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こんにちは じざいやのさくらこです。
横浜元町・普段きもののじざいやへようこそ!
明日から紙糸つくりの実演をして下さる 池田明美さんから
糸つくり用の道具です、と荷物が届きました。
箱のサイズは鳩サブレーの缶くらい。
でも びっくりするほど重くて ???
漬物石?
溶岩なんだそうです。この上で紙を揉んで柔らかくします。
今回使用する 白石和紙は 5年間寝かせたものだそうです。
藍のスクモも藍玉にしてから3年は寝かせるそうですし
草木染も染め上がってから糸の状態で2,3年枯らして織ったりします。
染織って 時間の流れが違うんですねぇ。
この石を使って糸にする、という白石和紙とは?
宮城県白石に伝わる紙布織りは白石紙布と呼ばれます。
紙布の歴史は古く、東北地方を中心に安土桃山時代から織られてるそうです。
その何れもが、大概は反古紙を利用した厚手の実用品でありました。
白石でも家内用にその類のものが織られていました。
しかし、伊達藩が家老である白石藩城主の片倉小十郎に藩命で作らせた
『白石紙布』は、侍やその妻が身を清め工夫を凝らして織り上げたもので、
伊達藩の織り師が白石藩士にしてもらってまで織り上げた高級品。
御献上紙布です。
着心地、さらりとした肌触り、軽さ、上品さと渋さは
将軍家や大名、大宮人が好んで着用したことが知られています。
そんな紙の糸つくりを見にいらしてください。
池田さんの草木染の紬に
来週 じざいやで個展をする石原和子さんの紅型の帯を乗せて。
店の方では 6月の逸品第二弾をアップしました。
新作の小千谷縮や 可愛い岡重の浴衣もアップしています。
東北の織物・被災地の着物については こちらです。東北の織物・被災地の着物については こちらです。 http://blog.goo.ne.jp/jizaiyasakurako/e/ea685d8fc6185a3e18fd9a609e78eebb
=== 横浜元町・普段着物のじざいや 紬と木綿が得意です ====
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