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旅芸人の男ザンパノは奴隷として白痴の女性ジェルソミーナを買う。ザンパノの好き勝手な扱いに逃げ出そうとするジェルソミーナではあったが、結局離れられずにいた。
そんなある日、男は女を捨ててしまうのだが・・・。
良かったです・・・。
何もかもが哀れなんだけど、とにかくいい映画でした。
まず、ジェルソミーナ。愛される事を知らず、ただろくでもない男を愛してしまう、そんな貴女が哀れです。
ザンパノ、愛し方も愛され方も知らずに取り返しのつかない過ちを犯してしまった貴男がどーしようもなく哀れです。
私は“哀れさ”の気持ちしか湧き出なかったんだけど、映像的に無駄のない作品だとも思ったなぁ。
ラストの砂浜のシーンももちろん印象的ではあるけれど、私は、ジェルソミーナが小石を抱き締めるシーンが好き。彼女のひたむきさと素直さが純粋に表現されていたシーンのような気がする。
また観たい映画に出会いました。
1954年/伊/フェデリコ・フェリーニ
ジェルソミーナが亡くなってからの(あ、ネタバレだ)ザンパノの切ない顔がなんとも言えなくて・・・。
暗いけど、訴えかける映画やったね。
テーマ曲も印象的やったし・・・。
私さ、ザンパノがジェルソミーナの死を知った時って、高熱で亡くなったでしょ?だから、自分が置いて来ちゃったから・・って思ったのかな?って思ったの。
でも、酔っぱらってたシーンで、「俺は一人でいいんだぁーーーーっ!」って叫んでいたから、あ~、やっぱり愛していたのねって思ってさ。
でも、4~5年も経った時の話だから、すぐに愛とは思えなかったんだよね~。でも、愛してたって事なんだよね???
うんうん、あの曲は忘れられないわぁ~。とっても切なくてマッチしてるよね~。
ザンパーノに殺されちゃったピエロ役のリチャード・ベースハートは、「白鯨」にも出てましたね。
フェリーニの初のカラー作品「魂のジュリエッタ」は、一場面毎に絵画のようで本当に綺麗だった。
あ、ホントですね、イタリア映画が続きましたね~。得に意識していなかったんですけどね。
実のところ、イタリア人監督といえば、ベニーニしか思い浮かばないんですし・・・。
『アポロンの地獄』も『白鯨』も『魂のジュリエッタ』もまだ観ていないので、チャンスがあれば是非観てみたいです。
十瑠さんって凄いですね~。とても勉強になります!!ありがとうございます~。
たしかに、道ばたに落ちてある石にも、意義というか、価値というか、そういうものがあるような気がします。
フェデリコ・フェリーニ監督の映画は、私には難解なものが多いのですが、この『道』だけは素直に感情移入できます。
彼の妻、ジュリエッタ・マシーナが、夫のすべてを理解して100%の演技をしているからでしょうか。
私、ハマっちゃいました、これ。なんていうか、私の心にピタっと収まっちゃったって感じっていうか。
わ~い!アスカパパさんのあのシーン、良かったですか?嬉しい!!
あ~ん、また観たいです~~。保存版にしておけばよかったな。
イタリア映画は何作か観ているけど、監督の名前がパッと思いつくのはロベルト・ベニーニしかいません~~。えへへ。
夫のすべてを理解して・・・、素晴らしいですね~。ジェルソミーナ、ホントに良かったと思います。ステキなご夫婦なんですね~。お陰でこういう映画を観る事ができたって事で、ありがたい!!
実はですね、izhanaからのトラックバックが文字化けしておりまして、美観上美しくないので、一旦削除したいのですが、よろしいでしょうか。
再度、トラックバックをしていただけると嬉しいです。
ヨロシクお願いします。
先ほど、コメントさせて頂いたのですが、コメントも文字化けしていたら・・・と思って、管理者様のみ閲覧にしておきました。
以下コメント、重複しますがご了承下さい。
TB、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
お手数ですが削除して頂けるようお願い致します。
せっかくTBして頂いたのに申し訳ありませんでした。
時間をおいて再度挑戦してみます。
ご報告ありがとうございました。