新古今和歌集の部屋

恋歌三 甚くな更けそ山の端の月 筆者不明屏風コレクション十

新古今和歌集第十三戀歌三

待戀といへるこころを      式子内親王

 

君待とねやへも

いらぬまきの戸に

   いたくな

   ふけそ

    山の端の

         月

 


歌:君待つと閨へも入らぬまきの戸にいたくな更けそ山の端の月

読み:きみまつとねやへもいらぬまきのとにいたくなふけそやまのはのつき 隠

作者:しきしないしんのう1149~1201しょくしないしんわうとも。後白河上皇の皇女、賀茂神社の斎院。藤原俊成に和歌を学ぶ。忍恋の情熱的な秀歌が多い。

備考:出典未詳 女房三十六人歌合、定家十体、美濃、常縁原撰本新古今和歌集聞書、新古今注、新古今和歌集抄出聞書(陽明文庫) 

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新古今和歌集」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事