興味を感じたExperimentを自由気ままに実践している備忘日記!

2020年、18差し引くと和暦の令和2年に。
平成は、西暦に12加算して和暦に。
昭和は、西暦から25引くと和暦に。

High Level Jokeアンテナの放射板大小比較

2018年01月21日 16時59分30秒 | ハムのアンテナ

今まで、7MHz用の放射板直径は14~15cmとして作成してきたが、どうも放射板面積を考慮すると小さいかも知れないという事で、直径20㎝の放射板と比較してみた。

調整・測定値ではほとんど差がない事が分かった。SWR1.5⇔1.5の帯域は、直径20㎝のほうが約50kHz と直径14~15㎝より若干狭かったが、作り方の誤差の範囲かなと思う。(実際の飛び具合に差があるか、実験はこれから)

ならばと、直径11㎝の放射板(7MHz用)と比較してみたが、結構差がある事が分かった。

空芯トランスマッチでは、
Φ20cmのほうが、一次7弱巻き:二次30弱巻きでマッチングがとれた。(Imp約918Ω)
Φ11cmのほうは、一次7弱巻き:二次27弱巻きでマッチングがとれた。(Imp約744Ω)

FT114-43材に巻いたトランスマッチでは、
Φ20cmのほうが、一次5巻き:二次11巻きでマッチングがとれた。(Imp約242Ω)
Φ11cmのほうは、一次5巻き:二次7巻きでマッチングがとれた。(Imp約98Ω)

SWR1.5⇔1.5帯域は、
Φ20cmのほうが、空芯トランス、FT114-43とも50~60kHzあった。
Φ11cmのほうは、空芯トランス、FT114-43とも30kHz前後と狭かった。

やはり、放射板が小さすぎると不具合がある。

それと、空芯トランスマッチではIマッチングImpがとても大きくなり数百~1kΩ弱となるのに、フェライトコアの場合は大きくても200~300Ω前後だ。

放射板が小さい場合のImpが小さくなるのは良くないと思う。

 

 

 


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
hlj (要因は面積だけじゃないかも知れないが。)
2018-01-22 23:26:24
今回は、放射板の面積に着目したが、シリンダ式とは面積以外にもコイル形状の違いもあるし、磁力線からの誘導電流伝達発生も違うし、単純比較は出来ないと思う。スパイダーコイル式平面アンテナとはいろいろと違いがあるので、放射板の面積以外にも要因があるかも知れない。。
返信する

コメントを投稿