あたくしはアマチュア無線家ですの。おほほほほ(^o^)

 アマチュア無線家本流(?)のブログを立ち上げることにしました。特に東京都豊島区巣鴨1-14-2の爺様方は見るように。

アナログテレビ波の地上げが急がれるわけ。

2010-01-14 21:45:34 | Weblog
 2011年7月の地上デジタル放送への完全移行に向けて、生活保護世帯など経済弱者に地デジチューナーを無料給付(アンテナ改修を含む)する支援事業を進めている総務省は、昨年12月28日で終了した09年度の申し込み受け付けを、2月26日まで延長するんだそうです。

 09年度の支給数が60万件と見込んでいたのが、昨年末時点で50万件にとどまったので、総務省デジタル放送受信者支援室では「生活保護世態への周知広報が難しかった。」などと抜かしています。これは総務省のWebにはさすがに載せていません。ただ看板をだしておけば申請があるだろうと思っていたんでしょうね。

 実際はNTTのグループ会社のNTTMEのお仕事になるようで、NTTMEの儲けがすくなくなるから60万件にしないといけないようですが。

 そこまでしてチューナーを給付して、電波利用料で地デジカのCMをながしたりして……って電波利用料を使っているでようですが、そこまでして2011年にアナログ波を停波させないかというと、すでに次の使い道が決まっているのでなんとしても地上げさせないといけないわけです。添付画像参照。

 デジタルTV放送の周波数が、今のUHFTV放送帯域の240MHzを使って、ITSが10MHzと携帯電話が40MHzこれもUHFTV放送帯域から割り当てて。
 VHFTV放送帯域の4~12CH分32.5MHzは警察・消防等の自営通信……まあ、警察・消防の移動体無線に割り当てるようです。消防波もデジタル化して移行するんでしょうかね。

 残りの4~12CH分の14.5MHzが全国向けマルチメディア放送で、1~3CH分の18MHzが地方ブロック向けマルチメディア放送なんだそうです。どういったものになるかわかりませんが、今のCSなりケーブルテレビのペイビューの延長で終わったら、あえて周波数を割り当ててまでする事業か疑問になってしまいますが。
 今対応できる受信機器はないわけですので、新しい規格での受信機器の発売>新しい需要ということになるんでしょうね。