2/8 午後3時、大分気温が下がってきました。臨時Upです。
巷では、大相撲の八百長問題で相撲協会は大騒ぎ、発端は携帯電話の
解析から発覚したそう。
PCはもとより、デジタル機器に用いられる一般的な Removableメモリー
(HD,FD,MO,SD,CF,・・・・USB等のメモリー、CD-RW,DVD-RW,BD等々)は、
データの書き換えが自由に出来ます。
保存したデータ類は、削除すると、読み出しが出来なくなるだけで、データ
そのものは、次に保存したデータで上書きされない限り残ってます。
前記の携帯電話の削除メールはそのメモリーから交信データが復元され、
内容があからさまになったもの。データはメモリーを物理的に破壊しない限
り復元される可能性を持ってます。当事者達はデータを削除すれば証拠は
残らないと思っていたのでしょう。
先日、ミス操作でコンパネの「アプリケーションの追加と削除」からフォルダー
の指定ミス大事なデータをうっかり削除してしまった。この場合はゴミ箱に残ら
無い為一時冷や汗をかきました。
この時、救済に用いたのは、下記フリーの「復元ソフト」です。この種のソフトは
数多くありますが、使った二例を紹介します。完全な復元は望めませんでしたが
大半は戻せました。使い勝手は 2 の Pandora Recoveryが使い易かった。
尚、不慮の削除でファイルを消失した時は、そのままの状態で即時復元ソフト
を利用すれば、高い確率で救済できます。救済は消去したメディアの現状維持
が鉄則で救済前に別ファイルを保存すると、時には上書きされ救済出来なくな
ります。
復元ソフト二例の紹介
1.「Glary Undelete」 の削除ファイル検出画面
このソフトはDrive 全体を検索、リストを表示したのち、フィルターで
拡張子、年月日、サイズ等のパラメータを指定し絞り込む方式。
Driveの容量が大きいと全体検索時間がかかる。
(私のケースでは全体検索に 192GB/70min かかった)
検索の結果削除ファイルは右窓に表示される。
復元の可能性は「最良、最低、上書き済」の区分で表示される。
2.「Pandora Recovery」の削除ファイル検出画面
このソフトはDriveを指定しスタートすると数分でツリーが左窓に表示さる。
検索したいフォルダーを指定すると、削除したファイルが右窓に表示される。
このソフトはツリー表示後、フォルダーを指定し検出するので、短時間で結果が
出る。 削除フォルダー、ファイルは「赤X」で表示され、復元の可能性の高いフア
イルは黒字、不能のファイルは赤字で表示される。
追記
このソフトはデジカメに使用しているメモリーのうっかり消去も、追加撮影
してなければ、消去画像はほぼ復旧出来ます。
尚、このシステムでは携帯電話の通話データの復元が出来るかは知識外で
わかりません。多分NGでしょう。
又、地デジ等のTV放送を録画したものも対象外で復元出来ません。
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