石川県の主都金沢市のＪＲ金沢駅の東口を出ると、こんなガラス張りのエントランスホールが拡がる。
向こう端の屋根を支える鼓門が一躍有名となった。
夜には、ライトアップされるので、なおさら鮮やかに見える。
(駅の反対側から見た所)
金沢駅エントランスホールは、すぐ目の前のANAクラウンプラザホテル上階から見ると良く見渡せる。
.夜中も時々起きて、この窓から見回してみたが、金沢市内は不夜城のように
眠らない街だった。
岐阜県 白川村 世界遺産 大屋根合掌造りの白川郷集落では
紅葉が進み、大屋根造りと紅葉した木がマッチングして美しい。
白川郷では、11月4日、連休の飛び日で平日にも関わらず、沢山の観光客さんが詰めかけている。
各国の外国人の方達も、団体で来ておられるようだ。
村のはずれに有った、神社の鐘楼も茅の大屋根造りになっている。
連れて行ってくれたタクシーの運転手さんが、白川郷集落を離れて
集落の別の場所の、白川村に一番有名な場所を見せてくれた。
田んぼの中にある、紅葉の山をバックにした三連棟で
前回投稿した箱庭のような集落の外側に有るが、一番有名な場所だという。
バスツアー等の大人数で来た場合は、絶対見られない場所だという。
なるほど、白川郷の画像でよく見掛ける風景だ。
三連棟はここに有ったのか！
北陸観光２日目は、黒部宇奈月温泉駅から金沢駅まで電車に乗り継ぎ
観光タクシーにて、世界遺産白川郷 合掌造り集落までやって来た。
ほんの小さな集落だが、写真を拡大してみるとほとんどの家が、大屋根造りになっているのが判る。
世界遺産というだけに、家の形状を勝手に変える事は出来ず、何年に一回程度
屋根の吹替えをしなくてはならないらしい。
一回の吹替えに掛かる金額は約1000万円で、その内家の所有者の負担額は100万円。
相続するのも大変な負担だね。
ふき替えたばかりの家は遠目でもすぐわかる。
まだ、白っぽい屋根となっている。
ちょうど昼時間になったので、この集落の中でも美味しいと評判の
てうちそば処 乃むらさんでおそばを頂いた。
少人数で運営されているらしく、大変な混みようで、待ち時間も長く掛かったが
美味しいおそばだった。
さて、列車の乗り継ぎの初日が終わり、宇奈月温泉の宿へ
黒部宇奈月温泉 やまのは
カウンターで、チェックインを済ませて
ゆったりした温泉に入り、初日の疲れを癒す
泉質は無色で、ぎゅっと体に効いてくるお湯だと聞いていたが、まさにその通りだった。
部屋にはパノラマのようなガラス窓が有り、翌朝起きてみると
まさに自然いっぱいの中に旅館が建っているという雰囲気。
いざ、黒部渓谷鉄道に乗込み車窓からの景色を楽しむことに
雰囲気の有るトロッコ列車だ。
富山県の市街地から見る山並みはまだ青々しかったが
車窓から見る黒部の紅葉はマジ美しい。
途中、地元出身の女優 室井 滋さんの面白い紹介を聞きながら
黒部渓谷鉄道のうなづき駅から乗っての最終駅「欅平」に到着した。
室井さんのお話で一番面白かったのは、うなづき発の列車と欅平発の列車はどちらが上り下りでしょう、という設問。
宇奈月が温泉や民家が沢山ある麓、一方欅平は黒部峡谷の山の中。
川は欅平からうなづきにむけて流れている、当然欅平発が下りと思われるが
実際は、逆らしいうなづき発が下り、欅平発が上りという事に設定されているらしい。
そんな黒部渓谷の紅葉も、今が最高調に達したようだ。
