【映画】沈まぬ太陽

３時間以上の作品、途中で10分間の休憩があるんです。そりゃ、トイレも行きたくなります。


原作は５巻に及ぶということで、それを３時間に納めるというのも難しい話だとは思う。


前半の労働組合の件（くだり）は、リアルできたぞ！社会派映画と思った。


問題は後半。主人公はなんだか心が強過ぎて、「こんな人いないし」と思ってきたら心が離れてしまった。どこにでもいるちょっと強くて優しい人でなければ、共感できない。主人公の人間性ばかりに焦点を当てるのではなく、もっと組織とは？っていうような作品を期待していたのだけれど。



もうちょっとなー、思いっ切ってほしかったなー。
甘いと思うんだよねー。
でもこの程度でも上映させないように圧力はあったらしい。