信者の中には、幸福の科学は発展し続けるのだと主張する方が少なくないようだ。
一方、いわゆるアンチには、幸福の科学はもうじき潰れると言う人ももいる。
どちらが本当だろうか。
自分は、今後の幸福の科学は、以前の勢いは取り戻せないものの、だからといってすぐに姿を消すことはないだろうと考えている。
というのも、捨てる信者あれば、拾う信者ありと思うからである。
ずいぶん古い話になるが、『仏陀再誕』が出版されたときに、「仏陀の生まれ変わりを自称するとは許せない」として退会した人がいたと聞いたことがある。
フライデー騒動のときも、「方便の時代は終わった」のときにも、選挙出馬や、離婚騒動のときにも、それらを切っ掛けにして、多くの退会者が出たと聞いた。
しかし、幸福の科学はいまだに存在している。おそらく多くの退会者が出たというのは本当だろうけれども、それを補うかのように入信する人もいたのだろう。
世の中にはいろいろな個性を持った人がいることを思えば、ある人にとっての間違った宗教が、別の人には「これこそ本物の宗教だ」と見えても不思議はない。今後も幸福の科学から離れる人もいれば、寄ってくる人もいるのだろう。
自分はこのように考えるので、幸福の科学に限らず、いったん広まった宗教が消え去るということは、なかなかないことではないかと思う。