夢と現実のおとぼけバラエティー

実際に夢で見た内容を載せています。それと落語や漫才・コント・川柳・コラムなどで世相を風刺したりしています。

夢って、奇妙キテレツ!(2)

2019-09-30 22:23:47 | 夢と現実のおとぼけバラエティー

809
日清戦争の頃か? 中国大陸の各国の領事が次々と暗殺されてゆく。
次は日本の番かもしれない? 大きなレストランで日本人らしい女性記者に
「この局面は取材して置いた方がいいよ」と話しかけたが興味はないみたい。
自分のテーブルに戻ると ♪更け行く秋の夜 旅の空の〜♪ という曲のBGMが流れ出した。
とたんに彼女は自分の料理の皿を持って我輩のテーブル席に来た。話を聞く気になったみたい。

811
図書館で読む本を探している。
古典も読まなきゃいけないが、近世の歴史も知らなきゃ・・
「満州国」? 「満蒙開拓」? 随分と古びて紙の色も茶色っぽくなって、ボロボロの状態だ。
傍にいた見知らぬ老人が、我輩が手に持っている本を見て
「まったく酷いなあ!この時代は・・・」とつぶやいた。


東京の神田あたりの喫茶店でカミさんとコーヒーを飲む。
夕方になり、カミさんは夕食の支度があるからと先に帰った。
すると近くに座っていた中年の女性が隣に寄ってきてしなだれかかって
きた。デレデレとなってしばらくイチャイチャしていたら、閉店時間に
なり店内は消灯され客は誰もいない。
レジの辺りだけが明るかったので会計を済まそうとしたら、
なんと¥8000-だと!
その場は女性が払ってくれた。我輩はそんな大金は持ち合わせていない。
時計を見たら21時をまわっていた。次はこちらが払わねば・・・だが、
何処の誰だか分からない・・



上司から300万円の札束を手渡された。理由はわからない・・。
ビジネスの交渉の夢を見た。宝飾店の女性社長に取引の商談に行ったら
見返りに第三者との取引をまとめてくれるよう依頼された。
ややこしい三角ビジネスになりそう・・



草花の苗にジョウロで水遣りをしようとしているが、おせっかいな奴が
いろいろと指図してくる。うるさくてしょうがない。



中国に展開していた工場団地が寂れて来て、自社も引き上げ時期になっ
ている。
出入り口に施錠しようとするが、飼っていた犬がなかなか離れようとし
ない。



会議が始まるというので、社長たちが来るまでにテーブルをコの字型に
並べ準備をする。
席についたら隣に座った色っぽい女子社員がしなだれかかってきた。
会議が始まるがちょっとデレデレとなる。



UFOに乗っているのではないか?
半ドーム状の下のルーム(?)から上のルームに行くには階段もハシゴも
無い。あるのは高さ2mほどの天井に開いた直径1mぐらいの円い穴があり、
そこに向かってジャンプするのだ。
一回目のジャンプは弱かったのでスーッと下がってしまった(地球の引
力圏内だったのか?)が、二回目は強くジャンプしたらスーッと上がっ
て上のルームに移動することに成功した。


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もし宇宙人からメールが来たら?

2019-09-30 10:09:30 | 夢と現実のおとぼけバラエティー

IAUから注意報が出ています。
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  • 自分で相手に返信してはならない。
  • 速やかに関係各所(研究者や研究機関、国家当局)にデータを提供し、他の望遠鏡を使って地球外生命体の存在に関する信ぴょう性を確かてもらう。
  • 地球外生命体からのコンタクトだと確実に考えられる場合、IAU(国際天文学連合)と国連の事務総長に連絡をする。
  • (専用のフォームがある)
  • ICSU(国際科学会議)など世界の指定機関にも連絡を入れる。
  • (詳細はDeclaration of Principles Concerning Activities Following the Detection of Extraterrestrial Intelligence)を参照

創作落語『伏魔殿』

2019-09-27 19:07:09 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
       

    テン・テン・ツク・ポン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・ポン


             『伏魔殿』


      へい、ようこそお越しいただきまして、ありがとうございます。
       館内の冷房は効いておりますですか?えっ、まだ暑い・・?
      そのうち、涼しくしてさしあげます。あたしが、保証します。
     こんなこと保証したって、ちっとも腹の足(た)しにはなりません。
    え〜、落語家の先祖は、どんな人・・? なんてよく聞かれますが・・、
       江戸では延宝(えいほう)から貞享(じょうきょう)年間に、
      辻芸人として『鹿野武左衛門』なぞという人が活躍しましたそうで、
       上方では『露の五郎兵衛』とか『米沢彦八』なぞ、・・・
      名前のフィーリングが今の落語家とは懸け離れております・・・。
     江戸では、その後、烏亭焉馬(うていえんば)などの『咄(はなし)の会』、
        三笑亭可楽の『三題噺』なぞが流行りまして、
      この時代は、寺社境内での興業が普通でしたようで、
         落語や講談をやる寄席が出来たのが、
        文化・文政年間のころだそうでございます。
     なんでも、この頃には、江戸市中に120軒以上もあったそうで、
     こんにちから見ますと、まことにうらやましいかぎりで・・・。
   え〜、江戸の千住て処に、笑作という落語作者が住んでおりまして、・・・



笑作   「近頃、客の好みが変わったンかなア・・。
      昔のネタが、さっぱり受けねえナ・・。
      なンか、ここらで目新しいネタを仕入れねえといけねえな・・。
      おっ、向こうから来るなあ、瓦版屋じゃねえか。
      そうか、奴っこさんなら、おもしれえネタア持ってるに違えねぇ」


瓦版屋  「おや、笑作の旦那じゃござんせんか・・」


笑作   「おう、瓦版屋か。どうだい、近頃不景気だが、
     なンか面白れぇ話しでもあるかい?」


瓦版屋  「まぁ、こういう御時世でやすから、
     面白い話ってぇのは、ねぇんでやすがね、ドタバタ話しならありやす・・」


笑作   「へぇ〜、いってエ、どんな話しだい?」


瓦版屋  「おっと待ったア。旦那は落語作者だア。
     ここで、べらべらしゃべったら、瓦版が売れなくなる・・」


笑作   「そんな気遣えは無用だ。なにも全部聞こうってンじゃあねぇ。
     ほんの世間話、立ち話じゃあねぇか」


瓦版屋  「じゃあ、耳寄りのドタバタ話しでやすがね・・」


笑作   「おうおう・・」


瓦版屋  「両国の『小泉屋』ってぇ乾物問屋を御存じで・・?」


笑作   「知らねぇな・・」


瓦版屋  「去年の春先に、先代の跡目を継いで、
     若旦那夫婦が店をやりくりしてたんでやすが・・」


笑作   「うむ・・」


瓦版屋  「はじめの内は、夫婦仲睦まじく店の改革に精出してたんでやすが、
     今年に入って直ぐ、夫婦別れしちまいやした」


笑作   「ほう・・。夫婦喧嘩でもしたんかナ」


瓦版屋  「それも、言ったとか言わないとかが元で、
     亭主のやつが、嬶(かかあ)を追ん出したってわけで・・」


笑作   「ずいぶん乱暴な話だな」


瓦版屋  「まぁ、嬶(かかあ)の方も、かなりのじゃじゃ馬らしいんでやすがね・・」


笑作   「それにしても、この不景気な世の中だ・・。
     家を追ん出されたら、さぞかし難儀をしとることだろう」


瓦版屋  「それが・・、もともと目白あたりの町名主の娘でしたんで、
     今ア、実家に戻って、別れた亭主の悪口を吠えまくってるそうで・・」


笑作   「かなりのじやじや馬らしいな・・」


瓦版屋  「へぇ、町内では、『毒舌じゃじゃ馬』ってぇあだ名がついて・・」


笑作   「毒舌をはくのかい?」


瓦版屋  「へぇ、町内の井戸端会議じゃ、天下の誰彼かまわず、
     毒舌でぶった切りでやすから、その話しが面白れぇってんで、
     周りは連日、野次馬で黒山の人だかりでやした」


笑作   「うらやましい才能だ・・」


瓦版屋  「そこで、亭主が嬶(かかあ)の才能を見込んで、
     出入りの料亭で、ちょうど雇われ女将(おかみ)を探してたんで、
     そこへ嬶(かかあ)を口入れしやした・・」


作笑   「なるほど・・」


瓦版屋  「ところが、その料亭が『伏魔殿』だったわけで・・」


笑作   「なんだい、そりゃあ?」 (こいつぁ、面白い噺が出来上るかナ・・)


瓦版屋  「あんまりしゃべると、瓦版が売れなくなるんで・・」


笑作   「なにを心配してやんでぇ。ほんの世間話、立ち話じゃねぇかい」


瓦版屋  「伏魔殿ってのは、嬶(かかあ)が付けたあだ名で、
     本当は、『むねむね屋』と言いやす」


笑作   「それも、うさん臭い名前だな?」(ますます、面白くなってきやがった・・)


瓦版屋  「ところが、この料亭の使用人達の間では、
     永年にわたって、店の金をネコババするという伝統がありやした」


笑作   「使用人が料亭を食うのか・・?」


瓦版屋  「へえ、番頭から丁稚にいたるまで、私用で使った費用は、
     全部店に付けてやした」


笑作   「全部かい・・?」


瓦版屋  「へえ、丁稚が遣い先で買い食いした団子代から、
     手代が女中と不倫旅行したときの代金、
     番頭にいたっては、てめンちの米・味噌・醤油・酒代に
     がきの手習い代の付けなンて、朝飯まえで、
     先月は、店に内緒で競走馬を買っちまったてェくらいで・・」


笑作   「凄まじいもんだなア・・」


瓦版屋  「へえ・・で、新女将は店の塵芥(ちりあくた)を大掃除するってンで、
     使用人達とすったもんだのくり返しで、客など、そっちのけでやした」


笑作   「それじゃあ、商売あがったりだろう」


瓦版屋  「へえ、・・で、あるとき、料亭で公儀の接待が行われることになりやしたが、
     料亭主人(あるじ)の『むね衛門』が招待者の人選に横やりを入れたことが
     公儀の耳に入りやして、大問題となりやした」


笑作   「そりゃあ、問題になるなぁ・・」


瓦版屋  「公儀のお調べに対し新女将は、そうゆ〜話しは聞いたというし、
     むね衛門は、言ってないと言うし、水掛け論となりやした」


笑作   「なるほど・・」


瓦版屋  「小泉屋の亭主は、これ以上公儀とのゴタゴタに巻き込まれたくねぇって
     んで、嬶(かかあ)を新女将の座から降ろし、ついでに離縁しやした」


笑作   「へえ〜、ついでに離縁かい? それで一件落着したのかな?」


瓦版屋  「ところが、その話を聞いた井戸端会議の野次馬連中が、
     収まりがつかなくなりやして、あんな面白れぇ嬶(かかあ)を追ん出すたぁ、
     とんでもねぇ亭主だ・・てンで、小泉屋の売り上げは、一気に落ちやして、
     店ン中ア、閑古鳥がうるさいくらい鳴いてやす・・・・」


笑作   「ほう、閑古鳥がうるさい・のか・・」


瓦版屋  「それに、・・亭主ってのが、ちょいと変わってやして・・」


笑作   「ほう、変わってる・・?」


瓦版屋  「へえ、使用人に用事を言い付けるときア、紙に用件を書いて、
     そいつを、グシャッと丸めて、往来へ向かって放り投げやす」


笑作   「往来へ・・?」


瓦版屋  「へえ、世間では『丸投げ』と呼んで、そこを避けて通りやす」


笑作   「なるほど、変わってるなあ。
     ・・・で『むね衛門』の方は、どうしたイ・・?」


瓦版屋  「これが、トンポンチンを伏魔殿に送り込んでたとか、
     日本橋の上に勝手に『むねむね小屋』を建ててたとか、
     ボンゴの外交官をてめエの店の門番にしてたとか、
     汚職だ賄賂だ脅しだ泣き落としだなんだかんだと、
     次から次へ呆れるくれぇ、うさん臭え話がいろいろ出て来やして、
     町奉行所もどこから手え付けていいンだか、
     さっぱり見当もつかねえ始末で・・」


笑作   「それで、しょっぴかれたンかィ・・?」


瓦版屋  「いけねぇ、油売ってる場合じゃねえや。
     瓦版を刷る刻になっちまったィ。じゃあ、ご免なすって・・」


笑作   「なに、まだゆっくりして行きねぇ」
     (・・・あとちょっとで・・・仕上がる)



           お後がよろしいようで・・



夢って、奇妙キテレツ!(1)

2019-09-22 13:53:20 | 夢と現実のおとぼけバラエティー


毎晩どんな夢を見ているのか?気になって覚えているものばかりを
通しNo.をつけて記録しています。
その中から面白そうなものを紹介していきます。(No.は順不同です)
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696
半鐘の音がする。
外を見ると遠くで黒煙が上がっている。火事らしい。
しばらくすると、また鳴り出した。
今度は近所らしい。火の見櫓で半鐘を鳴らしている人がいる。
数件先から黒煙が上がっている。
「スーパーレクリエームだ」という声がした。
スーパーレクリエームって何だ?

698
大きなリゾートホテルに宿泊した。
トイレは部屋の外にあって共同式だ。
夜中にトイレに起きたが、消灯されていて真っ暗だ。
照明のスイッチを押しても点かない。
手探り状態で用を足そうとしたが便器も相当汚れているらしい。
仕方ないのでそまま出たが、自分の部屋が何処だったかわからなく迷子になった。
朝になって一回のラウンジで知人二人と会った。
水を持ってきてほしいと頼まれたので、ポットに水を入れて持ってきたが、
また迷子になって、夜中のときと同じところをぐるぐる廻っている。
知人が「外へ散策に出よう」というので、ホテルの外に出たらすごい豪勢な花壇が
広がっていた。

701
スナックの店長をやっている。
経営者から売り上げ倍増の指示がきた。
『店長、お姐になるしかないっすよ』と部下は言う。
『俺たちはニューハーフに女装するのか?』

704
リハビリ病院の研修医になっている。
今日から女性リハビリ介護士の助手として患者さんのリハビリの補助を命じられた。
余計な口出しは無用との条件つきだ。
ベッドの上には中年の女性患者が大の字で寝かされている。
脇腹をさするようにと指示されたが、この患者さん内科で診てもらった方がいいのではないか?
と思った。

705
地方自治体による「ふるさとPRの映像企画」に参画したら、
吾輩の知人は主催者側から参加を拒まれた。
理由は知人が痴漢っぽいということだった・・。
科学的に検査してみようと掛け合った。
計器測定をしたら、ランプがピンク色に発光した。
主催者側はやはりダメだという。
こんなスケベな人間でも、何か使い途はあるだろうと主催者側を説得する。

707
写真のヌードモデルを家に呼んだ。
彼女は寝室のベッドの上に、「ポーズを指定して」と全裸で仰向けになった。
吾輩はカメラの準備で、もたもた手間取っている。
寝室では祖母と妹がすでに寝ている。
すると祖母が目を覚ましたので、慌てて彼女に布団を被せた。
祖母は彼女の存在に気付かずにまた寝てしまった。
彼女も寝てしまったようだ。
もっといろいろやっておけばよかったかなあ・・・。

708
ある会合で湯豆腐料理が出た。
遠路を知人が豆腐を持って来るので笑顔で礼を言ってくれと司会者が言う。
食後、ダンスパーティが始まった。
ルンバの曲がかかりますと司会者が言う。
何人かはパートナーと踊り場へ。吾輩はパートナーが見当たらない。
知人の奥さんがパートナーを探してこちらへ向かってくるので手を挙げた。
奥さんはグリーンのワンピースを着ている。 二人でダンスのポーズをとる。
なんとしなやかで軽やかなボディなんだ!? 知人には、ちょっと申し訳ないです。
お馴染みのルンバの曲が流れた。
学生時代にやっただけなので、どうもステップがぎこちないなあ・・
(目が覚めてトイレに行った。トイレの中でステップを踏んでみたら、ああ、思い出した)


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コント『特派員報告2(続き)』

2019-09-16 13:07:42 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
      


スットコ 「"くノ一"はん達は、女の闘いを始めてますがな・・。
     "おねだり"とか"ミニスカ美脚"とか"W不倫"なんてのが、
     主な武器でござりますがな・・」


デスク  「やっぱり、そんなとこか・・?
     あの毒舌説法の家元は、どうしてる?」


スットコ 「へい、どんなお人でっしゃろ?」


デスク  「アホ、かの有名なガラッパチ毒説女史だ」


スットコ 「ああ、田中眞紀子女史ですかいな?
     相変わらずやってまっせぇ。
     角栄後の歴代総理は、皆、ガラクタだと吠えて、
     田中角栄の銅像に屋根をつけろ・・て、いきまいてるそうで」


デスク  「ふぉ、ふぉ、ふぉ・・、相変わらずだな」


スットコ 「それから、あのデヴィ夫人ですがな。
     突如として、各地の刺客候補者の応援を始めましたでぇ」


デスク  「なに? 個人としてか?」


スットコ 「へい、もうボランティアでしょうなァ?
     ゆかりちゃんとか、さゆりちゃんとか、百合子女史とか、
     ホリエモンまでとか・・」


デスク  「また、喧嘩が始まるだろうな。今日は、これだけか?
     もっとオレを笑わせろ」


スットコ 「ほんまに、勝手なことばかり云うてはりまんねん・・」



9月6日

デスク  「酔っぱらいは、起きてるか!! 何か笑いのネタはないのか?」


スットコ 「やだねぇ・・、デスクの方が呑んでるんじゃないの?」


デスク  「わしの健康の為に協力しろ。
     では、わしの方から質問するが、小泉首相は"改革"を呪文のように
     連呼シテルそうだが、この4年間にどんな"改革"をしたんだ?」


スットコ 「へぇ、そう云われると困っちゃうなあ・・?」


デスク  「なんで、おまえが困るんだ?」


スットコ 「へぇ・・、特にこれといって思い浮かばないんで・・?」


デスク  「なにも改革してなかったのか?
     なんか、数字で実績を示せるものがあるだろう?」


スットコ 「へぇ・・、4年間で170兆円の赤字国債を発行しやした。
     いまも1時間に39億円づつ増えて、世界一の借金大国になってやす・・
     あと、世をはかなんで自殺するひとたちが、1時間に平均100人・・・」


デスク  「なんと! それが改革の成果なのか?
     反政府デモなど起きても不思議じゃないな?」


スットコ 「それが、変なんですよ〜。小泉人気は、ちっとも衰えまへんねん。
     遊説先では、大聴衆が取り巻き、ヨンさま並みの人気だす・・
     あのベートーベンの髪型のせいだっしゃろ」


デスク  「わからん? おまえは、わしをからかってるだろう?」


スットコ 「ホンマのことでっせェ・・」



9月8日


デスク  「おはようさん。酔っぱらい!! ネタ・ネタ・ネタ・・・」


スットコ 「やだねぇ・・、デスクは泥酔してるんじゃないの?
     こちら台風で大変だったですワ。一年分の雨が、一度に降った地方も
     ありまっせぇ。四国のあるダムは、貯水量がゼロだったのが、
     あっというまに100%満水になりやした」


デスク  「ホーっ!!」


スットコ 「え〜とですね、与党サイドは、あいかわらず"ゆうせい改革呪文"を
     唱えてまっせェ。それを毎日聞かされている有権者も、
     だんだんその気になってきてるようで・・」


デスク  「催眠術を使ってるんじゃないのか?」


スットコ 「いえ、心理学者によると、国民の心理的エネルギーが相当衰弱してるから
     だそうで、自信たっぷりに"イエスかノーか"と迫る小泉マジックに癒しを
     求めてるんだそうで・・。
     それから、例のホリエモンがトンデモ発言をしてまっせェ」


デスク  「どんな発言だ?」


スットコ 「え〜とですね、日本も"大統領制"にすべきで、
     年金なんかも要らないとか・・、
     で、公明党をよろしく・・とか・・」


デスク  「この男も奇人変人なんだろうな。
     おそらく、自分が日本の"初代大統領"になることを"想定"してるん
     だろう。
     あまり話題を提供しない野党連中はどうしてる、野党は?」


スットコ 「へぇ、このところ与党の方にばかり風が吹いてるんで、
     なんとか野党側にも風が吹くのを期待してるようですがね、
     ・・台風は、ご免被りますけど・・
     あ、例の"毒舌辻説法女史"が、民主党の応援演説に乗り出しましたでェ」


デスク  「お〜、動き出したか! 野党に欠けていたのは、
     聴衆一万人を呼ぶ"立役者"だからな。
     で、第一声の毒舌は、どうだった?」


スットコ 「へぇ、小泉首相の頭の中は、モジャモジャなんだそうで」


デスク  「お〜、ひっひっひ・・・」


スットコ 「へんなデスク・・」



9月10日

スットコ 「酔っぱらいのデスク、起きろーっ!!」


デスク  「ホッホッ、やけに早いではないか」


スットコ 「え〜とですね、スクープでっせェ!!」


デスク  「ホッホッ、どんな・・・?」


スットコ 「小泉政権が、郵政民営化にやっきになってる理由が分りましたでェ!」


デスク  「どんな理由だ・・・?」


スットコ 「アメリカのブッシュ政権から、郵政民営化を実行するよう、
     かなり以前から"要望書"が届いていたそうですな。
     小泉政権は、その要望書に従って着々と進めているんだそうで・・!」


デスク  「ブッシュの狙いは、郵貯のマネーをアメリカの金融機関に・・」


スットコ 「へぇ〜? そうなんすか・・」


デスク  「アホ、もうちょっと頭の感度を良くしろ・・・」



9月12日

スットコ 「ギヨェーッ!! 泥酔のデスク、寝てる場合かーっ!!」


デスク  「ホッホッ、きょうも早いではないか」


スットコ 「選挙結果の速報が出ましたでェ!!」


デスク  「ホッホッ、どうだった・・・?」


スットコ 「なんと、小泉自民党が圧勝でっせェ〜!!」


デスク  「ホッホッ、催眠術とベートーベンの髪型がものをいったか」


スットコ 「295議席と、自民党単独で、絶対安定多数の269議席を大きく上回って
     やす!!」


デスク  「ホッホッ、ホンマかいな・・・?」


スットコ 「公明党の議席と合わせると、衆院定数の三分の二を超えてまっせぇ!!」


デスク  「う〜ん、野党第1党の民主党はどうだった・・・?」


スットコ 「へぇ、112議席となって、65議席減らしやした・・」


デスク  「2大政党時代は、先の話しになったな・・・。
     あの落下傘部隊は、どうだった?」


スットコ 「へぇ、"くノ一忍者部隊"は、大奮闘で当選者続出・・・、
     一方、知名度の神様"ホリエモン"は接戦を演じたんでやすが、
     亀井の浪花節に負けて辛くも落選・・」


デスク  「"みそぎ候補"の結果はどうだ?」


スットコ 「へぇ、土下座・泣き落とし戦術で。ほとんどが敗者復活しやした。
     選挙民は、忘れっぽいのか度量が大きいのか、よう分りまへん・・」


デスク  「忘れっぽくて、涙もろいのだろう。
     あの"疑惑の商社"の結果はどうだ?」


スットコ 「へぇ、まだ、裁判で被告の身なんですが、敗者復活しやした・・・、
     選挙民は、地元を救ってくれるのは、この人物しか居らんと
     思ったようで・・」


デスク  「う〜ん、・・で"小泉劇場"の投票率は何%だった?」


スットコ 「へぇ、67.5%と前回よりも、だいぶ多かったようでやす・・」


デスク  「う〜ん、このニュース信じていいのか、マジに?」


スットコ 「また、疑惑の目で見る〜・・」




9月27日

スットコ 「疑い深いのデスク、後日談送りまっせぇ〜」


デスク  「ホッホッ、まだオモロイネタあるのか?」


スットコ 「ありまっせぇ〜」


デスク  「ホッホッ、どんなんだ?」


スットコ 「へぇ、当選した落下傘部隊は、"小泉チルドレン"と命名されましたねん」


デスク  「なんじゃあ〜・・?」


スットコ 「へぇ、国会のことは、右も左もよう解らん一年生議員やよって、
     派閥に引っ張られないうちに、"小泉学校"で教育するんだそうで・・」


デスク  「ホ〜・・?」


スットコ 「へぇ、もう既にドジふんでる若手議員も居てますねん。
     "早く料亭に行きた〜い"などと、マスコミの取材マイクに向かって
     叫んだそうで・・」


デスク  「ブブブブブ・・・」


スットコ 「へぇ、もう国会の中では、小泉首相の所信表明演説に大喝采で、
     すでに"喜び組"化してまっせぇ・・。
     野党席などは、ドッチラケですがなぁ」


デスク  「ブブブブブ・・・、おまえの話は、マンガだな・・」


スットコ 「疑い深いのデスク、この話、信じまっかぁ?」


デスク  「う〜む・・、やっぱりおまえは、わしをからかってるか、
      アル中になってるか、どっちかなんだ! クビにしてやる!」



           おたいくつさまで・・