興味を感じたExperimentを自由気ままに実践している備忘日記!

2020年、18差し引くと和暦の令和2年に。
平成は、西暦に12加算して和暦に。
昭和は、西暦から25引くと和暦に。

誰にも見せられない内緒の非公開アンテナ

2020年01月31日 20時43分42秒 | ハムのアンテナ

見たこと無い変な形だ。へぇ~、こんなふうになっていたのか。

内緒のアンテナなので非公開にした。

調べたら、800MHz、850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz、2GHz帯用
のようだから、2.2GHzまで電界検知出来るみたい。
でもスマホは2.5や3.5GHzも使っているので、こちらの電界検知はきついかも。

自分向けの備忘録なので、ボヤケ写真じゃないスッキリ写真もある。

それにしても、こんなふうにグネグネバターンになっているなんて

思ってもいなかったパターンだなぁ。

流石に、ブロの技術力はすごい。


調子にのってもう少しいいAWXを作ろうとして失敗した後成功した

2019年09月15日 18時02分54秒 | ハムのアンテナ

初作は細かい事に拘らずエイヤで作ったのにまずまずの出来だったので、調子にのってもう少し良い性能を目指し丁寧に作ったのに、SWRか1.5以上となり失敗した。

垂直偏波としている。上側のVと下側のΛの給電ポイントの間隔を極端に狭くしたのが原因かなぁ·····。くっついているように見えるが2mm以下にしてみた。

バラバラにならないよう、ギボシ部分を除いてエポキシ接着剤で固めた。

エレメントはギボシ式にして携帯に便利なようにした。エレメントの太さは2mm。

セットした状態 各々のエレメント角度は標準の90°とした。

ハンディ機に繋いだ状態

これでSWRを測定してみたら、144MHzは144~146まで1.7

430MHzは430.06で1.95、433.06で1.65、439.00で1.15(良かったのはこれだけ)

エレメント長は50.9cmにしていたので、長過ぎたかと思い6mm程度カットしたが、

若干の改善はみられるものの、劇的に良くならない。。

もともと広帯域特性のアンテナだから、多少長くても問題ないと思ったのに、なんか話が違う。

せっかくエポキシ接着剤で固めて完成させたのにノミではつり、ガッカリしながら分解。

試しに給電ポイントを5mm程度あけて再測定したら、

144.020で1.6、145.020で1.55、145.980で1.55

430.020で1.9、433.020で1.5、436.620で1.3、439.900で1.5。

全体的に少し良くなったので、給電ポイントの間隔が狭過ぎたのかも知れない。

狭くすると帯域が広くなるという情報があったが、その前にSWRが悪化したのでは話にならないな。

給電ポイントを再固定する時は、もう少し間隔を開けてみようと思うが、他にも原因はないか熟考していても思い浮かばない。(*_*)

参ったなぁ·····。

 

 【9/16追加】

なんとか改善出来た。

給電ポイントの間隔を8~10mmにして、今回はエボキシはやめてホットグルーで固定。

エボキシをハツって分かったのが、ギボシ部分には塗らなかったと思っていたのに、浸透してギボシ挿入部分の奥にまで入って固まってしまい、エレメントを差し込んでも長さが各エレメント毎に若干違っていた。

それと、給電ポイントのV部分とΛ部分の基盤の半田付け部分の長さが若干違っていたのも発見した。

それらを修正して、給電ポイントを再固定。

測定の結果。

144.020で1.5、145.020て1.55、145.980で1.6。

430.020で1.75、433.020で1.5、436.000で1.5、439.000で1.4。

まだ高めだ。

ここでふとひらめいた。アンテナを固定せず、クルッと回しながら測定してみようか。

ハンディ機をVX-1に取り替えて測定した。

144.020で最低が1.25、145.020で最低が1.3、145.980で最低が1.32位。

430.020で最低が1.2、433.020で最低が1.2、436.000で最低が1.05位、439.000で最低が1.1。

うーん?!こういう感じの測定で良いのか?

V/Uは周囲に金属物があれば変化が激しくHFよりも顕著だったかな。最近V/Uの工作をしていないので忘れてしまった。

もしかしたら、給電ポイントの間隔が狭いままでもエレメントの長さを揃えるだけでロケーションを変えてクルッと回せば使えていたかも、

ま、今回の改良で使える事が分かったので、もう少しデコレーションして見た目を良くする予定。

 

 

 。


144/430用AWXを作ってハンディ機のANTにしてみた

2019年09月01日 14時33分46秒 | ハムのアンテナ

付属の短縮ホイップよりは良かろうと思い、144/430のAWXを作った。

100均で以前買っていた直径2.5mmのアルミ線を使った。

硬度を上げるためドリルで2~30回程度ねじりあげる。おかげでエレメントはフニャフニャしなくなった。

きっちり1m計って切断し、50cmのところで90°に曲げる。これを2本作って大口ビンのキャップに穴を開けて通した。

     垂直偏波にするため、エレメントを上下にして。給電も上下にした。

アルミ線なので、同軸と半田付けするため圧着端子を50cmのところで圧着。

防滴のため、グルーガンで処理した。

これで完成だ。

知り合いのOMや巷では、無調整で使えるとの評判なので、早速ハンディ機に繋ぎワッチする。家から外に出てみたが、出ている局は少ないみたい。144は無し。430は所々で聞こえる。

これだけでは付属のホイップより良いのか、まだ不明。ハンディ機のアンテナ端子から給電部まで二重シールド同軸を使ってみたが自立はしているものの、45cm長なので少しフラフラしてしまう。(柔い感じになってしまった。仰角は付け易いけど(^_^;))

しばらく使ってみようと思う。

 

 後日、感想を載せて備忘録とする。

 

 【9/5追加】

 今日、144/430のSWRを測定した。 
144は、おおよそ1.4。430は、1.2~1.3。 
作りっぱなしでこの位なら、まずまずかな。 
144は、バンド内が大体ブロードな感じ。 
430は、439と高めになると若干下がる。 
まあ、ハンディ機から45cmしか離れていないし、体のすぐ近くにあるアンテナなので、変動も少しあるだろうと思う。 

あとは実際に交信した状態を調査してみる。 

 

【9/12追加】

144MHzでの受信比較をした。

・付属ホイップでR3、S2~3レベル

・自作AWXでR4、S8~9に向上(ノイズが多かった)

144MHzの場合、指向性があるようで、完全Null状態から

90°クルッとまわすとすごい差が出る事に驚いた。これは良いANTですな。

 

 

 

 


ダブルツェップANTの電流位相が揃う理由

2018年10月16日 12時05分31秒 | ハムのアンテナ

時々、頭をリファインしておかないと忘却してしまうので、備忘のつもりでUPしておく。

昔はハシゴフィーダーを使っていたので、電流電圧ののり方は分かっていたつもりだったが、今は同軸を使ったツェップライクANTなので、ともすれば電流電圧ののり方の理屈がこんがらかってしまう。

【修正:10/31】

電圧ののり方を勘違いしていた・・・・。

理屈に合うのは②の方だった。

 

 

 

 


3.5MHz用楕円形スパイダー枠と放射板の作成3

2018年01月27日 20時00分57秒 | ハムのアンテナ

楕円形スパイダーコイル式平面アンテナに線を巻いて調整測定した。

マッチングトランスはFT114-43を使い、5巻き:20巻きでマッチングがとれた。・・・1:4、Impは1:16、一次側50Ωなら二次側800Ω。

帯域は、SWR1.5⇔1.5が45KHz。思ったより狭い。(-_-;)

MFJ259Bの出力で、2m離れた7Mhz用のスパイダーコイル式平面アンテナで受信した場合にSメータ表示は59+30db。

少し、期待外れだ。
試しに、放射板直径14cmで作っていた3.5Mhz用円形スパイダーコイル式平面アンテナと受信強度を比較した。

なんと、直径14cmのスパイダーコイル式平面アンテナと受信強度は変わらない。同じ条件で測定したら、Sメータ表示は59+30db。

という事は、放射板面積はある程度あれば大きくても小さくても遜色ないのか。

ただ、、どのくらい小さくても良いのか、どれくらい大きくしても変わらないのかが、わからない。

それとも、もしかしたらMFJ259Bが受信機から1m以内にあるので測定器から出力が漏れているのか・・・?(-_-;)

分からなくなった・・・。 

 

 


3.5MHz用楕円形スパイダー枠と放射板の作成2

2018年01月27日 12時57分33秒 | ハムのアンテナ

羽根の数は9~13程度にしようと思っていたが、羽根一枚の長さが大きくなるので結局19羽になった。(-_-;)

銅板の楕円形は、スパイダーコイル枠用のパネルが片面接着だったので、保護紙を剥がして、その紙に作図した楕円形に添ってムシピンを打っていき、ハサミで切断した。

まぁまぁ、うまくいったと思う。後は、コイルと放射板を接続する穴を開けて・・・。

もう少しだ、休み休みやっているので時間がかかる。

 

 

 

 


3.5MHz用楕円形スパイダー枠と放射板の作成1

2018年01月26日 13時44分29秒 | ハムのアンテナ

3.5MHz用のスパイダーコイル平面アンテナのスパイダー枠を作ろうとしたが、直径34cm枠がとれるパネルが見つからない。あっても、30cm×45cmが最大だ。3.5MHz用の放射板面積は、508~620c㎡程必要だが、これを円形で作ろうとすると直径26cmの円と線を巻く羽根の分を考慮すると最低でも直径32cm必要となる。

残念ながら、100均の30cm×45cmパネルでは間に合わない。
ならば、楕円形にして面積を稼ぎ、3.5MHz用にする事とした・・・が、なかなか楕円形の作図方法と寸法が分からない。(-_-;)

先ずは、508㎠を確保するのに、半径9㎝の円を2つ隣り合わせにして作図する・・・これで520㎠を確保出来る。この2つの円を楕円形にふくらませる。この楕円接続する円の半径は、半径9㎝の隣り合わせた円の左右上下2つの円周上の接線の高さと、左右の円の接点を中央の線とした直線のを交点を中心にして円弧を描く。

続いて、羽根の寸法を作図していく。半径10.5㎝の円を隣り合わせにして、写真の通り作図する。これで、羽根の長さは左右両端で3㎝取れる。
続いて、この2つの円を楕円形にふくらませる。この楕円接続する円の半径は、半径10.5㎝の隣り合わせた円の左右2つの円周上より、若干大きめにとって、写真のように左右の円の接点を中央の線とした直線のを交点を中心にして円弧を描く。

切り抜いた写真

ま、正式な楕円形の作図が一番良いが、目的は面積確保が一番なので、スパイダーコイルを巻ければ問題ない。

羽根の作成と、放射板の切り抜きは次回。

 

 

 

 

 


High Level Jokeアンテナの放射板大小比較

2018年01月21日 16時59分30秒 | ハムのアンテナ

今まで、7MHz用の放射板直径は14~15cmとして作成してきたが、どうも放射板面積を考慮すると小さいかも知れないという事で、直径20㎝の放射板と比較してみた。

調整・測定値ではほとんど差がない事が分かった。SWR1.5⇔1.5の帯域は、直径20㎝のほうが約50kHz と直径14~15㎝より若干狭かったが、作り方の誤差の範囲かなと思う。(実際の飛び具合に差があるか、実験はこれから)

ならばと、直径11㎝の放射板(7MHz用)と比較してみたが、結構差がある事が分かった。

空芯トランスマッチでは、
Φ20cmのほうが、一次7弱巻き:二次30弱巻きでマッチングがとれた。(Imp約918Ω)
Φ11cmのほうは、一次7弱巻き:二次27弱巻きでマッチングがとれた。(Imp約744Ω)

FT114-43材に巻いたトランスマッチでは、
Φ20cmのほうが、一次5巻き:二次11巻きでマッチングがとれた。(Imp約242Ω)
Φ11cmのほうは、一次5巻き:二次7巻きでマッチングがとれた。(Imp約98Ω)

SWR1.5⇔1.5帯域は、
Φ20cmのほうが、空芯トランス、FT114-43とも50~60kHzあった。
Φ11cmのほうは、空芯トランス、FT114-43とも30kHz前後と狭かった。

やはり、放射板が小さすぎると不具合がある。

それと、空芯トランスマッチではIマッチングImpがとても大きくなり数百~1kΩ弱となるのに、フェライトコアの場合は大きくても200~300Ω前後だ。

放射板が小さい場合のImpが小さくなるのは良くないと思う。

 

 

 


High Level Jokeアンテナの適正放射板面積の考察

2018年01月21日 00時20分50秒 | ハムのアンテナ

もしかすると、放射板の大きさが小さ過ぎると飛ばないかも知れない。 

調整だけは取れるが、それはダミーロードみたいなものになってしまっているのではないかと思われる。 

いまだ放射板の最適直径は見つけられていないが、放射板面積が重要なファクターだと考えると、 

シリンダ式の面積は、シリンダ長はコイル直径の2倍必要だと言われているので、7MHzを考えると、コイル直径6cmの場合6×3.141592×12≒226.2c㎡必要となる。 

これをスパイダーコイル式平面アンテナの放射板の面積にして直径を求めると、226.2/3.141592=r^2・・・・・r≒8.5cm、直径17cmの放射板が必要となる。 

今まで、7MHzで放射板直径を14~15cmくらいと言っていたのは小さいという事になるな。(-_-;) 

この調子で計算すると3.5MHzの場合は、放射板の直径は最低でも25.5cm必要になる。 

14MHzの場合は、最低直径15cm必要。 

これは、スパイダーコイルの内側に貼り付ける形式の放射板面積を考えた場合。 

放射板面積が飛ぶか飛ばないかの原因かどうか、正解かどうかは分からないが・・・・。 

ただ、7メガの場合、放射板直径14~15cmでも飛んでくれていたが、18cmくらいにしたら、もっと性能が向上するかも知れない。。。 

スパイダーコイルの外側に放射板を貼る形式の場合はもっと放射板の直径は大きくなる。 

もしかしたら、この形式で飛ばないと仰る場合の原因は、放射板が小さいのかも知れない。

 

 


プレゼント予定の3.5MHz用High Level Jokeアンテナ

2017年10月18日 18時57分47秒 | ハムのアンテナ

 JA7CWI   OM

 

 ●今度のプレゼント用は、3.5MHz用でもサイズや仕様が少々異なる。

枠外径:230mm

放射板径:150mm

羽の数:7

羽根の長さ:40mm

●ANTとしての諸元

今回の7羽の場合、放射板との重畳が多くなるので、20m巻いても共振周波数3.516・・・羽一枚分折り返したところ、3.547MHzとなった。

マッチングは、トランスマッチで、FT114-43材使用。

一次巻き数:4巻き 、 二次巻き数:21巻き で

R=50、jX=0、SWR=1.0なった。

SWR1.5上側周波数、下側周波数の範囲45KHz(広めだと思う)

MFJ259Bの測定出力を、室内で約1.9m離れて斜め上に設置している7MHz用High level Jokeアンテナにより3.5MHzを受信して、IC723のSメータの値が59+20db強。(まぁまぁ良いほうだ)

給電箇所は、放射板とコイルの接続点だったが、コイル巻き終わりから給電したところ、共振周波数が72KHz下がった。

これは、面白い。高めになっている時に繋ぎ変えてみるのも良いかも。

いつもの如く我が家では調整済でも、プレゼント先のお宅でも同じになるとは限らない。世界でたった一つのマイアンテナにするべく再調整しなくちゃいけない。

まあ、お互いにCMC(コモンモードチョーク)も入れているはずだから、あとは微調整で済むかな・・・。

 

〖追加:10/19〗

3.5にもなると、どうしても巻き線数が多くなって綺麗に整列してくれなくなる。

そこで、第一弾の防止策として押さえを付けてみた。

綺麗に整列してくれるが、押さえを固定しないと、外れてしまう。どうやって固定しようか思案中。(-_-;)

それと、調整がずれてしまったかも知れない。再測定しないと・・・・。

 

【10/20追加】

押さえを別パターンにしみた。こちらのパターン工作は時間がかかるが外れにくくなった。
調整の変化があるか再測定してみたが、ほとんど変わらなかった。

押さえが必要になるのは、巻き線数が多くなることも一因だが、羽根の数が少なくなると羽をまたぐ巻き線の距離が長くなるためのほうが主因だという事に気が付いた。

放射板にコイルを重畳させて帯域を広くするには羽根の枚数を減らせば実現できるが、巻き線が綺麗に整列しなくなる。んージレンマだな。(-_-;)

本当は、押さえなど使わないほうがシンプルなのだが・・・・。
調整については変化がなかったので、見た目が気にならないなら押さえなど要らないと思う。もしカバーをつけるなら、なおさら目立たないし。


【追加:10/21日 】

ついでに 、7メガ用シリンダ式SRAの半完成品もプレゼントします。


今度は5mm厚の枠で3.5Mhz用を巻いてみた

2017年10月07日 14時40分46秒 | ハムのアンテナ

スパイダー枠3.5MHz用

諸元:

外枠直径:290mm

羽の長さ:45mm

枠の厚さ:5mm

羽数:9羽(11羽に比べるとコイルの重畳数が多くなる)

放射板直径:200mm

 

とりあえず、ツイスト線で約10m巻いた。(7メガバンドあたり)

この倍巻かないと・・・・。

今回のチェックポイント:  枠を厚くすると何が変わるか。

【追加:10/7 16:40】

ツイスト線は10m物しかないので、別の色で巻き足した。

共振周波数:3.543Mhz

R=50、jX=0、SWR:1.0~1.1

SWR1.5の範囲47KHz

今回のトランスマッチはFT114-43に巻き、4:20でマッチングがとれた。

Imp比1:25なので、50Ω:1250Ω・・・か。(もう、なんぼでもいいや)

MFJ259B測定出力で、2m離れた7MHz用HLJ式ANTにて受信:≒59+23dB

羽根の数を11から9にしたので、放射板に重畳するコイルの巻き数が増えたから帯域幅がひろくなったのか、スパイダー枠を厚くしたのが帯域を広くしたのかよく分からん。

今回、線をカットしたときは40cm程度で約100Khz変化した。線をカットしていったら若干低めまでになったので、羽3~4枚程度折り返してインダクタンスを相殺し目的周波数に合わせた。簡単、楽ちんに合わせられるのが良い。

ANT性能は悪くない結果だと思う。

 

 


放射板直径170mmのスパイダー枠にコイルを巻いた結果

2017年10月01日 16時35分43秒 | ハムのアンテナ

ハムの集いでは、7MHz用より3.5MHz用のほうに関心が集まったので、しばしの間3.5MHz用で遊んでみようと思いHigh Level Jokeアンテナ方式で巻いてみた。

諸元
スパイダー枠直径240mm(PP板)
放射板直径170mm(アルミ)
コイル種と長さ:ツイスト線を20m(巻いた後長すぎるのでカット&トライ)
マッチングはトランス方式:一次巻き数4回、二次巻き数21回 でR≒50,jX=0,SWR=1.1(ANTをいじるとすぐ変化する)
SWR1.5範囲28KHz(狭い)

放射板にコイルを2~3巻き重畳させた改良後は36KHz(若干広くなる)

やはり、コイルと放射板を重畳させると帯域は広くなるが、性能的にあまり重畳させ過ぎると悪影響が出そうだ。

羽根の長さがギリギリだった。危ねぇ~~(-_-;) 

コイルの巻き方が雑だとマッチング調整が不安定になるようだ。突然マッチングがとれなくなったりする。
雑と言っても、なぜ、何処が原因なのか今のところよく分からないでいる。

 

シリンダ式SRAのマッチングの巻き数は5:12~13くらいで取れるのに、なぜかこの平面SRAのマッチングインピーダンスはとても高い。

 

受信強度はANTとマッチングコイルを取り替えて同じ条件で比較したが、シリンダ式も平面式も同じ59+20dBだった。

 

 

 


JA7CWI OM   High Level Jokeアンテナ枠について

2017年09月23日 17時16分48秒 | ハムのアンテナ

JA7CWI  OM

3.5MHz用のHigh Level Jokeアンテナのスパイダー枠を作成しましたので、26日火曜日にお渡しします。

最初は手持ちのPP板で作ったので、スパイダー枠の直径が240mmしか取れず、放射板は170mmでしたが、せっかくお渡しするので放射板が200mmでも余裕でスパイダー枠がとれるPP板を買ってきました。

流石に240mmと比べると1まわりも2まわりも大きいですね。

此方は、放射板170mmのほうで実験します。

是非、3.5Mhz でも実験して下さいますよう、お願い致しします。

寸法は、以下の通りです。

スパイダー枠外形(直径):290mm(PP板)

放射板直径:200mm(アルミ板)

羽根の長さ:45mm

羽根の数:11羽根

あとは、ジャンパー線(2線)を20m巻けば、大体3.5MHz以下に共振すると思いますから、カット&トライして下さい。

このタイプの共振合わせは、若干低めに合わせたら巻き終わった線を、折り返して逆巻きに巻いていくと、インダクタンスの相殺により比較的自由に目的の共振周波数を変化させる事が出来ます。

ただし、逆巻きにするのはほどほどにしないと、性能劣化するかも知れません。せいぜい1回巻き以内にしたほうが無難です。

インピーダンス調整は、7MHzと同じでマッチングトランスのコアに一次5巻:二次12~13巻で大丈夫になるはずですが、時々マッチしない場合があって、1次巻数5回の時、2次巻数は30回前後になる時があります。原因は分かりません。マッチングが取れなかったら、そのくらいプラスマイナスしてみて下さい。どっちかで必ずマッチします。

 

 


3.5用High Level Jokeアンテナ枠について

2017年09月23日 13時14分19秒 | ハムのアンテナ

JA7CWI  OM

3.5MHz用のHigh Level Jokeアンテナのスパイダー枠を作成しました。

寸法は、以下の通りです。

スパイダー枠外形(直径):240mm(PP板)

放射板直径:170mm(アルミ板)

羽根の長さ:35mm

羽根の数:11羽根

少し、小さいかも知れないので、改めて放射板200mmの物を作ります。 

 

 


High Level Jokeアンテナの製作

2017年06月10日 09時45分25秒 | ハムのアンテナ

不思議な事にHigh level Jokeアンテナに7条撚りリッツ線で巻くとマッチングImpが2kΩ近くなるので、再度ツイスト線で巻いたHigh level Jokeアンテナを作って比較してみた。

【諸元】

7MHz用

放射板直径14cm(材質 銅板)

スパイダーコイルの長さ10m(1/4λ分)

1/4λも巻けば、大体は目的周波数より下で共振するのでカットアンドトライで切り詰めていくか、逆方向に巻いていく。

 (途中で何回巻いたか分からなくなった(^-^;))

【マッチングトランス諸元】

フェライトコアは、PC接続用ケーブルと一体化していた規格不明のスリーブコア 

一次巻き数7回(コア内7回通過)   二次巻き数17回(コア内17回通過)

巻き数7:17  巻き数比1:2.429  Imp比1:5.898  ∴50Ω:295Ω

これで、R=50Ω、jX=0、SWR=1.0となった。

ツイスト線で巻くと、マッチングImpが300Ω前後になるのに、7条撚りリッツ線だとどうして2kΩ近くになるのか分からない・・・・不思議だ?

 

アンテナ共振周波数7.065MHz

(コイルを長めにしておき、巻き方向を逆巻きすると共振Fは自在に変更可)

SWR1.5⇔1.5帯域:59kHz(少し狭いかな・・・)

コイルのかたまりみたいなアンテナだから、同じ線で巻いてもコイルの巻き方一つで結構違った値になる。デリケートなアンテナなので、この辺で失敗する人は多いかも知れない。

丁寧に丁寧に巻くことが重要だ。

 でも、ツイスト線と7条撚りリッツ線では何か別の違う要因が絡んでいると思うが・・・・なんだろう?

 

給電は、同軸の途中2か所にCMCを挿入する。

1つ目は、7MHzの場合、ANTから2m~2.5m離れた所。(使用周波数の1/20λ程度離す)

2つ目は、リグ出力コネクタの後。

これで、同軸網線に流れようとする高周波を阻止する。

全体図は、

 

 

ツイスト線がマッチングImp300Ω前後で、7条撚りリッツ線が2kΩ近くになるなら、3条撚り、4条撚りと増やしていけばマッチングImpも増えていくのか・・・・・。(-_-;)

なぜだ??そういえば、単線で巻いた時は、たしか200Ω前後だったような(-_-)

スパイダーコイルに巻く素線の数が増えるに従ってマッチングImpが増す原因はなんだろうか。(-_-;)

 

【追加】18:45

5条撚りのリッツ線を作ってHigh level jokeアンテナに巻いてみた。

マッチングが取れた時の数値  一次巻き数6回、二次巻き数28回

巻き数6:28  巻き数比1:4.667  Imp比1:21.778  ∴50Ω:1089Ω

 リッツ線が細くなった分、放射板に重畳する巻き数が増えたのでSWR1.5⇔1.5帯域が160kHzに広くなった。(見込んだコイル長も短かった事もあり、共振Fは8.3Mhzになってしまった)

5条撚りだと、マッチングImpは約1kΩか・・・(-_-;)

やはり、リッツ線の素線数が関係している。なぜ素線数にマッチングImpが関係してくるのか分からない。((+_+))