あられという存在

我が家のお笑いアイドルあられちゃん。

縁があり家に来る前までは繁殖犬として働いておりました。

人間に不信感をもたないあられからは、過去の生活なんて想像すらできません。

無理な繁殖をさせられていたなんて、できれば考えたくない事です。


もちろん、しっかりと管理され、こよなく犬を愛して、プロとしてブリーディングされているかたが

ほとんどでしょう。


ですが残念なことに、あられの場合は違いました。


やはり過酷な状況下にいたことは否定できず・・・

ところどころで見られるあられのトラウマ的な行動をみても、家庭犬として

過ごしてきたヒナとはあきらかに違うのです。


過去なんて忘れて、第2の犬生が幸せにすごせるように愛情を注ぐのが

命を受け継いだヒナ一家の使命だと思っています。




保護当時のあられ



毛がはげはげなのは、過酷な労働に伴った栄養が取れていなかったからだそうで・・・

こんなわんこが数百匹。　

一体何をしたかったのか・・・　物言えぬ命を粗末にして、何も感じないのでしょうか・・。


我が家にやって来てすぐの頃。

病院の先生からまだトリミングOKが出ていなかったので、ボサコです・・・






あられが繁殖犬だったということ。あられと一緒に過ごすほど、そうじゃないって否定したくなります。

無理やり交配させられていのかもしれない。かわいい子を産んでもすぐに引き離されて

回復するまもなく次のお産がまっていたかもしれない・・。

かわいそうでなりません。

でも、今この瞬間も、劣悪な状況下でお金儲けの道具にされている悲しい命があり・・・

その子たちのためにも、名前も付けられることもなくただ無理な出産をするために存在する命が

あるということを知ってほしくて、　私はあえて出会った人たちに、あられのことを

話すようにしています。

そんな状況を知らない人がほとんどで、高齢になり繁殖にも使えなくなった子が山に捨てられたり

殺処分になったりしている現実に驚かれたりもしています。

犬を飼いたいを思ったときに、ペットショップをのぞく前に、保護犬たちの存在を

知ってもらえたら。。。と心から願うばかりです。




ゴワゴワだった毛だって、涙やけした顔だって、普通に手入れしていればそれなりにきれいになります。

特別なことはしてあげられないけれどね

ひどい状態にするのも、きれいにしてあげるのも人間次第。　ペットとしてこの世に生まれた

子たちは、人間に頼って生きるしかないんですよね・・。

思い通りにいかないことばかりですが、命を受け入れた以上、そんな覚悟も必要です。



あられと同じく劣悪な繁殖所からレスキューされた子の里親になった弓さん。

迷い犬だった子をずっと気にして、保健所捕獲寸前に命をレスキューしてそのまま家族に
迎えられたマリリンさん。

思った感じと違うからっていう理由で手放されたパピーのわんこさんを
家族として迎えられたakkoさん。

暑い真夏の公園に、3頭いっぺんに捨てられたヨーキーズ。　そのうちの１わんを
家族に迎えられたティアりんさん。（他の2わんも幸せになりました）

先代犬が保護犬ヨーキーさんで、心からいとしく大切な家族としてすごされた
忍さん。


一度はもういらないって見捨てられた子たちかもしれません。

でも命のリレーが繋がって幸せに第２の犬生をおくっているわんこたちです。


そして命のリレーをつなぐために、日々奔走されている、「ともnet」スタッフさん。

「ミミの耳」のピータンパパさん。

保護された子は辛い思いをした子も多いことでしょう。

たくさんの愛情をそそいで心を解きほぐして、家庭犬として新しい家族に命を繋ぐ

お手伝いをされています。

私も迷ったり、悩んだりすることもありますが、みんな頑張ってるんだー！！って

いつも元気をもらっています。

悲しい命が少しでもなくなりますように・・・。

みんなの思いは一緒ですよね


　　　　　　　　　　　　

ご心配をおかけしました手の湿疹・・・。

もたもたしてないでさっさと病院へいっといでーというみなさまからの助言もあり、

本日、朝一で病院へ行ってきました～！！

手首まで線を引くようにしっしんが出ていることから、やはり仕事で使用している

ゴム手袋が原因だということでした

手をしっかり拭かないでゴム手ぶくろをしたりするとこうなる場合があるそうで。

手袋の内面にはめやすいように白い粉がついてるんですよ。

それで荒れる人がけっこういるみたい。

そんなわけで軟膏を処方してもらい、しばらく様子見です・・・。


みなさん、ご心配おかけしました。

早く病院に行ってよかったです



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