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★東京下町音楽スタジオのおばちゃん♪ROCK10代★

東京下町スカイツリーの近所で音楽スタジオを経営しています。
いろいろぶつくさ語りたいと思います。

★映画「キャデラック・レコード」★

2010年07月26日 | 映画






昨日は、眠れない感じだったので、だいぶ前に買って観てなかったDVDを観た。


「キャデラック・レコード」

あらすじ↓(goo映画よりコピー)

1947年のシカゴ。バーのオーナーでポーランド系移民のチェスは、才能に溢れたギタリストのウォーターズとハーモニカ奏者のウォルターと出会う。

チェスは自らのレーベル「チェス・レコード」を設立し、2人の売り出しに成功する。

その後、ハウリン・ウルフ、ウィリー・ディクスンといったブルース・ミュージシャンから、チャック・ベリーのようなロックン・ローラーをレーベルから輩出していく。

しかし時代の流れは、変わっていた。

50年~60年代にかけて多くのブルースの名盤を生み出し、また「ジョニー・B・グッド」で有名なチャック・ベリーを輩出したチェス・レコードは、米国音楽ファンにはおなじみの存在だ。

かのストーンズがデビュー当時憧れていたのが、このチェスのスタジオから生み出されるサウンドで、

彼らのセカンド・アルバムはこのスタジオ録音が売りだった。

そのロックファンには有名な「伝説」も、当然ながらこの映画の中に盛り込まれている。

本作は、創始者のチェスと、レーベル発足時からの看板スターのマディ・ウォーターズの関係を軸に話が進む。

面白すぎるエピソードが伝記本を読んでいるような気にさせてくれ、

音楽ファンなら興味は尽きないだろう。




私の場合、いきなり70年代ロックから聞き出したわけで、

そのルーツとなるブルースとかにはハッキリ言ってウトイほうだ。

若い時などは、聴こうともしなかった

唯一、ジャニスが歌うブルースをいいなあと思ってたくらい。

でも、歳を重ねていくと、「ブルース」の良さがなんとなくわかってきたような気が・・。

そして、この映画を観終わった後、

無性に、映画で取り上げられたブルースシンガー達の曲が聴きたくなった。

そして、勉強?にもなった。

この映画の題名「キャデラック・レコード」だけど、

当時、成功した者だけが乗れる車が「キャデラック」ってことで、

ミュージシャンが曲が売れると、すぐ、「キャデラック」を買い与えられてた。


この映画で、エタ・ジェイムズを演じてるビヨンセさんをちょっと見直しちゃった!

凄く演技が良かった。本人になりきってる感じがした。

微妙な女心で涙ぐむシーンと、スターになった事の葛藤のシーンと、やはり、歌うシーン!

惹きつけられちゃったわあ



もちろん、他の俳優さんもほんと本人になりきってて素晴らしかった!!

ブルースシンガー&ギタリストのマディ・ウォーターズは・・


「男が惚れる男。女が焦がれる男」と称されていた。

マディ・ウォーターズの役を演じた、ジェフリー・ライトさんは、

まさにそうゆう雰囲気を見事にかもし出していた


ストーンズも憧れたマディ・ウォーターズ。

今の歳になって、やっとよさがわかった。←遅すぎ。

ブルースって、ソウルが凄くあるんだあ~。

ジャニスのブルースもソウルがある。



この映画の時代は、黒人差別があったけど、

音楽によってそれをなくそうとしてた、チェスレコードのボス、チェス。

「白人の父」なんて黒人ミュージシャンから呼ばれてた。

だから、ラストの展開がちょっとせつなかった。


こうゆう時代の音楽に詳しい人って尊敬する・・。

映画を観てますます・・・。

あ~なんか深いよなあ~ブルースって・・。

私なんか知らない事が多すぎるわ・・。


でも!

いい映画観た!!


なんか、ずっと、だらだら書きそうなので(それほどよかったって事)

この映画の予告編があったので載せとこう。

是非!!ロックファンの方は観て欲しい映画だ





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★ロッカーズダイアリー写真展★

2010年07月12日 | 映画







昨日、ある人との約束を果たす為、夜、渋谷へ。

ロッカーズダイアリー展を観に行った。

渋谷の人込みから離れた場所の、あるビルの一室でその写真展は開催されていた。

知る人ぞ知る映画「ロッカーズ」
以下コピーです↓

ロッカーズ(Rockers)は、1978年のジャマイカの映画。リロイ・ホースマウス・ウォレス、バーニング・スピア、グレゴリー・アイザックス、ビッグ・ユース、ジェイコブ・ミラーなど、何人もの有名なレゲエアーティストが出演している。

ロッカーズは当初、ドキュメンタリー映画になるはずだったが、レゲエ文化の全盛期において、その等身大の成長を示す代表作となった。

この映画では、文化、登場人物、特徴などに、全て実際の物が使用されている。主人公であるリロイ・ホースマウス・ウォレスは、映画の中で実際の自宅に、実の妻や子供達と住んでいる。劇中に登場するレコーディングスタジオは、1970年代にボブ・マーリーも含む多くのルーツロックレゲエアーティストがレコーディングをしていた有名な「ハリー・J・スタジオ」である。


この映画の監督が、映画を完成させるまでの日々を綴ったエッセイ&写真集「ロッカーズダイアリー」発売に際しての写真展である。

レゲエにうとい私なのだけど、ある人の影響で最近、興味を持つようになった。

前までは、レゲエというと、みんな同じ曲にしか聞こえなかったんだけど、

今年に入って、ボブ・マーリーのCDを買って聴いて感動し、

他のレゲエミュージシャンも動画で観たりして、ちょっとレゲエに対する感じ方が変わってきた。


写真展は意外と狭い所でやっていた。

そして、観てるのは私ひとり・・。

一応、係のお姉さんに「写真撮っていいですか?」と聞いてから撮影した。

以下、なんとなく選んで撮った写真の数々。









映画の主人公リロイさん♪












実は、私、この映画を観てなくて

ちょうど、ここでDVDも販売してたので、買って帰り、家帰ってから即観た。
これ↓


やっぱり、映画観てから、写真展観た方がよかったな・・(笑)

映画の主人公のりロイさんはジャマイカ一のドラマーと言われた人らしく、

私が観てたら、娘も観たがったので、買ってよかった。

帰りに渋谷の「H&M」でセールをやってて、ちょっと覗いたけど何も買わず。

今の私は「おしゃれより感性に金をかけたい気持ち」だ・・・


こうゆう世界を教えてくれた、○○さん。

とても忙しく、渋谷が苦手で、写真展に行きたくても行けないと言うので、

「私が、代わりにレポートしてきます!!」と約束したのだ。

約束が果たせた。良かった。

こんなもんでいいでしょうか?

雰囲気伝わったでしょうか。

あんまりたくさん写真撮っちゃいけないみたいなニュアンスの事言われたもので

ちなみに、この写真展は今日までだ。ぎりぎりまにあった。


レゲエ超初心者で何もわからず、詳しくないけど、

映画を観て、写真展を観て、こみ上げるものがあったのは何だろう

これからも、食わず嫌いはやめて、いろんな音楽を聴いてみたい気持ちになった。





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7月17日全国発売!!
THE DAREDEVILS 2nd FULL ALBUM 「TOUCH YOUR DEEP」発売まであと5日!!

品番 ダイキサウンドBWTD-0072です♪よろしくお願い致します!!!





★スワロウテイル★

2010年04月28日 | 映画





過去とも未来ともつかない、“円"が世界で一番強かったころを背景に、

夢を求めて日本に渡って来た移民たちから“円都(イェンタウン)"と呼ばれる架空の街を舞台とした、無国籍感覚の物語。

“円都"という名前を忌み嫌った日本人から逆に“円盗(イェンタウン)"と呼ばれて蔑まれる移民たちを主人公に、

彼らの成功と挫折を斬新な映像とスリリングな演出とで描いていく。

監督・脚本は岩井俊二。

主演は三上博史とChara、伊藤歩。

これに江口洋介、渡部篤郎、桃井かおり、山口智子、大塚寧々、洞口依子、ミッキー・カーチスらを加えた豪華なキャストが集っている。

小学生が偽札取引にかかわるシーンの描写等により映倫からR指定を受けたことも話題となった。R指定。




この映画が公開されたのが1996年。

もう14年前。一時若者の間で話題になった映画。

DVDを持っている。

私も娘も三上博史が大好きなんですよ~

14年前のこの映画の三上博史のめちゃくちゃかっこいい事

この映画の中の写真↓


ちょっと危ない役や個性的な役がピッタリだ!!

○イという噂で有名だけど、なんとなくわかる気がする・・。

この映画、他の出演者も最高によい!今じゃ考えられないようなキャスティングである。

退廃的で、危ない感じのする映画なので、好き嫌いが分かれると思うけど、私は好きな映画です。

スワロウテイル=アゲハ蝶の刺青を胸の谷間に入れてるCHARA演じる「グリコ」もステキでした。

そして、ラストに流れる「あいのうた」は名曲だと思います。

CHARAはこの前取り上げたRICKIEさんに影響うけてて、ああゆう歌い方になったらしい。


この映画を一言で言えば「なんだかせつない映画」って感じ。


そして、やっぱり、金より愛なのかな・・・・と(笑)

観てない方は是非観てみてください。

「何か」感じるかも

映画のシーンがバックのPV



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★映画「Knockin' on Heaven's Door 」★

2010年04月15日 | 映画






昨日はたくさんのコメントありがとうございます

きっと、THE DAREDEVILS達も喜んでいると思います!

momoさんも記事にしてくれました→「momosukeのさすらい日記」です♪




さて・・

実は前からずっと観たかった映画がありまして・・

たまたまDVDが安く手に入ったもんでついに観れました

ドイツの映画で・・

knockin' on heaven's door です。


13年前くらいに公開された映画です。

あらすじ(コピーです)

脳腫瘍のマーティンと骨髄腫のルディ。
共に末期患者で病院で同室のふたりは、死ぬ前に海を見ようと、車を盗んで外へ繰り出した。
しかし、その車の中にはギャングの大金が詰め込まれていたのだ…。
死に向かって走り続ける若者たちの青春像に、ギャングらのポーカーフェイス的ドタバタ騒動をコミカルに織り込みながら、
一種独特の乾いた虚無的テイストを醸し出していく、
新世代ドイツ映画の快作ロード・ムービー。
ギャングの親分役に個性派名優ルトガー・ハウアーが扮し、作品の風格を大いに高めてくれているのをはじめ、
場面のあちこちに過去の映画のオマージュがちりばめられているのがいい。
タイトルにもあるボブ・ディランの名曲は、ドイツの人気バンド、ゼーリッヒがフィーチャーし、劇中で印象的に流されている。



ドイツ映画といえば前に記事で書いたbanditsを想い出した。この映画も逃亡モノ。

そして逃亡モノと言えば、これも前に記事に書いたテルマ&ルイーズ

この映画は何となく、「男性版テルマ&ルイーズ」のようだった。

私ってもしかして逃亡モノ映画が好きなのかしら・・・・・。

いつも心の中に逃避行願望があるからなのかも・・・・


題名がいかにもって感じはあったんだけど、

評判通りとてもよかった。

主人公の役者2人もとても魅力的だった。

ラストまでは泣かなかったけど・・

やはり、ラストシーンで泣けた。


「今、天国じゃ、海の話をするんだぜ」って言葉がキーワードになっている。

そして・・

いろんな人がカバーしていて、私も大好きな曲「knockin' on heaven's door」だけど

この映画では、ドイツのバンド「ゼーりッヒ」がカバーしている。

これがまた、意外によくていい味出してます!!



死への期限を聞かされた時

私はどうするだろう・・とちょっと考えさせられた映画だった。





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