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鬼の俎・雪隠~ぶらりん明日香③

2010-04-30 | ぶらり散歩
亀石から南西に600m程進むと

 『鬼のまな板』 『鬼の雪隠(せっちん)』 と呼ばれる遺石物があります


昔、この辺りに住んでいた鬼が
霧に迷った旅人を捕まえて
「鬼のまな板」で料理し
食べた後に、「鬼の雪隠」で用をたしたという伝説があります




 『鬼のまな板』
    大きさは、長さ約4,5m、幅約2,7m、厚さ約1mとかなり大きい
    旅人4人ぐらいは調理できるスペース   



 『鬼の雪隠』
    内幅は約1,5m、高さ約1,3m
    きっと、男子用トイレでしょうね…
    まな板のわりにはトイレは小ぶり


これら、二つの遺跡物は
元々、古墳の石室(雪隠)と、底石(まな板)で
盛土が無くなって、剥き出しになり
二つに分かれ、片方が(鬼の雪隠)ころげ落ちたそうです


誰の古墳かはわかりませんが
7世紀ごろに作られたようです

明日香は、こういった物が1000年以上も転がっている不思議な土地です