興味を感じたExperimentを自由気ままに実践している備忘日記!

2020年、18差し引くと和暦の令和2年に。
平成は、西暦に12加算して和暦に。
昭和は、西暦から25引くと和暦に。

実はもう一タイプあるHLJ式 Outside放射板タイプ2

2017年03月03日 17時31分41秒 | ハムのアンテナ

今まで、インナー放射板型のHLJ式を記録してきたが、実はOutside放射板のHLJ式タイプ2もある。

ガサツなイラストだが、放射板をスパイダーコイルの外側に配置したもので、最初の頃スパイラルコイルで何度か試作してみたが、工作が面倒なので保留していた。

他の方法で、もう少し簡単に出来るかも知れない。

これでしばらく遊べるので、トライしてみようかと思い始めている。

 

 


 


手作りリッツ線で、JHA改めHLJアンテナを作成した

2017年02月25日 22時24分20秒 | ハムのアンテナ

以前からJHA(冗談・半分・アンテナ)として作成してきたが、今回からhlj式アンテナと名称変更する。

手作りリッツ線は6本撚りでも直径1mm以下なので、専用のスパイダー枠を作った。

ツイスト線クラスの太さで巻くと丁度良い間隔でも、細い線だと羽根と羽根の間隔が広過ぎて、交差する線の部分がグチャグチャになるから、間隔を狭くして交互する線がきれいに積み上がっていくようにするため。

今回のスパイダーコイル枠の諸元は、
外枠の直径14cm、放射板の直径11cm。羽根の長さは1.5cmとした。7㎒用HLJ式アンテナ。

手作りリッツ線は10m。
線が細いので、全部巻いてもまだ余裕がある。(ピンボケ写真だな)

羽根の数が9枚、9角形なので切り込みと切り込み間が直線分となり巻き始めから6回巻き程度は放射板にかぶっている。

このまま測定して、共振周波数は約6.6Mhz。
SWR2~2の帯域が、一回目180KHz。2回目200KHz。3回目220KHz。
マッチングトランスの一次、二次巻き線を変化させた結果だが、まだ最適巻き数が不明。

いずれにしても、びっくりするほど広帯域になり、 ほぼ7MHzをカバー出来そうだ。

 

 

 


CMCの位置による電界強度と受信感度の実験 (シリーズ2/3)

2016年08月27日 21時20分14秒 | ハムのアンテナ
自作CMC。FT114-43にW1JR巻きで16回巻いたもの。
最初は、入力側の同軸が、芯線と網線が10cm程度露出していたのを改修して露出部分を極力なくした。
 
送信出力5Wで、CMCの挿入位置やCMC無しの場合の違いを実験した。
CMCがANT本体から1mの位置では、送受とも極端に減衰する。
CMCがANT本体から2mの位置では、CMC無しの場合とほぼ同等の送受能力がある。
CMCが無い場合は、送受とも一番性能が良いが、出力を上げるとインターフェア発生の危険性がある。
 
なお、パターンBで同軸のRF電流を計測してみたが、CMCのANT側で0.55mA、CMCのTX側も0.55mA。TX直後では、0.65mA流れていた。
パターンCでは、ANTから30cmのところで60mA、TX直後のところで50mA流れていた。
これで50W送信したらやはりインターフェアの危険性は避けられないと思う。

 

CMCの位置に関する実験。次3/3は

 http://blog.goo.ne.jp/ja7hlj/e/8f0df302b27cec0cb838480c78328556

 

 

 

 

 


JHAにも使える同軸長とCMCの位置と共振周波数とImpマッチと (シリーズ1/3)

2016年08月15日 11時41分55秒 | ハムのアンテナ

6年前(2010.5)に、SRAでとても参考になる実験をしていた。

この実験は、JHAにも応用できると考える。

過去の実験を埋没させないために、備忘的に再登録しておく。

しっかり忘れていた自分に歳を感じている。

①は、短同軸をRAD本体と測定器に接続して、共振Fとマッチング調整


②はRAD直下にCMCを挿入し、その後7mの同軸を経由して測定器に接続

③はRADから7mの同軸の同軸を経由してCMCを挿入し、測定器に接続

①と②を比べると②は①の誤差の範囲で調整はほぼとれており、微調整で済む

①と③を比べると③の共振Fとマッチングは大幅に変化するので、再調整が必要

この事から、①で本体の共振Fとマッチングをとれば、②は微調整で済む、③では本体からCMC直前の同軸までアンテナを構成している事になり、本体と同軸までを考慮した再調整が必要である。

③では、アンテナからCMCまでの間の同軸がボディエフェクトを起こしやすい。

本体調整後にCMCを入れるなら②とする方が共振Fの変化が少なく、CMC以降の同軸長での変化はDPでも経験した同軸長由来と考える。


更に、室内調整をしても周囲の影響を受けており、当然、実際の空間に設置する場合には再調整が必要になるので、室内では荒調整レベルで良いと思う。


【2016.8の追加】

なお、6年前の実験では受信に関しては実施していなかった。

今年、②のパターンに近いANT本体から1mのところにCMCを入れて、その後TXまでの長さを7mとし受信の実験をしたが、メチャクチャ受信感度が悪くなることが判明。原因は分からない。

ANT本体からもっと離さないとだめなようだ。


CMCの位置に関する実験。次2/3は

http://blog.goo.ne.jp/ja7hlj/e/9b3107ecb6ce4c3da2afabaed294b1f8






 


楕円形JHAの工作と調整と信号強度

2016年07月03日 17時39分28秒 | ハムのアンテナ

今までJHAのコイルは円形ばかりだったが、楕円形ではどうなるか興味が湧いたので実験する。

 
詳細はSNSにのせているので、写真を中心にする。
 
PP板の穴を確認
 
穴を線で結ぶ。

銅板に穴を転写する。

その後、銅板の穴をケガく。

PP板を切り取り羽を作るった後、銅板を貼り付ける。

LANケーブルの芯線を巻いて7MHz用にする。
マッチングは、フェライトトランスマッチで行った。巻数は6:18、Impは50Ω:450Ω
 
AA54で測定⇒Rのトップは50Ω、jX=0。
 
中心SWRはほぼ1.0。  2⇔2範囲はほぼ200KHz。

ちなみに持っているMFJ259Bでは、50Ωダミーロードを繋ぐとRが43~45表示になる。

外設置のゴクリ空き缶SRAで受信したSメーター強度
振り切れ!
 
結論: 楕円形JHAでも性能的には遜色ないのが期待できる。
    ただ、楕円形なので放射の強さが360°同じか、偏向しているか分からない。
 
面白き哉、面白き哉(^。^)y-.。o○
 
 

外設置のSRA(7MHz)と室内のJHA(18MHz)

2016年07月02日 18時13分48秒 | ハムのアンテナ

昨日、久しぶりに外設置の「ゴクリ空き缶SRA」を高くした。約10mくらいかなぁ・・・・・。少しマッチングがズレたので、何度か2階と現場を行ったり来たりしてまぁまぁのところまで追い込んで、夜に岡山市南区の局と交信。My59、His59+。コンデションが良いようだ。

解像度が悪いなぁ(-_-)

こっちのほうがゴクリ空き缶SRAの感じが分かる。

ま、これでも屋根高から2~3m高いかな~(-。-)y-゜゜゜

普段は風が強くなると途中まで下げているので、そのままになっていた。


しかし、SRAの工作はなんといっても工作費用がとてもとても安価なのがいい。

ジュースの空き缶と使い古しのLANケーブル、正体不明のマッチング用フェライとコア、しめて数百円で3,5MHzや、7MHzに出られるアンテナが出来上がるのだからこたえられないな(^。^)y-.。o○

 

 JHAも同じ程度で出来る。(放射板に銅板を使えば若干高くなるけど・・・・(-。-)y-゜゜゜)

 

さきほど、巻き終わった18MHz用のJHAを室内で調整し、ワッチしたら奈良県生駒市斑鳩町の局が出ていたので呼んでみた。一発でMy57、His59QSB。

よほどコンデションがいいのかな?室内のJHAで交信実績が出来た。

面白いなぁ!JHA・・・・ジャパン・ヒマワリ・アンテナ。

今回のコイルは4芯で巻いてみた。

 

 


アンテナインピーダンスマッチング(トランスマッチ)早見表

2016年06月26日 17時39分50秒 | ハムのアンテナ

以前も記事に残したと思うが、もっと単純で見易い表にしたので再登録する。

JHAやSRAのマッチングを取るための備忘表である。

おお、そうだ!空芯トランスでも実験してみよう。

これでマッチングが取れなかったら、LCダイレクトマッチでやってみると良い。




ブロードサイドアレーJHAの構造図

2016年05月31日 20時39分33秒 | ハムのアンテナ

こういうのを想定している。

アレー化用平ブームは、デュアルバンド用にも流用出来ると思う、っていうか元々デュアルバンド実験用に考案し工作したものだ。

デュアル用には間隔が開いていないと相互に悪影響を及ぼしてしまうだろう。

ただ、アレー化には間隔が開き過ぎない適当な低いバンドが良いと思う。

ワイヤー系ブロードサイドは間隔を開き過ぎると、サイドローブが大きくなるようだから、両方のJHAのスパイダー枠が余り離れすぎない大き目な枠(ローバンド用)のほうが指向性が絞れていいかと思う。3.5か7が適当かな・・・・。


ループANTと同じ指向性だとすると、アレイとかできないものか?

2016年05月22日 21時41分48秒 | ハムのアンテナ
ループANTで同一バンドを2枚以上並べれば、アレイ(エンドファイヤーやブロードサイドファイアー)を構築できるだろうか?

誰もやってみないのか・・・・やった記事を見たことがない。出来るはずがないと、はなから諦めているのでは?
面白そうだ。

3.5MHz用でこの大きさだから、いろいろ実験できそうだ。

7MHz用は一回り小さいから、7でも実験出来る。
横に並べるのがいいのか縦に段とするのがいいのか、どっちがどうなるのか近いいうちに、やってみたい。

デュアルバンド用に18MHz用JHAを巻いた。

2016年05月22日 14時11分44秒 | ハムのアンテナ

今のところ、7MHz用の試作品は数枚ある。3.5MHz用も3枚、21MHz用は1枚、50、144はそれぞれ1、2枚づつ。

今回は18MHz用の2枚目を作成した。

7と3.5、あるいは7と18の組み合わせを想定。

18MHz用JHAの作成手順。過去に何回か載せているので、自分用解説は省略。

�       �        �        �

     

 

それから、デュアルバンド用のトランスマッチも新作に合わせて調整しなくちゃ。

少しでも軽くしようと、小さ目のフェライトコアに巻いてみたが、片方がうまくマッチングしない。正規のFT114-43か140-43を使えば良いのだろうが、ノイズ防止用のパッチンコアSFT72SNや、小さ目のトロイダルスリーブコア(43材に近い)で代用しようと試みているせいか、なかなか思うように両方バンドのマッチングがとれない。(-_-;)

ま、なんとかなるだろう・・・・・。

【追加】
パッチンコアSFT72SNで調整し、なんとか7、18のマッチングがとれた。室内で7MHzは5巻:8巻、18MHzは5巻:15巻(1:3)だった。
シングルの場合の巻き数比は1:2で大体あうが、今回のデュアル用は2次側巻き数が増えた。
しかし、室内での調整だから外設置すると再度の微調整が必要になる。 あ”~めんどくさい(-。-)y-゜゜゜
 
後は、デュアル用の掲揚ツールを考案しないと・・・・・・・。
 
 
 
ふと思いついた。同一バンドを複数並べれば、アレイとか出来ないだろうか?
 
 
 
 

奇抜なJHAが送信アンテナになるために。検証して分かった事。

2016年05月21日 22時59分57秒 | ハムのアンテナ
7MHzバンドで実験、検証したが、今度は3.5MHzバンドでも検証してみる。

以前、双子のスパイダーコイルを作って、片方にアルミ板を張り付けたものと共振周波数を比較したが、数百khzしか差がなく不思議だったが、原因がほぼ確定した。
やはり、アルミ板とコイルの内径は離れていると、アルミ板に与える影響が弱くなり、スパイダーコイル単体に近い動作となる。だから共振周波数の差が小さかったのだ。帯域も狭かったし。
そこで、アルミ板にコイルの内径がピッタリ接するように羽の切り込みを深くした。アルミ板を貼らない方も切り込みを深くして、両方再度まき直して共振周波数を比較したところ、アルミ板有りは約6300、アルミ板無しは約5100。
差は1.3MHzになった。かなりアルミ板に影響を与えていると思われる。
これで離れていると、コイルの動作が強くなる事が分かった。
 
さて、3.5用にするため、改めて線を巻いた。
SWR2⇔2の帯域は、芯線はより線であるが一本線で巻いたためか約52khzと狭い。
やはり、ツイスト線がいいのだろうか。
 
アルミ板に与える比較実験を終えたので、上写真の下側の枠をマイナーチェンジして羽を長くし、3.5MHz用にLANケーブルの2本つツイストを巻いてみた。アルミ板は直径140mm。
 
SWR2⇔2帯域が70KHzになった。
やはり、ツイスト線が良いようだ。
3.5で70khzあれば、まぁまぁ良い方だと思う。
 
放射パターンは、ループアンテナと同じようだ。



思い出・・・
最初、双子で作り、比較のため巻きっぱなしで共振周波数を計測した時は約6380MHzで、SWR2⇔2帯域は50~80KHzくらいだったと記憶している。あいまいだなぁ(-_-;)
いずれにしても7MHzバンド付近でこのくらいでは狭い。アルミ板とコイル内径が焼5mmくらい離れていたからだろうな。
 
だんだんわかってきた。

奇抜なJHA(常識・外れな・アンテナ)が送信アンテナになるために。

2016年05月17日 06時07分14秒 | ハムのアンテナ

今までの実験で、JHAを使える送信アンテナとして動作させるためには、コイルの内径はアルミ板に隙間無く巻く事、線は一番よさ気なのがリッツ線。

アルミ板とコイルの内径に隙間があると、アルミ板に与える影響が弱くなり、コイル単体としての動作が強くなってしまうようだ。

なぜなら、トランスマッチングの二次巻き数が少なくなる事と、帯域が狭くなることで推察した。

単線で巻くよりも、複数の線を捩った線でコイルにした方が発生磁力が強くなって、アルミ板に強く影響を与えられる。

今までのこまとめとしての備忘録。


奇抜なJHAの作り方。SWR2⇔2帯域を広くできた。

2016年05月15日 21時40分44秒 | ハムのアンテナ

帯域を広くする事ができた。

何も考慮せず、作りたてのスタンダード版のSWR2⇔2帯域は41kHz程度だったがコイル枠の見直しと、線の種類を見直してみたら広くなった。


①作りたての時は、アルミ板とコイルに若干ながら隙間があったので、これを隙間がなく巻けるよう切り込みを深くして、再巻き直したところSWR2⇔2が65kHzまでになった。

トランスの巻き数比は5巻:10巻が最良となった。



②まだ狭いなぁ・・・・、0.5mm単線で巻いたのが原因かと想定して、同じ直径のアルミ板と13羽のスパイダー枠(羽少し長め)を作り、より線を選んで、青白2本捩った線を巻いてみた。

トランスの巻き数比は5巻:13巻が最良となった。

その結果、SWR2⇔2の帯域は約100kHzまで広がった。

今回はこうしたら広くなったが、このとおり作ればすべて帯域が広くなるかは不明。

今後の参考とするため、忘れないうちに記録しておく。




奇抜なJHAの易しい作り方3(調整まで)

2016年05月14日 15時31分06秒 | ハムのアンテナ

スパイダーコイルを巻き終えたら、MFJ259Bで共振周波数調整、インピーダンス調整を行う。

コイルの巻き数はコイルの直径により区々だが、今回の例は内径120mm、外径約160mmで約22回弱巻きなのでインダクタンスは約116μH、共振周波数は7056Khz、従って、自己容量は約4.4pFか。(別に容量が幾らか問題じゃないけど・・・)

インピーダンスマッチはフェライトコアトランスマッチで、一次巻き数5回、二次巻き数は8回だった。

いつもは1:2の巻き数(5巻き:10巻き)でほぼ合うのに、今回なぜか少な目だ。

帯域が狭くなる原因かなぁ?今回はSWR2⇔2が41Khzととても狭い。

作るたびに安定した帯域が得られないのは何が原因だろう・・・・(-_-)

いずれにしても、スタンダードな作り方は以上で終わり。

後は、疑問を解き明かして性能UPしていくだけだな(-。-)y-゜゜゜