「自閉っ子」こんな風に生きてます

元気溌剌!「自閉症おねえさん」の生活記録

アイコンタクト

2010-09-17 18:07:43 | 日記

 朝、父と姉が先に食べていると、遅れてきた美佳が席に座り、しばらく食べた後、突然誰にともなく「おはようございます」とポツリ。父はすぐに気がついて「おはよう」と言ったが、姉は知らん振り。
 すると美佳は再度「おはようございます」と言ったが、姉はまたも無視。やむなく、父「美佳、それじゃ誰に向って言っているか分からないよ」と注意。で、美佳「お姉ちゃん、おはようございます->「おはよう」でやっと会話成立。
 このように独り言ではないのだが、誰に向かって言っているのか分からないような場面に時どき遭遇する。

 自閉症は相手の目を見て・・・が苦手。で、普通の人のように、相手の目を見ることで”あなたに言っているんですよ”という意思を伝えることができない。
 美佳には「相手の目を見て話しなさい」と指導しているが、もう一つの方法として”注意を引くために最初に相手の名前を呼ぶ”方法も教えている。しかし、周囲の人間がアイコンタクトで済ませているなかで、いちいち名前を呼ぶのは違和感がある。で、つい美佳も省略してしまうのだが・・・。


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