新古今和歌集の部屋

小式部内侍 女房三十六人歌合 久世通夏筆手鑑コレクション


左    なげき
       しか
 小式部   いきて
        と
  しぬばかり  ふ
べき
 身  なげきに
  にし
   あら  こそは
    ねば


後拾遺集 巻第十七雑歌三
 二条前大臣日頃患ひておこたりて後、など問はざりつる
 ぞと言ひ侍りければよめる
            小式部内侍
死ぬばかり歎きにこそは歎きしか生きて問ふべき身にしあらねば
読み:
しぬばかりなげきにこそはなげきしかいきてとふべきみにしあらねば
久世三位通夏

久世通夏
寛文十年(1670)-延享4年(1747)
江戸中期の公卿。中院通茂の三男、経式の嗣子。初名顕長・通清改めて通夏。熊沢蕃山高弟の父に依り厳しい訓を受け、学問に深く傾倒した。正二位権大納言を務める。延享4年(1747)歿、78才。
1698 正四位下
1702 従三位
1710 正三位
1717-1719 参議
1720 従二位

平成29年10月14日 壱點貮陸
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