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最高裁判所判例解説について

2005年11月30日 | 判例一般
 標記は、最高裁判決について調査官が解説したものを1年分をまとめたものです(法曹会発行)。
http://www.hosokai.or.jp/item/annai/zaiko/002.html
お二人の民法学者(50音順)が読むことを薦められていますので、ご紹介します。

 まず、お一人は、東京大学の内田貴教授です。
『民法Ⅰ 第2版補訂版』475頁 (東京大学出版会、2002年2月25日第1冊。現在は第3版が刊行されています。)
http://www.utp.or.jp/booksearch/cgi/view_detail.cgi?id=032331

「また、最高裁判決の場合には、担当調査官の解説が出ている。『最高裁判所解説(民事編)』(法曹会)という書物に1年ごとにまとめられており、新しい部分は『ジュリスト』の「時の判例」というコーナーや『法曹時報』に掲載されている。最高裁判所の判断の前提となる調査官の解説は、判決の背景を知る上で格好の資料である。」

 もうお一人は、京都大学の潮見佳男教授です。
『債権各論Ⅱ 不法行為』の凡例 (新世社、2005年7月10日発行)
http://www.saiensu.co.jp/books-htm/ISBN4-88384-087-5.htm

「(4) 判例評釈のうち、公式判例集搭載の最高裁判決・決定については、各年度の『最高裁判所判例解説民事編』(法曹会)に収録された調査官解説(新しいものは、定期的に刊行される『法曹時報』に-さらに、その簡略版としては、『ジュリスト』中の「時の判例」欄にも-掲載されます)を読むことを強く薦めます。また同書の簡略版とも言えるジュリスト編集室編『最高裁 時の判例Ⅱ 私法編(1) 民法』(2002)もあります(平成元年から平成14年までの主要判決・決定を扱っています)。」
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