全国地蜂連合会

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山陰のヘボキチ

2016年08月06日 | ニュース
島根県出雲市の西20㎞、そこに石見銀山を擁した人口36,000余りの大田市があります。
今ここに、見よう見まねでヘボ追いをやり、ついに昨日ソフトボール大の巣を掘り上げた
ホヤホヤのヘボキチ達が居ます。
その熱いヘボキチ達を紹介します。


去年足助でヘボを飼っているのを見て興味を持たれたので、今年の6月27から29日の3日間
普通より少し小さい胴丸の巣箱をもって島根に行きました。


クロスズメバチの巣が2つ見つかりましたが1つはピンポン玉サイズと推定されたので、
もう1つの巣を掘り上げました。


大きさはテニスボールよりひと回り小さかったです。
これを持って行った胴丸にセットしてヘボキチさんの所に置いて来ました。


そのヘボキチさん、見よう見まねで数日のうちに胴丸から移送箱まで作り上げました。

ヘボが目印を持って飛んだのは数回しか見た事が無い。ヘボに目印を持たせたことも無い。
そんな人たちがその日から30日近くヘボを探すも全く見つかりませんでした。
因みにヘボはあの辺りではタブミと言うそうです。

ところが7月29日初めてイカにヘボが着いたそうです。
私達は先輩からの伝承や仲間の情報からドコソコにはヘボが居る、
ドコには居ないって事を知っていますが、
彼らはその地図から作って行かなきゃならないんです。


これは彼らが見つけたヘボの通い口だそうです。
次回は掘り上げの結果を報告します。


告知 <奄美大島のヘボ>
東京大学の大学院でヘボの論文を執筆中の佐賀さんが4月に奄美大島でヘボの巣を2つ掘り上げました。その写真にコメントを添えて送って下さいましたので近日中に公開致します。
お楽しみに。






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