ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

【マイ・ライフ】

2005-08-04 | 映画 マ行
LAの広告会社に勤める36歳のボブ。 妻ゲイルは妊娠中で幸せの絶頂にある筈だったが、実はボブは末期癌にかかっていて余命幾ばくもない。
生まれてくる子供にたくさんの事を伝えようとビデオ撮影を始めたが・・・。

1993年/米/ブルース・ジョエル・ルービン


意識ボー状態で観たので、正直、あんまり泣けなかったなぁ。
それと、どうしても自分なら?と考えながら観てしまったので、余計集中できなかったのかも・・・。

う~ん、やっぱり、自分だったらって考えちゃうかなぁ。
自分が死ぬ時、自分が死ぬと分かった時、どうするだろう・・・。
ボブと同じ状況(症状)として考えたなら、私は独りで死ぬ事を望むかもしれない。
夫に迷惑かけたくないし、辛い思いをさせたくない。そういう姿を見る方が自分が死ぬ事より辛いと感じるかもしれないから。
男と女の違いもあるかもしれないけど、うちの夫に病人のお世話はできないと思うし・・・。慣れない事をさせて四苦八苦させたくないな、やっぱり。
やっぱり、やっぱり、自分の事より相手の事を考えてしまう。自分はコントロールできても、相手の心はコントロール出来ないんだから、だから、私の事で不快な思いをさせたくないって、やっぱり思っちゃうよ。

私が死ぬ時、全てを許せるだろうか。
死ぬ時の思いが来生を左右するというなら、愛に満ちて死んでいきたいけど、そんな気持ちの余裕があるのだろうか?って思ったりもしたなぁ。
生きるのも大変だけど、死ぬのも大変だな、こりゃ。

いずれにしても、映画の善し悪しというより、全て自分に置き換えながら観てしまったので、批評的なものは書けない。
マイケル・キートン、良かったと思う。
ニコール・キッドマンはフツーかな。
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