あと2日で連続2か月1位です~~
毎日のクリックありがとうございますm(__)m
このまま年内1位を目指します!
長がった雨が止んだら秋から冬の入り口へ。
袷の重みがありがたかったりします。
こないだまで 暑い暑い麻襦袢~~ 薄物万歳、とか言ってたのに
人間ってホントに勝手です。
柔らかものの色無地は 1つ紋を入れればセミフォーマルになるので
お茶会から式典までお呼ばれ用になります。
対して 紬の色無地は紋を付けてもセミフォーマルにはなりませんから
無地で寂しいな、と思ったら家紋ではなく
お好きなモチーフの刺繍をして 遊ぶことが出来ます。
洒落着ですから なんでもあり。
お好みの花や ご自分の誕生日や誕生月にちなんだ花も多いですが
じざいやの得意とするのは 愛犬・愛猫さんの刺繍です。
これまでもいろんなワンにゃんを刺繍してきました。
背中だけでなく、お袖や裾にも。
八掛けや羽裏の場合には 友禅で描いてもらいます。
今までの中から一部ご紹介しますね。
こんな感じです。
背紋なので 仕立て前に写したらちょっとずれちゃいました^^;
モデルさんは ↓
こちらは お袖に刺繍しました。モデルさんは ↓ ザウさんです。
なぜこのポーズ・・・・
お値段は 刺繍の大きさや使う色数によって差はありますが
直径1寸(4㎝ほど)で5万円~ です。
無地紬の楽しみとコーディネイトは無限です。
ぜひ マイカラーの無地紬を1枚手に入れて楽しみを広げてください
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じざいやショップサイトに 決算セール特集を作りました。
期間中、商品の詳細説明を増やしていきます。
通販サイトには 半衿や浴衣、甚平など取扱い開始です。
ブログ村 ただ今1位と20ポイント差!!! (8/18 17時現在)
貴女のワンクリックで1位逆転の可能性も!?
よろしくお願いいたしますっ
毎日セールのお買得ですよ~~~も書き飽きまして^^;
ちゃんとしたお話を書きたくなったので 少々お付き合いください。
材質や見た目、値段でおおよその区別がつきますが
着物は形は同じだし、慣れないと絹、木綿、ポリ・・・の差も判りづらいです。
値段で区別しようにも 正装の1つ紋の色無地が
普段着の木綿の絣よりはるかに安かったりします。
高かったから どこに着ていっても良い、という訳ではありません。
生地の格で言えば
元々は武家では織物の方が格上とされて正装は織物でしたが
(紬と織の着物は違います)
友禅が生まれてからは凝った技法で華やかな後染を
正装に用いたために染物が格上となりました。
しかし帯においては染より織が格上とされるのですから
ややこしいと感じることでしょう。
着物の場合 着物と帯は同格か帯の方を格上にするのが
一般的ですから格を覚えておくことが必要になります。
文様にも格があります。
着物の柄は多種多様で覚えるのも大変ですが
大体の傾向とイメージで格の上下を覚えていないと
コーディネイトのバランスが悪いことになります。
大抵の場合 縞や格子、幾何学文様や抽象柄よりも
有職文様と呼ばれる、平安時代以降に家格や伝統に相応して
公家の装束や調度品に付けたとされている文様等
(有栖川文様、獅子狩文様などお茶道具に使われることも多い)
古典的なものの方が格上になります。
縞・格子でも 大抵はカジュアルで格が低いものですが
茶人に好まれて、太子間道、とか 吉野格子、と名前が付くと格も付くので厄介ですねー
模様の中でも植物では 桐、松、竹、梅、橘などの吉祥文の格が高く菊や牡丹が続きます。
動物も意外と格が高いものが多く
五行でいう四神である青龍(龍)朱雀(鳳凰)白虎(虎)玄武(亀)、
鶴や麒麟、鯉も格が高くなります。
身近な犬猫や小鳥、金魚などは普段着ですね。
うさぎは月とうさぎ、的に使われると普段着ですが
花兎、になると有職紋の1つになります。
しかし どんなに格の高い柄でも
絣で織られた着物は洒落着にしかなりません。
まず 生地の質、そして柄ということになります。
本来は色についても格があるのですが
この頃は色についてまでは言わなくなりました。
昔には禁色、といって庶民には着られない色もありましたが
ありがたい時代になったものです。
今、じざいやで一番格が高いのはたぶん・・・これ。
縫取りお召で 柄は桐竹鳳凰紋。
この柄は本来、瑞兆である鳳凰が梧桐に棲み、竹の実を食べるとされる中国の故事からおめでたい柄として
天皇の御服にも使われる庶民にはまとうことの許されない留柄です。
ここでは天皇家で使われる五三桐をアレンジしています。
これは 着物ではなくコートや羽織にする羽尺です。
お殿様コート、と呼んでいます^^;道中着にするとカッコいいです。
198,000円 → 99,000円
帯の中でも格の高い織り方である唐織の袋帯です。
団扇に秋草。団扇は浴衣姿でパタパタする、現在のものとは異なり、
中国から伝わった権力者の儀礼用のもののことです。
秋草の柄には格はありませんが 唐織と団扇で格が上がる例です。
この帯は・・・山口安二郎の参考商品。
秋草でも いかにもお気楽な格の低い麻にすくい織の八寸。
帯では形状により 丸帯>袋帯>九寸名古屋>八寸名古屋>半幅帯 と格が下がります。
麻地すくい織桔梗の花 98,000円 → 49,000円
沢山見ている内に なんとなく格が高いか低いかわかるようになりますから
とにかく沢山見て下さい
そして判らなければいつでもお問合せください。
うちの品物じゃなくても構いませんので お気軽にー
お茶のお稽古をなさってる方なら
1枚は作っておいて良いと思いますが
習ってはいないけど お茶会に出席することもあります。
手持ちの中で なんとかしたいし
と思うのがお稽古で使わない身の本音でしょう。
お客様をお招きする側にいるのでしたら 社中の先輩に伺うのが一番です。
流派や社中によって また お点前するのか半東なのか 裏方なのかでも違いますし。
お召でも良いです。
織の着物の場合 できるだけ無地っぽいか柄の細かいもので絣柄でないものを。

藤色の紬縮緬の無地に 麻地にすくい織のコプト模様の八寸。
このまま美術館巡りなどしたいですね。
紬縮緬は紬お召とも呼ばれ、先染の紬糸に撚りをかけて縮緬状に織られた生地です。
柔らかものの縮緬より紬糸の節のある表情が少しカジュアルです。

単衣にも向く生地です。
紬縮緬 198,000円 → 138,600円
麻地コプト柄すくい八寸 98,000円 → 49,000円

チャコールグレー地にグレーの市松を織り出した紋お召。
帯は銀通し、というちょっとラメの入ったような地に紫雲をすくい織にした九寸帯です。
すくい、という織り方も紫雲、という柄も格がありますので
お呼ばれしても失礼に当たりません。

市松紋お召 198,000円 → 138,600円
すくい織紫雲帯 298,000円 → 149,000円
今週ずっと雨マークになってます。
いくら温暖化とはいえ 9月にずっと薄物を着ている訳にもいかず・・・
私的には 週末に着物をお召の方が多いのですから
秋の最初の単衣は出来るだけ涼しくありたいですよね
お召に特徴のシボの正体は 午後のブログで詳しく書くことにしまして
お召しは先染の縮緬、です。
綾織は 経糸が2本もしく3本の緯糸の上を通過した後に、
1本の緯糸の下を通過することを繰り返して織られものになります。
じざいやの子を並べてみますね
お茶会にも行ける ちょっとおすまし顔の子たちです。




