記述的日常駄文

日常の出来事を記述したが駄文であった。

いのちの食べかた OUR DAILY BREAD を見た

2007年12月20日 | 映画、ドラマ関連
普段食べる食品がいかに出来るかを扱った作品。

合理的に生産される食料。

主に扱うのは、牛肉、豚肉、鶏肉、野菜、果物。

美味しんぼでも、ブロイラーについては扱っていたっけかな。

美味しんぼでは、だからまずいという結論ではあったけど。


実際自分が口にするのは、
自然に育まれた…まぁ、自然という言い方も微妙ではあるけど、
ブロイラー(雑種、若鶏、主に出荷まで2ヵ月半までのもの)が陽を目にするのは、出荷のときだけ。
地鶏は出来るだけ自然に育てて、出荷。
微妙なのは最終的には食べるための食肉だから。

全編とても綺麗な映像とある程度リアル(グロテスクとも言えなくもない、が、現実である)な映像との対比を見ることが出来る。

魚は日本人ならある程度慣れてはいるが、
食肉牛がいかに出荷されるかのシーンはなかなか見ることができないものだ。

『モノ』的に生産される。
名前がないモノ。

牛の交配のシーンがあるが、実際は人工授精である。
係員が雄牛のしりをたたくシーンがはかなかった。

そこに感情があってはならないんだろうけど。

霜降りの種牛。

あんなごつごつし、太った牛初めてみたな。

三角形の頂点のヒト。

しかし、そのヒトもまたある意味似たようなもの。

バスで運ばれ、係員に監視されながら、ホワイトアスパラを集荷する人たち。


監督は、さぁ、考えてくれ…

って言いたいんだろうな。