最近とても気に入っている豚肉料理があります。「ムーヤーン」といえば、串に刺して、タレに付けて焼いた豚肉のことで、タイの子供たちが大好きです。もちろんビールのつまみにも重宝します。でも、今日ご紹介するのは、それよりも断然グレードが上の「コー・ムー・ヤーン」です。
これが今晩の食卓にのぼった「コー・ムー・ヤーン」です。「コー・ムー」とは、豚肉の顎の部分の肉です(タイでは英語で「pork jaw」などと表示されています)。脂分は結構多いですが、肉としての甘味もあります。今日は、BIG-Cで1キロ255バーツの肉を買いました。妻は肉を食べないので、写真は4人分、400グラムです。
この料理はもちろん肉の質が重要ですが、焼く前に漬け込むタレも大切ですし、何と言っても焼き方が決め手になります。焼き過ぎは肉が台無しですし、半生は牛のステーキと違って、もちろん禁じ手です。
わが家では、最近買ったばかりの電熱式のバーベキューコンロ(BIG-Cで買った800バーツ、2000円ほどの製品)を使用しています。鉄板ではなく、網の上にのせて焼くので、肉の油が水を入れた下の皿に落ち、脂肪分がちょうどよくなります。
焼き方は最初は強火で片面を焼き、少しだけ焦げ目がついたところで裏返して、火を若干弱くするのがコツです。そのあと、適当に2~3回ひっくり返します。中の肉の色は、わずかにピンク色が残っているのがベストです。でも肉汁が残っていないほうがいいと思います。焼きたてを、まな板の上で、刺身を切るように斜めに薄めに切って出来上がりです。
漬け込むタレは、シーユーカオ(醤油)をベースに、味の素少々、コショー、それに少量の砂糖です。30分も漬ければ十分です。コツは、漬け込む前に、包丁で肉に1.5センチ間隔くらいの切り込みを入れます。そうすることでタレがしみ易くなるのと、焼くときに火の通りが断然よくなります。
醤油とコショーの味がついているので、そのまま食べてもおいしいのですが、わが家では「ナム・チム・チェウ」というタレにつけて食べます。
このタレの材料ですが、タマリンジュース、ナンプラー、とうがらし、砂糖、パクチー、細いネギ、そして決め手はカオ・クアです。カオ・クアとは、米をフライパンで黒くなるまで焼いて、細かくすりつぶしたものです。タマリンジュースのほどよい酸味と、カオクアの独特の香りが食欲をそそります。
4人分で400グラムというのは、ボリューム的にはちょっと物足りない気がするかもしれませんが、それだけあれば、おいしいタレの効果もあって、ご飯がすすみます。私自身は牛肉のステーキよりもはるかにおいしいと感じるようになりました。
わが家では、下ごしらえと焼きあがってからのカッティングは妻の役割で、肉を焼くのは私の仕事になっています。本当は妻もこの料理が大好きなんですが、がん対策で1年くらい前から肉は控えています。でも、今日は小さな一切れだけ、味わって食べていましたね。
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翌17日の昼食は こんどこそは ぜひとも
「パーポン カオソイ」 で食べたいと考えています。
9月訪タイ時には ツクツクおじさんが途中放棄して
お店まで行き着けませんでした。
ナイトバザールエリアのホテル利用予定ですが
ナイトバザールエリアで 南行きの青いソンテウ
を止めた時になんて言えば(伝えれば)一番効率的
に店の近くまで行けるのでしょうか?
サラピー・ポリス・ステーション とか
サラピー・シティーホール で通じるでしょうか?
また 帰りはどのようなプランがいいでしょうね~?
どなたか 教えて下さい~
でも、あまりペッなのは苦手ですが。
今日のブログ面白かったです。
時々でいいのですが、レシピのブログがあれば、うれしいです。
特に奥様の手料理など。
勝手な書き込みで失礼しました。
私は9月に行きました。
美味しかったです。
私の生き方は地図・店の写真をプリントして持参し、11時頃に誰も乗っていないソウテゥを止めて、地図等を示しチャターして行きました。
帰りは勿論そのソウテゥを待たせておいて帰りました。
行きは150、帰りは200出しました。
(j待たせていた分も含めてです)
チップなし。
もっと安くいけるかもしれませんが、この線が無難です。
結構遠いです。
参考になりませんでしたかね。
サラピーに行く青いソンテオは、ワロロッット市場を始発に、106号線(チェンマイ~ランプーン道路)を走っています。降りるのは、サラピー郡役場「ampher saraphi」(アンプー・サラピー)がいいでしょう。アンプーの「プー」は「プゥー」と「パァー」の中間の曖昧母音で発音します(わかりにくくてすみません)。
でも、はじめてだと、徒歩で行けますかね。
カレーライスは番外編ですが、妻のタイ料理やタイの食材にまつわる話も時々ご紹介しようかとは思います。
タイ飯ばかり食べてると、日本料理がおいしく感じるようになります。タイに連続して7か月いますので、やはりそうなってきました。
うちの奥さんが日本でも作ってくれますが、やっぱりレストランの方が一味ちがうかも・・・^^;