東京、福岡で165万人の人が訪れた 「国宝 阿修羅展」
興福寺への帰山記念として
今月17日から国宝特別公開2009 『お堂でみる阿修羅』が開催されています
ニュースでも報じられ、初日から大勢の人が訪れたので
早めに出かけたのですが…
朝9時半の時点でこの行列… (30分程待ちました)
平日なのにすごい人です
この、「仮金堂」には
阿修羅像を含む八部衆像、釈迦三尊像、四天王像、十大弟子像の
21体が安置されています
お堂の中で見る仏像は、壮厳さと美しさを感じることができます
同時に「北円堂」も公開されています
ここには、弥勒如来、無著・世親菩薩、四天王像が安置され
国宝の仏像を間近に見ることができます
2ヶ所共通の拝観料は1500円 (高っ) ←足下見やがってぇ~
10月17日~11月23日まで開催されてます
ちなみに、八部衆とは…
仏教に取り込まれ、護法の善神となった古代インドの神々です
阿修羅、五部浄(ごぶじょう)、沙羯羅(さから)、鳩槃荼(くはんだ)
乾闥婆(けんだつば)、迦楼羅(かるら)、緊那羅(きんなら)、畢婆迦羅(ひばから)
それぞれが特徴的な造形で
中でも阿修羅立像は、八頭身で華奢な美少年
涼やかで、物憂げな表情を見ていると
私の心を見透かされているかのようにも感じます
写真で見るのとは違った印象を抱きました