

著者の寺田さんのバイタリティに脱帽です。
ブックカバーの折り返しに小説の概要が以下のように記載されています。
「訪れた国は約100カ国,旅歴40年のトラベルジャーナリストが,セカンドステージの舞台に選んだのは,東京の離島の古い小さな港町,波浮港。こよなく愛するコーヒーを相方に営む「ハブカフェ」は,いつしか地元の若者や観光客が集う「ハブ」として地域で欠かせない存在になった。いくつもの偶然に導かれ,さまざまな人に出会いながら,新たな人生を醸し始めた著者が,それまでの日々と,それからの日々を綴っていく。」
ボクも椿祭りの時期に大島に行ったことがあります。
調布飛行場からわずか25分だし,セスナからの景色を楽しむこともできました。
ただし,椿祭りは期待外れでした。
閑散としていたんです。
ボクの大好きなハワイ島と姉妹都市でもあるので期待していたのだけど,次はないかなと思っています。
この本を読んで移住には適していることがわかりましたが,観光地としてはどうなんだろうなあ。
往路は調布からセスナで,復路は高速ジェット船で熱海を経由して帰ることもできるし,伸びしろはあると思うのだけど。
寺田さんに頑張ってもらってもっと楽しめる島にしてほしいと思います。
でもね,調布飛行場でのお祭りもセスナの事故以来開催されなくなったし,飛行場が伊豆七島の観光に活用されていませんね。。
文中では島でパッションフルーツが収穫できるという記載がありましたが,これもあまりぱっとしません。
ハワイ島では道端にたくさん転がっているし,ジャムをはじめとして色々な食べ方があります。
姉妹都市なんだから,そうしたことも考えるべきですね。
パンケーキ好きの日本人には売れるはずなんだけど。
ところで,なぜ大島とハワイ島が姉妹都市になったかご存知ですか?
寺田さんにはBIG ISLANDつながりだと書いてほしかったなあ。
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