ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

【ヤンヤン夏の思い出】

2005-05-12 | 映画 ヤ行

ヤンヤンの母の弟の結婚式。その夜、祖母が脳卒中で倒れた。父の会社は倒産寸前。母は祖母の介護疲れで現実逃避。姉は隣人に振り回されて・・・。
ヤンヤンは8歳。女の子にいじめられじくじたる思いの毎日。そんな毎日の中で“何か”を模索するのであった。

2000年/台湾・日本/エドワード・ヤン


おお~、私の苦手なただの“日常映画”。しかも、約3時間もある長~い映画。なのに、最後までフツーに観る事ができちゃった!
ところどころタイミング良く、哲学的な言葉がポンポンと言い放たれるのが心地よい刺激だったかな~。監督さん、上手いです!映像も綺麗。3時間全てに醸し出されるあの雰囲気は何なんだろうなぁ~?凄いなぁ~。

邦題が『ヤンヤン夏の思い出』。ヤンヤンは8歳の男の子。当然、彼が主役で、きっと夏休みに劇的な思い出を作るっていうお話だろうって勝手に思っていたんだけど、全然違うの。
後半に入ってもヤンヤンの夏休み(私の勝手な期待)は出てこないし、それどころか、お話の盛り上がりもない・・・。こりゃ、もしかして??とショックを受けたんだけど、最後には考えさせられる事が多く、あなどれない1作だった。

「人生はやり直す必要なはい、1度で十分だ・・・。」
前だけ向いて生きろって事かな。それとも、力を張らずに生きろって事かな。
人生に悩みはつきもの、誰にでも悩みはあるもんだ!!って感じかな~?

ちなみに、映画の始まりは結婚式、映画の終わりはお葬式だった。人生です。
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2 コメント

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本当に淡々と (hana)
2005-05-17 16:09:36
進んでいきますよねえ。

それでもって別に退屈しないという。

今も台北のどこかに住んでいそうな家族の

夏の出来事をちょっと覗き見したような・・。

そんな感じになる映画でした。
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hanaさんへ (izumi)
2005-05-18 07:40:46
hanaさ~ん、こんにちは~。

ホントですよね~、淡々・・・でしたよね~。

そうそう!録画時間みて「えっ??」って思ったけど(長い!)、最後まで飽きずに観れました~。

うんうん、やっぱりhanaさん、上手い!今も台北に住んでそう!!

ヤンヤン、可愛かったですよね♪
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