新古今和歌集の部屋

YouTube短歌:春風散策

モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 KV299

 

花がさいている

 鳥がないている

風がとをくまでひゅるりふいてるよ

 

北島三郎、千昌夫の与作を思った。モーツアルトを聴きながら思う自体変だが。

与作の歌詞は、

与作は木を切る。木霊は返るよ。女房は機を織る。気立ての良い嫁だよ。もう日が暮れる。女房が呼んでいる。

藁葺き屋根には星屑が降るよ。女房は藁を打つ。働き者だよ。もう夜が明ける。

だけである。何でもない山里の樵の風景である。でもこれが北島三郎だけで60万枚もレコードを売った。

モーツアルトの曲を聴いて、ただの春の情景をそのまま思った。

初案

花がさいている鳥がないている風がとをくまでわたっているよ

与作 北島三郎

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