全国地蜂連合会

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地蜂の達人訪問記

2015年06月03日 | 蜂の生態・文化の探求講演会
 3月に安藤会長より地蜂連合のHPを更新するよう申しつかりましたが、この下書きが出来上がった時は最早見て頂ける様な状態ではありませんでした。本日は安藤会長の四十九日にあたると思いますのでこの訪問記を旅立つ安藤会長に手向けたいと思います。          合掌

2月に行われた「蜂の生態・文化の探求講演会」で講演して下さいました地蜂研究家の金井實さんのお宅を4月の3日に訪問させて戴きました。


金井さんが地蜂を研究されている八ヶ岳山麓はこんな所(写っている家は金井さんのお宅ではありません)


案内された離れで金井さんは早速次の講演で話される巨大巣の営巣について説明して下さいました。
右の写真はその時説明に使われた初期巣です。


私が興味を引かれたのは土中飼育の塩ビパイプと樹脂製ペール缶の巣箱。
巣箱と言っても底にモグラ除けの網を張って横に2㎝位の通い穴を開けただけのもの。これを土中にセットし右の写真に見える2本の針金の上に移送箱をセットして上に木の蓋や網を載せ土を被せれば終了。


    キイジス(黄色いヘボ)のカットモデル              金井さんの研究室


        金井さんの最大の研究テーマ「強制営巣」の実験場(ガラス温室:ガラ温)


                  ヘボ供養の為のヘボ塚が2つありました。

写真を撮ろうとしたら金井さんが近くに咲いていた水仙を挿して呉れました。
金井さんの気持ちが推し量られる一コマでした。