最近、大川隆法の言動を観察したり、上の記事のような意見を読んだりするうちに、大川隆法はカオナシみたいだなと思うようになっています。
カオナシというのは、「千と千尋の神隠し」に出てくるものです。映画を観ていない人のために説明すると、カオナシははじめ、ひとりぼっちで淋しがっていますが、千尋から優しくされて湯屋の中に入り込んできます。そこでは金を出せば、他者から注目され、持てはやされることを知り、どんどん金を出して人を集めます。けれどもそれだけでは心の飢えは満たされず、優しくしてくれた千尋に執着し、追いかけまわすことになります。
わたしは、大川隆法を見ていると、このカオナシを連想してしまうのです。ちなみに、今のわたしには、大川隆法は次のように見えています。
大川隆法は、恋人も友人もなく、さみしい青春を送っていたが、霊言や講演をすれば、他者から注目を浴び、賞賛されることを知り、どんどん霊言と講演をするようになった。けれども他者から賞賛されればされるほど、さらに大きな賞賛が欲しくなっていった。十人の信者を得れば、百人の信者が欲しくなり、百人の信者を得れば、千人の信者が欲しくなった。今もこの欲望は決して満たされることはなく、ますます強く大きくなるばかりである。……
まるで見て来たような書き方をしていますが、これはあくまで、わたしの想像です。大川隆法が何を考えているのか、本当のところは分かりません。
ただそれでも、大川隆法が、カオナシが千尋と出会ったように、誰かよい人とめぐり合うか、それとも、カオナシが貪り喰ったものを全部吐き出したときに元の自分に戻れたように、宗教活動をはじめて以降に手に入れたものをすべて清算して、元の自分に戻れる日が来ることを祈ってます。それが大川隆法にとって一番の幸せだろうと思うからです。