ジローのヨーロッパ考・続編

“ジローのヨーロッパ考”に続く内容です。

アイルランド(Ireland 🇮🇪): Lunchboxes more likely to transmit

2020-08-15 16:21:23 | 日記

2020年8月15日(Sat.) 弁当箱には、ウィルスが付着している可能性が高いので、毎日洗うようにと薦められています。学校に限らず、会社などに通う人も、アチコチ触って帰宅しますので、持ち物や身に着けているもの全体に対し、一定の注意が必要と言うことでしょうか。(ニュースソース: RTE 8月13日発 )

<原文の一部>

Lunchboxes more likely to transmit Covid-19 than uniforms, says virologist

(抜粋)ウィルス学者によると、ランチボックスは制服よりも感染させやすいと言います。

The advice is to wash lunchboxes daily(アドバイスとしては、ランチボックスは毎日洗うと言うことです。)

Assistant Professor of Virology at Trinity College Dublin Kim Roberts has said hard surfaces, such as lunchboxes, are more likely to transmit Covid-19 than school uniforms.

She said lunchboxes should be washed daily.

Prof Roberts told RTÉ's Today with Sarah McInerney that there is not enough solid evidence about fabrics retaining the virus but when they are washed at 60C the detergent will adequately kill any virus present.

She said if parents cannot manage to wash school uniforms every day they should not worry that they are putting their child or others at increased risk.

She said the virus survives longer on hard surfaces like pencils, pens, lunchboxes and drink bottles so these items will need to be labelled and washed daily.

Prof Roberts said people should expect some outbreaks of the virus in schools when they reopen, but transmission rates should be low overall.

(超抜粋)ダブリンのトリニティ大学の准教授によると、表面の硬いもの、例えばランチボックス(弁当箱)のようなものは、学校の制服よりもCOVID19を伝染させやすいと言います。

従って、ランチボックスは毎日のように洗うべきですと彼女(准教授)が語っています。

また、繊維がウィルスを持ち続けることに関して確かな証拠があるわけでは無いのですが、60℃の洗剤で洗うことで全てのウィルスを適切に除去出来るとも言います。

そして、毎日は学生服を洗えないとしても、心配すべきでないとも語っています。また、学校が再開した時、学校での感染が起きるかも知れないと心配でしょうが、そこでの感染率は全般として低いとも言います。

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別のサイトが、同じ話題を報じていますが、内容が少々異なります。(The Liberal.ie )

<原文の一部>

A leading virology expert has urged parents to wash their children’s lunch boxes when they return to school as the Covid-19 virus is thought to live longer on plastic surfaces.

Speaking on RTE Radio One’s Today with Sarah McInerney, Trinity College Assistant Professor of Virology Kim Roberts said that parents should be more concerned with items such as lunchboxes rather than uniforms.

Prof Roberts told the programme that although the transmission rate is low, their is a slight risk that the virus could live on surfaces of such items.

Roberts advised parents to make sure that all plastic products such and drinks bottles are washed every day and items such as pencils and pens are labelled.

The virology expert said schools will be looking for equipment to be labelled as it will be encouraged that students don’t share items such as pens and pencils in class.

She added that items such as lunchboxes and drinks bottles can be washed with normal washing up liquid, whilst uniforms should be washed at 60C using normal detergent.

(超抜粋)プラスティック製品では、例えば、ドリンク・ボトルは毎日洗うべきで、また、鉛筆や万年筆などはラベルを着けておくべきです。これは使い回し等を避けるための対策です。(意訳)(注: 以下、RTEが伝える内容とほぼ同じです。)

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つまり、出先まで持ち歩くような品物には、全てウィルスを付着させてしまう恐れがありますが、特に、表面が硬いような製品については、ウィルスが長く生きている恐れがあることは承知しておくべき情報の一つ・・・と言うことでしょうか。但し、全てを洗ったり、消毒したりすることは実質的に不可能ですものね。

ところで、今日は終戦記念日。亡くなられた多くの人々を追悼するとともに、不戦の誓いを強く再認識したいものです。しかしながら、歴史に学ぼうとしない輩もいるようですので、こうした輩は、少なくとも為政者からは排除すべきでしょう、絶対に。

“長崎の鐘“(永井隆著)にも書かれていましたが、日本は、個人の生命を大切にしなかったから戦争を招いたと。この記述を最近思い出しました。それは、数日前、沖縄でのCOVID19 の感染が拡大している中、死者が3人出てしまったのですが、ニュースは、その3人のことを完全にスルーしたのです。オヤっと思いました。死者が出ても“少なければ“良いのですか?! 死者が1,000人を超えていても、感染者全体に対する比率が少なければ良いのですか?!

実に、全体主義者的な匂いがプンプンしました。そして、個人の生命を軽んじているナと感じ、“長崎の鐘“の記述を思い出した次第です。そして、この傾向は都知事小池にも感じられますし、危険な傾向であるとも思っています。逆に、有名人や知人は大切で、知らない人については関係ないとでも思っているのでは無いかと勘繰ってしまいます。何か、考え方がオカシイと思うのです。誰であっても、人一人の命は、その周囲の人にとってみればとても大切な人である筈なのです。だからこそ、一人でも命を落とすようなことがあってはならないのです。その為の対策を最初からしてきたのか?! 都知事よ・各自治体の首長よ!

そして本日の東京、感染者は385人と速報されています。これは異常値と認識すべきです。都知事小池よ、一体、感染拡大防止の為の対策として、具体的に何をして来たのか? そして現在、対策として何をしているのか? 感染拡大を阻止する為には、感染者を確実に隔離(保護)して行くことでは無いのか? それをする為の全ての対策を展開しているのか? 出来ない理由を国のせいとして責任回避・転嫁していないか。国と必要な交渉を十分にしているのか? 仮に、十分な対策を実施して来ているとするならば、何故、膨大な400人近い感染者を今日も出すに至っているのか? そして、マスコミやジャーナリストは、そうした核心を追及すべきだが、都知事の発表内容を垂れ流すに止まっていないか?! 報道機関の役割を果たせ!

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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フランス(France 🇫🇷): 'growing fastest among young'

2020-08-14 16:28:42 | 日記

2020年8月14日(Fri.) フランスでも感染拡大の第二波に襲われているようです。(ニュースソース: FRANCE24  8月13日発 )

<原文の一部>

France Covid-19 cases 'growing fastest among young' amid second wave fears

(抜粋)フランスのCOVID19は、第二波の中、若者の間で感染急拡大しています。

Visitors wearing protective face masks queue to enter the Louvre Pyramid in Paris, as France reinforces mask-wearing as part of efforts to curb a resurgence of the coronavirus disease (COVID-19) across the country, France, August 13, 2020. © Charles Platiau, Reuters(抜粋: ルーブル美術館に並ぶマスク姿の見学者。8月13日の様子)

French health authorities warned Thursday that new coronavirus cases were rising fastest among younger people, as the number of confirmed infections per day continued to tick up.

In mainland France, the pace of growth in cases in the week of August 3-9 was fastest among people aged 15-44, the health ministry's DGS public health arm said, calling it a "troubling situation".

In total 2,669 tests had come back positive in the past 24 hours, it added, pointing to "regular growth" in daily new cases.

The figure was higher than Wednesday's 2,524, which itself had been the highest since May.

Among the new infections were 50 gendarmes based in Tarbes, southwest France, out of a group of 82 who had just returned from a deployment in Polynesia, the prefecture in the Hautes-Pyrenees department said.

(超抜粋)フランス当局は木曜日に警告しています。コロナウィルスの感染者が若者の間で急拡大していると。

8月3〜9日の週で、15〜44歳の層で急拡大しています。そして、過去24時間で2,669人の陽性者が発生、さらに、それが通常のことになってしまっていると言います。

この数値は水曜日の2,524人を上回っています。これは5月以来の数値になっているのです。

また、新規感染者の中には、海外で展開していた憲兵の50人も含まれています。(注: 原文を流し読みして下さい。)

・・・ 以下、転載を省略します。 原文サイトはこちら ・・・

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フランスも第二波に襲われていますし、ヨーロッパの多くの国で、同じような状況に陥りつつあるようです。早めの“対策“実施で、急拡大を阻止したいものです、“注意して下さい“だけではなく。

本日の東京の感染者は389人と速報されています。アナウンサー曰く、PCR検査数が6,000件強で多かった為に大きな数値になったと説明していましたが、それでは都知事小池の弁を垂れ流しているだけです。その表現は正しくはありません。正確に事実を伝えるならば、検査が必要な濃厚接触者等が6,000人強の多人数となった為、その結果として389人もの感染者に至っています・・・と伝えるべきです。

何か、政治家や首長達は、“大したことない、大丈夫だ“的なニュアンスの言葉に置き換えて、事態を軽く見せようとしていることがアリアリと伝わって来ます。これは一種の誤魔化しで、首長自らの取り組みの不手際さを隠すのが目的であると看破します。そうではなくて、事実を伝えるべきです。

一体、マスコミやジャーナリスト・インタビュアーは、そうした点も追及していただきたいのですが、どちらかと言うと垂れ流し報道が多いと感じます。また、モニタリング会議が東京都として開かれたと報じられていますが、“現状分析“が中心で、それに基づいた“対策展開“については何も伝わってこないのは勘違いなのでしょうか。そもそも“モニタリング会議“と言う名称が怪しげで、本来は“対策会議“とすべきでしょう。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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アイルランド(Ireland 🇮🇪): Meteor showers will light up

2020-08-12 16:06:03 | 日記

2020年8月12日(Wed.) たまには、夜空でも見上げてみましょうか。日本でも場所によって観測できるようです、今夜。(ニュースソース: The Liberal.ie  8月12日発 )

<原文の一部>

Look up to the skies! Meteor showers will light up the night sky again tonight

If you were lucky enough to see some shooting stars last night then you might just be in luck again tonight.

Stargazers rejoice, as the Perseids meteor shower will once again light up the night sky tonight after it did last night.

The shooting stars will be visible to the naked eye, so you don’t need any fancy equipment, assuming clear skies overnight.

The Perseids will crisscross the sky pretty much all night long, so get yourself a nice drink, sit back, and enjoy the show.

(超抜粋)運が良ければ、昨夜と今夜、流星が見られるかもしれません。(中略) 流星は肉眼で観測出来ます。ペルセウス座は空に十文字を描くでしょう。夜は長いし、何か素敵な飲み物を用意し、背もたれし、ショウを楽しみましょう。

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日本の各地でも、特に星の観測ポイントとして有名な場所には、天体観測愛好家などが集まるのでしょうね。そんな中でも、ソーシャル・ディスタンスや各種のエチケットを守るのは必定です。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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アイルランド発(datelined Ireland): 100 days of not having coronavirus transmission

2020-08-10 16:48:20 | 日記

2020年8月10日(Mon.) ニュージーランドでは100日間も市中感染は確認されていないそうです。(ニュースソース: The Liberal.ie  8月9日発 )

<原文の一部>

New Zealand marks 100 days of not having coronavirus transmission

New Zealand has marked 100 days without a recorded case of coronavirus in the community, but health officials have said that they can’t take anything for granted.

The country still has a total of 23 active cases, but all were discovered at the border entrance and are in managed isolation centres.

(抜粋)ニュージーランドは、市中での感染を100日間記録していないと当局が発表しています。彼らは、当たり前のこととは考えていません。この国では23件の陽性者がいますが、全て、国境管理で発見し隔離措置が取られています。(注: 日本と大違い!)

“Achieving 100 days without community transmission is a significant milestone, however, as we all know, we can’t afford to be complacent,” New Zealand’s director-general of health Ashley Bloomfield said, reports the BBC.

“We have seen overseas how quickly the virus can re-emerge and spread in places where it was previously under control, and we need to be prepared to quickly stamp out any future cases in New Zealand.”

(超抜粋)100日間、市中感染が無かったことは記念すべきこと。しかし、呑気に構えていることは出来ませんと関係者が語っています。

以前はコントロールされていた地域であっても、あっと言う間に感染が広がってしまう事例を見ています。従って、ニュージーランドでは、どのような事態が起きても、速やかに踏み消す(stamp out)為の準備が必要なのですとも語っています。

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翻って日本、安倍政権のやることなすこと、全く不合格! そして無策を続けるエピセンター東京は、どこまで感染を広げ続けるのでしょうか。感染者数は高止まりしているのではなく、毎日の積み重ねですから、Σ(シグマ)で増え続けているのです。結果、さらに蔓延が続きます。一体、感染者を100%隔離出来ているのでしょうか? 全く、状況が見えません。

また、火が拡散しかけているタイミングで、愚かにもガソリンを撒いた安倍政権(GoTo)、結果、沖縄は火の海で医療崩壊しているのではありませんか。これは明らかにGoToの影響であると考えるのが妥当と思います。

また、愛知県知事(大村)と名古屋市長(河村)の確執もあって、特に、名古屋市のPCR体制は不備そのもの! 保健所の対応も呆れる内容が複数報じられています。一体、いつ解消されるのでしょうか。これは河村の職務怠慢が原因の一つでしょう。

ニュージーランドの対策内容が定かではありませんが、少なくとも日本のアレコレを見ている限り、安心出来るものではありません。本来は、現状分析や、問題定義、計画立案、分担と推進、フィードバック、計画修正、情報開示等々、こうしたサイクルを回しながら速やかな展開を期待するところですが、現実は、実にチグハグの歯車の噛み合わない進捗であるとしか見えません。そして、そもそもの現状がツブサには見えてこないのです。例として、PCRは、自治体毎に処理能力と計画と差分の是正を“見える化“して開示せよ! 厚労省は。(全国で52,000件日と報じられる一方、名古屋市は200〜300件日? 詳細現状を開示せよ!)

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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アイスランド(Iceland 🇮🇸): Police Conducting Social Distancing Inspections

2020-08-09 14:46:55 | 日記

2020年8月9日(Sun.) アイスランドのお店でも、感染防止の為のルール等を知らないところがあるようです。(ニュースソース: ICELAND REVIEW  8月7日発 )

<原文の一部>

Police Conducting Social Distancing Inspections at Reykjavík Restaurants

Police in the capital area are making inspection visits to local restaurants to ensure that social distancing regulations are being followed, RÚV reports.

During a press conference, Detective Superintendent Rögnvaldur Ólafsson said that police have received a number of tips about restaurants that are not abiding by the rules. Police have, however, now visited a number of businesses in the capital area, he says, and most have been in compliance.

In some cases, patrons needed to be reminded of social distancing rules, said Rögnvaldur, and in select instances, significant changes needed to be enforced. For the most part, when rules weren’t being followed to the letter, it was usually that tables weren’t appropriately spaced or that hand sanitizer wasn’t being made readily available to patrons.

For now, authorities are treating infractions with leniency. “We’re going to give people a chance to address the issues.”

(超抜粋)首都エリアの警察は、地元のレストランでソーシャル・ディスタンス規定が守られているかどうかを確認して回っています。

情報によると、ルールに従っていないレストランがあるとの通報を警察が受け取っています。従って、首都エリアのお店を警察が訪問して回っています。そして、多くはルールを遵守しているのです。

しかし、いくつかのケースでは、経営者がソーシャル・ディスタンスのルールを思い出す必要があると言います。そして、いくつかの事例では、大きく変化が必要なのです。ルールが守られていないお店では、テーブル間隔が不十分だったり、消毒液の準備が不適切だったりしています。

今のところ、当局は違反に対しては寛容性を持って対応しています。警察は、問題に取り組むチャンスを与えているつもりだと語っています。(意訳、原文を流し読みして下さい。)

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ソーシャル・ディスタンスも必要でしょうが、もっとも危惧するのは“閉鎖空間“だと思います。理由は、接触・飛沫感染の他にエアゾル(エアロゾル)感染があり得るからです。その意味では、上記の写真のように、屋外のオープンスペースでの営業展開は望ましい形態の一つでしょう。日本でも、店舗内部での営業から、庭や駐車場、または、歩道・道路での営業が出来るのであれば、それを条例等で可能にする取り組みもあって良いかと思います。

そして、今日と言う日、8月9日は長崎原爆の日、75年前のことですが、忘れてはならないし、繰り返してはなりません。しかし、安倍政権(自民党)の国防論を聞いていると、全く憲法や歴史に学ぶ姿勢など、微塵も感じられません。この危険な集団は排除するしかありません。彼らに任しておいたのであれば、悪しき歴史を繰り返すだけです。実に愚かしい集団です。歴史に学ぶのであれば、専守防衛に徹し、そして、対話による真の平和外交を高めるべきなのです。

小説“長崎の鐘“(永井隆著)を読むべきでしょう。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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