そうです私がセ ッ ク ス ボ ラ ン テ ィ ア (SV) で す

セックスボランティアとは、障害者に同情して、タダでセックスしてあげる人のことではありません。

ちょっと思い出した

2005-09-02 11:21:50 | 我思う
むかし性的虐待を受けたせいで、すっかり男性不審になった女性がいまし
た。

男性が近くにいるだけで、震えが来るほどの嫌悪感を感じていたそうです。


あんまりそんな話ししてなかったんだけど、何のきっかけかそういう話題に
なって「自分に自信がないから抱かれたい」って言うの。


女性の私から見ても、明るくて、しっかりしてて、いい女なんですよ。
どうして自信がないのか解らなかった。

聞いちゃまずいかなぁとは思ったけど「どうして?」って聞いてみた。

「私は体だけが女なのよ」

えっ?

なんのこと?

「私はね、男になりたいわけじゃないんだけど、女でもいたくないの」

ん~。難しいこと言うねぇ。


「つまり、体だけは女性なんだけど、こころは女じゃないって事なのかな?」
と聞いてみると、彼女はだまってました。


まだ、はっきりとは言語化できないのかもしれないですね。


これは私の想像です…

彼女は、自分の体が、性的な興奮を誘ってしまったと思っている。

でも、それは、彼女にとってもつらいことだったし、人としてやっては
いけない悪いことをされたのだと思っている。

悪いことをさせたのは自分のせいかもしれない。


でも、みんなは悪いのはあの男だと言う。


自分は悪くない?本当?


わたしは本当に、ふつうの女性として魅力があるの?
あの男のような人間にしか興味をもたれないのかも。


そんなのイヤだ。


私は女性として生きてもいいの?


ふつうの女性としての自信が欲しい。
ふつうの女性として抱かれたい。


と、思ってるかもしれないなぁと想像したのですが、どうでしょう。


こころの問題で、性的なことに大問題が起こってしまってる人、意外と多いん
ですよね。

SVは、お役に立てないでしょうか。

少しずつ、セックスは悪いことじゃないよ、幸せになるためにするんだよって、
こころとからだにわかってもらえるようにしていきたいです。

では。



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