夢って、奇妙キテレツ！（15）

166
何処かの国の王朝にいる。

第1皇子には反対派がいて、なかなか安心して外を歩けない。
今日は国王から正式に皇太子に指定された。

これで少しは安心して歩けるだろう。

167(とんだ邪魔が入って興ざめの巻)
O嬢とL嬢は職場の同僚である。
ある晩、O嬢が吾輩の家に泊まりに来た。
二階の部屋で、鏡の前で二人が裸で自分たちの肢体を見ながら、いろいろなポーズを楽しもうとしている。
彼女の大きく開いた股のあいだに、背後から吾輩の!?(･_･;?が現れた。
・・と、その時。窓の下を見るとL嬢が彼氏と歩きながらこちらを見上げている。
しまった！目線が合ってしまった！
とたんにL嬢がずかずかと上がってくる気配・・・😩
吾輩とO嬢は慌てて布団に潜り込む。
そこへL嬢が襖(ふすま)をガラッと開けて侵入!!
『私のショールを返してよっ！』と叫んで、敷布団の下からショールを引っ張り出し、

行ってしまった。
(このショックで目が覚めてしまった。 折角いいところだったのに・・・)


168
吾輩も王朝の皇子の一人だ。
ある夜、皇子たちと皇女たちが集まって談合している。誰もまだ子宝に恵まれてない。
皇女のひとりが『そっちは、まだなの？』と吾輩に尋ねた。
『まだです』と応えた。
全員なんとなく寂しくなって、今夜はここで皆んなで雑魚寝しようという気分になった。


169
吾輩の描いた絵を、知人の女性編集長に見せようと、別室で待たせている。
掛け軸に使えるような絵という要望なんだが・・・。
プリンターのロール紙に愚策が次から次へとプリントされて出てくる。
『あーあ、とうとうロール紙一本使い切っちゃった・・・インクがたまんねえな・・』
おっと、今の愚痴、聞こえちゃったかな？


170
得意先の開拓のやり方で、先輩から指摘されている。
『A社がここでB社が1時間半もかかるここだ。一時間半の移動時間は無駄ではないか？』
なるほど、言われてみればごもっともだが・・。


171
飛び込みセールスで、二股かけて別々の業種を扱っている。
当然、持ち歩く鞄(かばん)も異なる。
同僚からはイヤミを言われるが、どちらの業種も売れてない・・・。


172
幕府は崩壊したが、我々大名はどうすればいいのやら・・・？
ある大名は、『どうしても行かねばならぬ用がある』と言って、
出入り禁止の改札口を乗り越えて行ってしまった。
浅葱色のスーツ姿で茶色の革靴を履いていた。


173
中学時代の同級生の女の子から電話がきた。
皆んなで会合した写真と記事が本になったのを送ったということ。
『ちょっと待って、いま探してみる・・』と受話器を置いて、
カミさんに何か郵便物が届いてないか聞いた。
面倒臭そうにゴソゴソ探して、手渡してくれた。
本というよりもリーフレットみたいな感じだ。
もどかしくも梱包を開こうとするが、手元がもどかしい・・
どんな写真だろうと期待は弾むが、なかなか梱包が開けない・・
そのうちに目が覚めてしまった・・・

174
なにかの記者会見の場に居る。
記者たち『いつまで待たせるんだ！ 早く始めろ！』
主催者側『一部の報道機関の方の到着が遅れています。しばらくお待ちを・・』
記者たち『時間稼ぎでごまかそうってんだろう？』
主催者側『・・・』


175
温泉宿に行った。大きな大浴場には、幾つもの浴槽がある。
まず手前の浴槽に入ったが、湯量が少なく仰向けに寝ても腹が湯の外に出てしまう。
どの浴槽も似たり寄ったりで満足にたっぷりと浸かれそうにない・・・。


176
事務所の奥の専務室でやたら音響が騒がしい。

覗いてみると、AV女優を囲んで遊び半分に打ち合わせ中だ。
吾輩も会議に加わる。無重力の宇宙SEXを提案した。
AV女優は、ロケットで飛ばされるのに断固反対する。
『特撮』でいくと説得するが、フィーリングが合わないと言う。
AV女優抜きで、助監督らと特撮の検討に入る。


177
港で船のドックを見物している。そこでは今、一艘の商船が洗剤でピカピカに洗浄されて、クレーンで持ち上げられてきた。
『あとの汚れた海水はどうなるの？』と現場の担当者に聞いたら、

『キミ、海は広いんだよ』と無知な素人を哀れむように答えた。
海洋汚染にはまったく無頓着のようだ。


178
幼稚園の父兄参観日だ。会場の後ろで参観している。
むかしの園児たちが今は父兄になって、やはり会場の後ろで参観している。
女性の大統領も吾輩のすぐ近くで参観している。(吾輩も政権の一員なのだ)
そこに石部金吉のような堅物そうな男が『建築雑誌から、広告の原稿を送ってくれとの催促です』と知らせにきた。
昔やった仕事だが、さて？どこの会社の広告原稿を作ればよいのやら・・？

179
どこかの国の空軍パイロットの訓練生になっている。
今日は母機から小型ロケット機で発進する訓練だ。同僚のやってるのを見ている。
教官 『いいか、スタートと同時にこのレバーを引くのだ。押すじゃないぞ』
同僚 『ハイ』
教官 『強過ぎてもいかん、弱くてもいかん』
同僚 『ハイ』
弱いと主翼と接触するのかな。押したら墜落だな・・・。

180
大きな蚊が飛んできたので、パチンと叩いて取った。
また生き返って刺しにくるといけないので、食べてしまった。
不味い佃煮のような味がしたが、生き返らないように粉々によく咬んだ。




おもしろ日記ランキング

火山の大噴火

パソコンのお絵描きソフトで色をグルグル掻き混ぜていたずらしていたら、

面白い形になった。

なにやら火山の噴火みたいに見える。地下のエネルギーが空中に吹き上げられ、

噴煙や火山灰、溶岩などが空中でダイナミックな模様を描く。

これは偶然にできた傑作だ！

いや、このような造形を描こうとして描いたのではなく、自然にできてしまった

ところに不思議さがある。

しかし、実際にこんな大噴火が起きないことを地球さんに祈りたい。