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「日付」か、「日付け」か

2006年03月20日 | Weblog
 みなさんにはあまり興味のない話だと思いますが、私が過去に国家公務員をしていた時のことです。官庁同士が遣り取りする公文書には、必ず年月日とその機関の番号が記載されます。例えば、次のようにです。

 「平成18年3月20日付け文大人第35号」

 これは、本日、文部科学省大臣官房人事課が、今年の初めから第35番目に発出した文書を示しています。ここで、なぜ、「日付」ではなく「日付け」というように「け」という送り仮名を付けるかです。私が接した国の機関のすべてが、送り仮名を付けていました。逆に、地方自治体からの文書には、すべて付けていませんでした。

 あくまで私の感想ですが、国と地方公共団体を比較すると、地方公共団体の公文書は、言葉を厳密に選んでいないという感じを持っていました。ですから、地方はすべて誤りであると思っていたのです。が、しかし、総じて誤るには何か理由があるのかなという疑問もありました。そして、最近、その理由の推測を立てられるようになりました。

 地方自治体は、下記の内閣告示第二号の通則7で、日付には送り仮名を付けないことにしています。それでは、なぜ、国の機関は送り仮名を付けるのでしょうか?

 それは、上記の例のように日付の後に文大人第35号のような(固有)名詞が続く場合には、送り仮名を付けるのではないでしょうか? つまり、「名詞」+「名詞」を避けるためではないでしょうか?

 また、慣用として送り仮名を付けていたため、内閣告示の例外として扱っているのかも知れません。

 (参考)
 昭和48年6月18日付の内閣告示第ニ号の通則7
http://www.konan-wu.ac.jp/~kikuchi/kanji/okuri.html
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