全国地蜂連合会

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山形遠征<山寺編>

2018年07月29日 | ニュース
7月15日(日) 昨夜は天童に泊まり車で15分程の山寺に来ました。
芭蕉の「閑かさや岩にしみいる蝉の声」で有名な立石寺のある所です。


ここは去年も来た林道ですが、昨夜合流した佐賀博士にとっては初めての場所。


ガマズミの実がキレイでした。
こんな画像が有るのはヘボが居なかった証拠。
やがて応援団が沢山来たので高橋会長と佐賀博士と私は溝田准教授に教えて頂いた場所に移動。
暫くすると姿の良いヘボが着く。これを会長がトバシ、佐賀博士と私が追う。
「もう下りるだろう」「もう下りるだろう」が「未だ行く」「未だ行く」で何時もなら諦める所。
でもこれを追わなきゃ他にヘボが居ない。ガレバの急傾斜を雲透かしまで四つん這いで追う。
そこで下にいた佐賀博士と話していると二人の間から目印が飛び立つ!


巣に持ち込んだ目印を捨てに行くのはよく見るが、これは未だ餌の付いた目印と瞬間に感じる。
目印を目で追っていると佐賀博士が飛び立った辺りを透かして巣を発見。
時刻は11時半 下るのにも難儀な急傾斜、半分滑り落ちる様にして下りて来るともう会長は移動していた。


会長の所にバテバテで辿り着くと会長はもう次を飛ばしていた。
今度は落石防止壁が有るガレバの尾根を2つ越える。
しかも通いが遠いので流石にこれは諦める。


戻る途中で出逢ったこれはクガイソウでしょうか?


林道の上まで戻ると「別のヘボがその辺りに落ちた」と言うので待っていると、
「えっ、こんな所に!」と言う様な砂の少ない所に有りました。


2時3分 溝田准教授心づくしの昼食で生き返りました。
昼食後は別働隊が見つけた1つとここで見つけた2つを掘る事に。


3時42分 こんな難場はもう2度と登りたくないと思ったが掘らなきゃならないので溝田准教授、佐賀博士とまた登る。
溝田准教授が掘り佐賀博士に撮影をお願いして私は溝田准教授のサポート。


青いのは穴を見失わないよう今回初めて穴に青いチョーク粉を吹き込んでみました。
でも巣が近すぎて効果は不明。


石と木の根で難儀しましたが溝田准教授は丁寧に取り除いて行きます。


4時16分 全容が現われました。








逃去した蜂を箱に着かせて終了です。後は掘った跡をキレイに埋め戻すだけ。


6時39分 3つのヘボを其々の巣箱に収め山形遠征の終了です。
小国の分は見つかりませんでしたが山寺の箱を満たせた安堵感が感じられ、
ヘボ追いをやっていて良かったと思った瞬間でした。


2つ掘り上げた会長は早くもリラックスで気仙沼の先生と談笑、ヨスートさんも加わるのかな?
右の2人はアジアからの留学生、左は自治会長さん。


取り敢えずその場に居た人だけで記念写真!これで全員の訳ではありません。


気仙沼の先生はホヤ、マンボウ、それに大きなヤマメを30匹持って来て呉れました。


未だ全員ではありませんが略集合写真!
昨年もそうでしたが今年も溝田准教授のお宅で心のこもったおもてなし、本当にありがとうございました。

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