夢と現実のおとぼけバラエティー

実際に夢で見た内容を載せています。それと落語や漫才・コント・川柳・コラムなどで世相を風刺したりしています。

人間の常識は宇宙の非常識(14)

2021-08-31 08:28:16 | 夢と現実のおとぼけバラエティー


創造主 「よろしい。
     ”存在のすべて”が知っているのはただひとつ、”ほかには何もない”
     ということだけだった。
     外側に比較対象するものが無ければ、いつまでも自らを知ることは
     できない。
     ”存在のすべて”には、そんな比較対象の基準が無かった。
     比較対象の基準があるとすれば、それは内部にしかない。
     これが”すべてであって/ない”こと、”わたしであり/わたしでない”
     ということだ。
     だが、”存在のすべて”は、自らを体験的に知ろうとした。
     このエネルギー・・純粋な、見えず、聞こえず、観察できず、
     したがってほかの誰も知り得ないエネルギーは、自分のすばらしさ
     を体験しようとした。
     そのためには、自分のなかにある比較対象の基準を使わねばならな
     いと気づいた。
     そこで、いみじくも考えた。一部は全体より小さいはずだ。
     それなら自らを分割すれば、それぞれの部分は全体より小さいのだ
     から、残る全体を振り返って、すばらしさを知ることができるだろ
     う。
     そこで”存在のすべて”は自分を分割した。
     (もしかしてビッグバンのこと?・・筆者注)
     栄光の一瞬に、”これであるもの”と”あれであるもの”とになった。
     はじめて、”これ”と”あれ”が分かれた。
     しかも、どちらも同時に存在している。
     また、”どちらでもないもの”(空間か?・・筆者注)も存在している。
     こうして、突然に三つの要素が生まれた。
     ここにあるもの。あそこにあるもの。そしてここにもあそこにも
     ないが、こことあそこが存在するためには存在しなければならない
     もの。
     つまり、あらゆるものを包み込むのは無である。
     空間を包含するのは、非空間である。
     部分を支えるのは全体である。
     このことは理解できるだろうか?
     ここまでは、わかっただろうか?」

人間 「なんとなくわかったような気がする」

(・・・続く)



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