「幸福の科学」観察日記

「幸福の科学」を観察しつつ、心に浮かんだ感想などを綴っています。

信仰の正当化1 (大川隆法の再婚の噂)

2012-12-23 | 感想 1

大川隆法氏と、
きょう子氏との
不仲が明らかとなった頃だったでしょうか。
次のような話を聞きました。

「ソクラテスや、トルストイなど、
過去の偉人賢人たちも悪妻に悩んでいた。
そうであれば、
大川隆法総裁が、
悪妻に悩み、離婚するのも止むを得ない」

今回、
大川隆法氏が、
親子ほども年齢差のある女性と再婚したという話(まだ真偽不明)
が流れてから、
上と同種の擁護を見ました。

それは、
「高齢のゲーテは、若い娘に恋をした。
大川隆法総裁が、年の差婚をしたからといって
悪いことはない」
というものです。

離婚のときもそうでしたが、
こういう再婚の擁護論も、
かなり無理があるようです。

信者さんが、
信仰を失うまいとする気持ちは理解しますが、
あまり無理しないで、
もっと自分の気持ちに正直になってもいいのではないか、
と思います。

 

ちなみに、
上の問題については、
一般人なら、
次のように考えるのではないかと思います。

「ゲーテは若い娘に恋し、
ソクラテスや、トルストイは悪妻に悩んだのか。
若い娘がすきで、
悪妻に閉口していたとは、
偉人賢人とされる人たちも、
われわれ凡夫と同じ人間なんだな。
なんだか、親しみがわくなぁ(笑)」

つまり、
一般人の多くは、
偉人賢人の俗な部分を見れば、
偉人賢人にも、
われわれ一般人と同じ、俗なところが
あったのかと感じるだろうということです。

けれども、
HSの論理では次のようになっているようです。

「大川隆法総裁は、悪妻と離婚し、年の差婚をした。
一見すると常軌を逸しているようだが、
ソクラテスやトルストイも悪妻に悩んでいたし、
ゲーテ翁は、若い娘に恋をしていたのだから、
おかしいことはない。
やはり、大川隆法総裁は偉大である」

つまり、HSでは、
偉人賢人の俗な部分と、
大川隆法氏の俗な部分との一致をもって、
大川隆法氏は偉人賢人であると確信しているらしいです。

信者さんは、
「そんな風には考えていない!」
と言うかもしれませんが、
わたしにはこのように見えてます。
だから、信者さんを見ていると、
腑に落すのに苦労する、
素っ頓狂な教えを、
無理矢理に飲み込もうとするよりも、
もっと自分に正直に、素直になればいいのに、
と思います。

〈了〉



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