Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

探す作業

2005-10-26 | Weblog
現在新しいフラットを探しているが、まだ見つからない。
とにかく立地条件が最大の条件で、職場に近いこと、ジムに近いことを条件に毎日賃貸情報と格闘している。

それと同じく、新しいチームも探している。
ヘレンズビルはとても良いチームだが昨季はシーズンを通してプレミアで出場できた事から、僕のレベルより若干下のチームと考えられる。
もちろんその為の努力は精一杯したからの結果であるが、もっと緊迫感を持ったレギュラー争いがしたいという理由と、やはり最大にして最高、そして最後の目標であるNPC入りにはヘレンズビルは注目度が低い。
もっと強いチームのプレミアで出場を続けられれば、NPCも近づくはず。
そう考え、今はあらゆる情報をかき集めている。
元ヤマハ発動機で、現在はスーパー12のオークランドブルースやNPCノースハーバーのビデオアナリストを勤める方にお会いし、自分がどこの地域でプレーし、どのようなアプローチでNPCに臨むべきかをお聞きした。
やはり日本人がNPC入りするという事は僕の想像以上に厳しいようで、NPCのディビジョン1で出場するには日本代表でも不可能だろうという答えが返ってきた。
数多の日本人が挑戦しては跳ね返され続けているNPC。
そこでスターティングメンバーに入った日本人はいない。
昨季、大久保直哉がサウスランドにスコッド入りしたがBチームどまり。
リザーブ入りしたAチームでも出場時間はわずか6分だと聞いた。

厳しい現実を叩きつけられ、最近は考える時間が増えた。
もしかしたら僕の挑戦は意味が無いのではないか。
無駄な時間を過ごしているのではないか。
早く次の仕事を見つけた方が利口なのでは。
考えている時間があればさっさと帰国した方がいいのではないか。
ネガティブな考えが先行するようになりはじめた。

しかしだ。
今更おりこうさんになってももう遅い。
家族を置いてまでチャレンジをしにきて、「ダメそうだから」と挑戦もせずに諦めて帰国するようなら初めから来ていない。
考えてみれば今までは霧の中を闇雲に走っていただけで、今は霧が晴れたのだ。
霧が晴れたら、そこには高く、分厚く、そして硬く閉ざされた扉があったというだけ。
今からはその扉に合う鍵を探すのか、はたまたその扉を力ずくでこじ開けるのか、とにかく扉の向こう側に行く方法を考え、実行するというステップに来たのだ。

幸い、走ってきた方向は正しかった。
霧も晴れた。

僕は扉の向こう側をどうしても見てみたい。
単純なその欲求を叶える為には、今以上の努力が必要だ。
必ず鍵はある。
それはグラウンドに落ちているのだ。



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