宿が見つかりましたので、興味のある方はご覧ください。 今回1泊目はチェンマイのホテルの中でも歴史のある老舗として知る人ぞ知る「チェンマイ・オーキッドホテル」を選びました。ここは特段宣伝するまでもないと . . . 本文を読む

チェンマイの木工品

2011-09-19 23:25:52 | タイの地域紹介
  今日のピン川(チェンマイ南部) こんばんは。昨日から再びチェンマイにやってきました。バンコクから来る途中、機内から下界を見ると、タイ中部はすさまじい洪水におおわれている様子が手に取るようにわかりました。ところがスコタイを過ぎて、北部に入ると、洪水はまったく見えません。とくにチェンマイは洪水にはめっぽう強いみたいです。 さて、今回も家づくりの用事でチェンマイに来ました。昨日今日と、すでに2 . . . 本文を読む

母の故郷・カムペンペット

2011-07-15 01:24:52 | タイの地域紹介
 父と一番上の姉(中学3年)が、さっきスカイプでチェンマイの高校のことを話してました。公立だと難しい試験があるんだそうです。僕のきらいな試験が。でも公務員のえらい人の推薦状があれば楽だ~とか父が言ってました。えっ?タイはそんなこと、ありなの?じゃあ、僕も・・・・・・! さっき母に聞いたら、父が月末にバンコクに来ることがわかりました。きっとまた母と一緒にチェンマイに行くんだと思います。僕 . . . 本文を読む

チェンマイ・サラピーの生活環境

2011-06-30 21:59:05 | タイの地域紹介
僕は新しい家に引っ越すのだったら、まわりに遊べる場所があるか、どんな店があるか、学校まで近いのかどうか、すごく気になります。その点、母はあまりカンキョウを気にしていないみたいです。緑がたくさんあって、空気のおいしいところだったら、少しくらいお店が遠くても平気です。 ↑チェンマイにはたくさんタラートとよばれる市場があるそうですが、ここは区画整理地から2キロくらいのところに . . . 本文を読む