そうです私がセ ッ ク ス ボ ラ ン テ ィ ア (SV) で す

セックスボランティアとは、障害者に同情して、タダでセックスしてあげる人のことではありません。

私を抱いてそしてキスして

2007-09-29 20:28:19 | 我思う
もう17年も前の本なんですね。

いつかちゃんと読もうと思っていて、読めなかった本でした。

読んでよかった。

HIVの陽性者に対する「考え方」「付き合い方」

うつらないことも、相手が傷つくことも、全部わかっているけど、怖い。どうしていいかわからなくなる・・・。

それを、自分の中できちんと消化したら、「当たり前」にできるはずです。

自分がそうなったときに、今までとかわらずに付き合って欲しいなら、なおさら。


エイズ問題は、いつまでも他人事じゃないな、と、改めて思いました。

でも、これ読んで、今とどう変わったんだろうと思いました。



HIV陽性の方、発症した方が、素手で氷をつかんでコップに入れて、用意してくれた飲み物を、躊躇せずに飲めますか?

大丈夫なんです。
うつらないんです。

でも、何かが、過剰に、反応するんです。


ものすごい、リアルに、自分の本当の姿に気づかされます。


でも、でもね・・・

やせ我慢なんかじゃない。

相手を傷つけたいのでもない。

少しだけ、自分が納得するのに時間がかかってしまうだけ。
そこは、許してほしい。


相手が、私の気持ちのタイムラグを受け入れてくれるならば、HIV陽性でも、発症したとしても、これからも今までどおりに、付き合っていけると思いました。


そして、私が、感染したときにも、やはり、今まで通りに接して欲しいと願います。